【2024年版】イギリスでの携帯電話プランの選び方を詳細解説！～Quidco CompareかUswitchのどっちが得？～

どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方のお悩みを解決するために書いています。

イギリスの携帯電話事情

イギリスでは携帯電話はかなり安いです。物価が1ポンド＝200円を超える今でも、特にモバイルデータがかなり多めの契約をしたとしても、日本円で1万円（約50ポンド）に届くようなことはほぼなく、100ＧＢの契約をしたとしても日本円では５千円いかない程度かな、という感覚です。

私が認識しているイギリスの携帯電話の特徴はこちらのとおりです。

1. 料金が安い
2. スーパーやコンビニでSIMカードが売っていてすぐに使える
3. 日本よりも５Ｇが広まっている
4. 日本よりもつながらないケースが多い

詳しい内容はこちらの記事でご説明していますので、よろしければご参照ください。

イギリス駐在時の携帯電話プランの選び方　イギリスの携帯電話の特徴を理解してお得に利用していこうこの記事ではイギリスの携帯電話事情を知りたい！イギリスで携帯電話を保つ方法はどんなものがある？イギリスの携帯電話代は１ヶ月でどれくらい？といった疑問に回答しています。...

ぷーたの携帯電話会社選択方針

さて、そんなイギリスの携帯電話ですが、もちろん安ければ安いに越したことはありませんよね。色々な意見があるとは思いますが、ロンドン駐在4年半になる私は今までこちらの方針で携帯電話会社を選択しています。

1. Threeは避ける
2. 格安SIM（MVNO）はOK
3. 端末不要のSIM onlyの契約にする
4. EUローミングあり
5. MNP(電話番号の移動が可能)

簡単に内容を説明します。

Threeは避ける

まずはThreeは避けたほうがいいと私は考えます。これは反論もあることは承知しています。ですが、私との相性の問題なのかわかりませんが、Threeの安定性には疑問があるのです。私も最初はいいと思っていたのですが・・スピードも速いし、料金も格段に安い。でもつながらない時があるんです。

どんな携帯電話会社だってつながらないときはあるよ！Threeはぜんぜん使えるよ！というご意見、ごもっともです。でも、私の場合Threeはつながらないときが結構あるんです。

一時的な切断とか、そういったレベルではあるのですがこれが結構なストレスでして・・。私だけなのかもしれませんが、このストレスに耐えきれず私はThreeは使いません。

Threeを避けるということは、Threeの回線を使用するこれらの格安SIMも使えない、ということになります。気持ち的 は残念ですが、仕方がありません。

格安SIM（MVNO）はOK

私のルールでは、格安SIM（MVNO）はOKとします。MVNOとは仮想移動体通信事業者、MVNO:Mobile Virtual Network Operator）のことで、自分の会社で携帯電話回線設備をもっておらず、キャリアの設備を貸してもらって運営する会社のことですね。

MVNOとしての利用履歴はGiffgaffやTesco Mobile、Virgin Mediaなどがありますが、いずれも問題を感じていません。サッカースタジアムなどではおそらく格安SIMは通じづらいといった問題は認識していますが、キャリアであれば絶対につながるという保証もないですし、私としては問題ないと思います。

また、町中で使いやすいかどうかという点も、元々イギリスでは町中で携帯電話が通じにくく、特に建物の中に入ってしまうと簡単に圏外になってしまいますので、MVNOだから問題があるということにはならないと考えます。

端末不要のSIM onlyの契約にする

携帯電話の契約ですが、我が家では基本的にSIM onlyの契約にしています。日本では、携帯電話契約とともに端末を購入するとかなりの安価で手に入れることができるのですが、イギリスでは金利が高いからなのか、そこまで安い印象がありません。正直なところ端末を自分で購入して、SIM onlyの契約にしてしまったほうがトータルコストとしては安いのではないかと思います。

