どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方のお悩みを解決するために書いています。
- イギリスのスーパーマーケット事情を教えて欲しい!
- イギリスのスーパーの会員カードにはどんなものがある?
- イギリスのスーパーのポイントシステム+特典でオススメなのはどこ?
こちらの記事は、2021年に執筆したスーパーマーケットのポイントシステムランキングを2025年版にアップデートしたものです。当時から4年弱が経過して各スーパーマーケットの状況も変化しています。当時の記事を下記のリンクに置いておりますので、もしよろしければご覧ください。

イギリスのスーパーマーケット事情
2021年後半から食品価格は上昇
イギリスでの生活になくてはならないスーパーマーケットですが、2021年以降は買い物をしてて嫌になるくらいの値上げが続きました。理由はBrexitによるイギリスからのEU圏労働者流出やロシア・ウクライナ戦争によるエネルギーコスト上昇など様々ありますが、牛乳やパン、肉や野菜など生鮮食料品が値上げされ、オーバーな言い方になりますがスーパーに行くたびに何かしらの値段が上がっている、という状況でした。
2023年以降は物価上昇傾向も落ち着いたように見え、若干値段が下がるものも出てきてはいますが、2021年頃と比べると大きく値段は上がっています。
体感だけでは説得力がありませんので、データでも見てみます。こちらはBBCニュースの「Food prices see first fall for two years as stores compete」という記事の引用ですが、2021年後半から食品の物価は上昇し、2023年4月には、前年と比較した価格上昇率が15.7%となったことを説明しています。その後物価上昇率は下降し始めたものの、上昇し続けていることには変わりありません。
物価の高騰を受け、各スーパーマーケットはそれぞれ対応が求められました。この物価高へどのおうに対応したかによって、現在のスーパーマーケットのシェアにも変化が出ています。
イギリスのスーパーマーケットのシェア
イギリスのマーケットシェアの変化を下記のグラフでみてみましょう。こちらはイギリスのロンドンに拠点を置く国際的な市場調査会社であるKantarのWebサイトで確認できるイギリスのスーパーマーケットのシェアの比較です。上が2024年12月末、下が2021年1月末のシェアとなります。このグラフからは下記のことがわかります。
- Tesco(27.3%→28.5%)、ALDI(7.9%→10.0%)、Lidl(5.6%→7.3%):シェア増加
- ASDA(14.4%→12.5%)、Morrisons(10.4%→8.6%)、Co-op(6.00%→5.30%):シェア減少
- Sainsbury’s (15.9%→16.0%)、Waitrose(4.9%→4.6%):ほぼ横ばい
比較的価格の安いASDAやMorrisonsがシェアを下げる一方、Tescoがシェアを伸ばしています。また、ALDIやLidlはシェアを拡大しており、このデータからはASDAやMorrisonsといった安めのスーパーを好んでいた層が、物価上昇を受けて生活費を抑えようとALDIやLidlへとシフトしたことが考えられます。一方でTescoへもASDA、Morrisonsから移動していると考えられ、ASDA、Morrisonにとっては厳しい状況といえます。イギリスでも消費者層の2極化が進んでいるということなのかもしれません。
イギリスのスーパーチェーンの格付け
イギリスのスーパーチェーンの会員カードシステムを見る前に、まずはスーパーマーケットの格付けについて見ていきたいと思います。
イギリス駐在員に長く伝わってきた話で、住居を決める際にゴミ袋として使っている袋がどこのスーパーのものかを見れば、住民の所得の想像がつくからチェックすべき、という話があります。もう少し踏み込んで言うとLIDLやASDA、Morrionsの袋だったら注意したほうがいい、ということだったようです。
ですが今はスーパーのゴミ袋は無料ではないですし、スーパーに対する価値観は多様化していると考えられますので、そういった住居の選び方はできないと私は考えます。のだと思います。ですが、スーパーの格付けというのはイギリスで生活するのであれば理解しておいた方がいいと考えます。
私が周りの人に伺った意見と、5年間イギリスで生活してきた体感でイギリスのスーパーチェーンの格付けを作るとこのようになります。
高級スーパーという位置付けのM&SとWaitroseは、店舗内のクリーンさやスペースの広さ、品揃えや商品のクオリティすべてが他のスーパーのレベルを上回っています。この2つは別格という感じですね。
それに続くのはTescoとSainsbury’sで、この2つが一般庶民向けの上位スーパーと言えるでしょう。Co-opは日本の生活協同組合と似たような形となっていて、消費者側も会員としてスーパーの経営に参加する形となっています。そのため他のスーパーとは