もちろん端末によっては端末つきのプランにした方が安いこともあるかもしれませんので、一度確認されることをオススメします。

EUローミングありのプランにする

これは旅行や出張がどれくらいあるか、というのにもよりますが私はEUローミングありのプランにしています。

EUローミングありというのは、イギリス国外に出た際に、追加料金無しでイギリスにいるのと同じように携帯電話を使えるということです。

ほとんどの携帯会社はEUローミングありとなっていますが、例えばVodafoneはプランによってEUローミングが含まれていないものがあり、欧州各国でイギリスで契約したVodafoneの携帯電話を使用するには1日2.42ポンドまたは8日12ポンド、15日17ポンドという別のプランを購入する必要があります。こうした追加料金を支払う場合、いくら基本プランが安かったとしてもトータルコストが高くなってしまう可能性がありますので、できる限り避けたいです。もちろん、イギリスからそれほど出ないのであれば、気にすることはありません。

MNP(電話番号の移動)が可能

これは一応書いておく、というレベルの話なのですが今使っている携帯電話番号を維持する必要がありますので、MNPが必要です。とは言え、イギリスの場合SIMを購入すればいつでもMNPが可能ですので、心配する必要は全くありません。

日本の場合、契約時に番号の移動を申請する必要があったかと思いますが、イギリスの場合は後でも大丈夫です。最初に別の用途で利用開始した別の電話番号のSIMに、今お使いのSIMの電話番号を移動させることも可能です。

やり方は別記事で解説したいと思います。

ぷーたの携帯電話会社利用履歴

我が家で利用してきた携帯電話会社の履歴は下記のとおりです。

基本的に毎年携帯電話会社を変えています。この理由は、イギリスの携帯電話会社は基本的に釣った魚にエサをやらないタイプで、同じ契約をし続けるにもコストがどんどん上がっていきます。コストが上がる理由としては、

最初の毎年4月の値上げは4%程度なので大したことがないと言えばないのですが、値上げされるのはやっぱり納得がいきません。しかし問題なのは2番目の契約更新による値上げです。新規顧客獲得のために、各携帯電話会社は魅力的な価格設定でお客さんを呼び込みます。ですが一度契約したお客さんは面倒な手続きをして携帯電話会社を変えることをしないことが多いため、契約をし続けるお客さんにはサービス価格を上げてもいいや、という感じで露骨に値上げをしてくることがあります。

もちろんすべての携帯電話会社、プランに当てはまるわけではありませんが、もし同じ携帯電話会社を利用し続けるのであれば、プランの更新時に受け取る通知はよく確認しておいた方が良いと思います。我が家の場合はこうした値上げを許せないタイプなので、必ず携帯電話会社を切り替えています。

乗り換えることでキャッシュバックサイトでのキャッシュバックや、携帯電話会社が独自におこなうキャンペーンを利用可能で、携帯電話料金を下げることができますよ。

2024年版の携帯電話プラン検討

さて、2024年のイギリスにおける携帯電話会社選びはどのようにするか？ということになりますが、今回は以下の条件で選んでみます。

今回は、3つの方法で比較検討してみます。いずれもQuidco経由での携帯電話プラン探しになります。

Quidcoはイギリスのキャッシュバックサイトで、非常に多くのWebサービスを対象としています。Quidco利用者の平均的キャッシュバック金額が年間で280ポンド(約56,000円)となっています。私も4年半のロンドン生活の平均で260ポンド(約52,000円)のキャッシュバックを受けています。

こちらでQuidcoについて詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。

【2024年版】イギリス在住者必見！キャッシュバックサイトQuidcoの完全利用ガイド～ポイ活でお得に買い物しよう～この記事では、日本ではモッピーやちょびリッチのようなポイントサイトを使っていたけど、イギリスにはそういうものはないの？イギリスのキャッシュバックサイトの使い方を教えてほしい！キャッシュバックサイトQuidcoで使えるサービスは？という疑問にお答えしています。...

Quidcoから携帯電話会社を探すポイント

Quidcoを利用して携帯電話会社を探す場合、基本的に以下の3つの方法があります。

1番目と2番目は日本で言う価格.comのような比較サイトで携帯電話会社のプラン間で比較をするものです。この2つを見て自分にあったプラン、かつコストパフォーマンスが最もいいものを探します。これだけでもいいかもしれませんが、念のために3番目の特定の携帯電話会社に行った方が安いかどうかを確認して、最終的に契約する方法を決めます。

面倒くさいかもしれませんが、どちらにしても自分にあったプランを知るためには比較してみることが一番だと思いますので、最初のQuidco Compareだけでもお試しすることをオススメします。

ステップ1：Quidco Compareでプランを比較する

まずはQuidco Compareを見てみます。Quidco Compareは携帯電話やブロードバンド、保険契約などを比較することのできるポータルサイトです。

早速見てみましょう。

QuidcoのWebサイトを開いて、上部の検索窓にmobile phoneと入力して検索します。なお、事前にQuidcoの会員登録をしておくとキャッシュバックをすぐに受けられますので、是非こちらでお試しください。会員登録自体は無料ですので気軽に登録して大丈夫です。

検索結果から Quidco Compare SIM only Contractsを選択します。

Quidco Compare SIM only Contractsのサイトに来ました。12ポンドのキャッシュバックが明記されていますね。12ヶ月契約であれば、月1ポンド安くなるということですね。

早速FIND DEALSのボタンを押して、中を見てみましょう。今回はSIM onlyにしますので、Compare SIM only dealsを押します。比較サイトの画面に入りました。左側のFiltersで、自分の条件を選択することが可能です。いくつか条件を設定してみます。

Monthly cost(£)を8、Data(GB)を10～20GBにしてみます。
早速、プランが表示されました。トータルコスト順に並んでいます。一番上のtalkmobileは私の利用したことがある携帯電話会社のため、今回は避けて2番目のLEBARAを見てみます。

ここで各プランを見る上での注意点をご説明します。データ使用量はすでに指定済みですので、基本的には下記の4点をチェックします。

このLEBARAのプランだと、

ということになります。このプランは1ヶ月で解約可能なプランではありますが、一応1年は利用する前提で計算しています。毎月乗り換えてキャッシュバックを手に入れていくという方法もないことはないかもしれませんが、流石にそこまでするのは手間ですよね。

この時点でこのLEBARAのプランをQuidco Compareで契約してしまってもいいのですが、今回は他の2つの方法も見てみましょう。

ちなみにQuidco Compareの場合下記のようなオファーがある場合もあります。赤枠の部分に£12 cashback rewardと書かれています。この場合、Quidco Compareで12ポンドのキャッシュバックを受けた上で、リンク先のfonehouseというサイトで12ポンドのキャッシュバックを受けることが出来ます。つまりキャッシュバックの両取りがかのうということですね。

ステップ2：Quidco+Uswitchでプランを比較する

次は、Quidco経由でUswitchというサービス比較サイトを利用してみます。

先ほどと同様にQuidcoのWebサイトを開いて、上部の検索窓にmobile phoneと入力して検索します。

すると、検索結果の中にUswitchが見つかると思います。こちらをクリックして、Uswitchの詳細へ進みます。

このUswitchの紹介画面で、Quidco経由でUswitchのSIM only契約を結ぶと11ポンドのキャッシュバックが得られることがわかります。早速、Get cashbackを押して比較を始めましょう。なお、いくつかGet cashbackのボタンがありますが、どのボタンを押しても大丈夫です。for a new mobile contrac(端末つき契約)のボタンを押してSIM onlyの契約を結んでもキャッシュバックはもらえます。なお、画面の少し下にキャッシュバックを受ける条件が書いてあります。これを守らない場合、キャッシュバックが拒否されてしまいますので注意しましょう。

Uswitchの条件で重要なものは下記のとおりです。

このうち、キャッシュバックは1アカウントにつき18ヶ月に1回のみというのは、ブロードバンド契約ならばまだしも、携帯電話やの乗り換えには利用しづらいですね。

Uswitchは私も結構利用していて、2023年には6月、7月と連続して利用しており、キャッシュバックを受けられていましたので、規約が変わったのかもしれません。規約はしょっちゅう変わりますので、よく確認するようにしてください。せっかくの規約に反してキャッシュバックがもらえない、というのは避けたいですよね。

先ほどのUswitchの画面でGet cashbackを選択すると、下記の画面が出てUswitchのWebサイトに移動します。

UswitchのWebサイトに来ました。Quidco compareと同様に条件の選択画面が見えています。

Sort byでMonthly cost順に並び替えて、Filter byで条件としているMonthly costをUp to £10、Dataを10GB＋と指定します。

先ほど見たLEBARAののプランが一番上に出ていましたね。こちらを見てみましょう。キャッシュバック額は11ポンドで確定していますので、月額利用料、契約期間、EUローミング有無をチェックしていきます。ちなみに、Uswitchでは利用するMNO(携帯電話サービスを自社で運営するメガキャリア)の情報も見られますので、こだわりがある場合は便利です。

さて、UswitchのLEBARA15GB契約の概要を見てみましょう。

先ほどのQuidco compareでは4.62ポンド/月でしたので、0.37ポンド/月だけ高いことになりますね。

ステップ3：Quidco+携帯電話会社でプランを確認する

最後に念のため、という形ではありますがQuidcoから携帯電話会社LEBARAの公式サイトにアクセスして15GBの契約の月額利用料を確認します。

QuidcoでLEBARAをチェックすると、40ポンドまでのキャッシュバックが得られることが書かれています。詳しく見てみましょう。

LEBARAのキャッシュバック詳細が出てきました。

下の方に行くと15GBで9ポンドのキャッシュバックが受けられることがわかります。Get cashbackを押してLEBARAのサイトに移動しましょう。LEBARAでもどのボタンを押してもキャッシュバックが受けられますが、個別のプランのボタンを押すとそのプランのサイトに飛ぶことが出来ますので、便利です。

LEBARAの契約詳細が表示されました。基本的にはQuidco compareやUswitchで見たものと同じです。

公式サイトでの申し込みは高いですね。8.15ポンド/月となっています。

月額利用料の比較結果

さて、今回はLEBARAの15GB1ヶ月契約プランを比較しました。一覧で比較してみました。

Quidco Compare	Quidco＋Uswitch	Quidco＋LEBARA
£4.62/月	£4.99/月	£8.15/月

Quidco Compareが一番安いですね！それでは今回はこちらのQuidco Compareで申し込みをしてみましょう。

Quidco Compareでの申し込み方法

さてここからはQuidco Compare経由での申込み方法を説明します。先ほど見たLEBARAのプランを表示して、Visit nowを押します。

LEBARAのWebサイトでプランが表示されました。先ほどのQuidco→LEBARAで見た際には9ポンドと書いてありましたので、大きな違いですね。

早速申し込みしてみましょう。個人情報を入力してCONTINUEを押します。

価格が表示されますので、確認してPROCEED TO PAYMENTを押します。ちなみにここでは6.99ポンド/月と書かれていますが、ちゃんと3ヶ月間は1.49ポンドになりますのでご安心ください。

支払い方法を入力していきます。

こちらの記事でご紹介していますが、イギリスでクレジットカード払いをする際には、私はクレジットカードの還元率の観点から、私はBritish Airways AMEX Cardをオススメしています。

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ただし、この紹介キャンペーンは「カード発行から3か月以内に￡2,000利用」という条件は適用されますので、必ず満たすようにしてください。つまり、カード発行から３ヶ月以内に£2,000以上利用すれば、10,000Avios（£128相当）が手に入ります。

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支払いが終わると、このような画面が出てきます。後はSIMの到着を待つだけです。

まとめ

以上、イギリスでお得に携帯電話契約を選択する方法を解説しました。今回のLEBARA15GBプランではQuidco Compareが最も安い選択肢となりましたが、他の会社、プランでは別の結果が出るかもしれませんので、すべての方法を試した方がいいでしょう。

今回の記事のまとめです。

ありがとうございました。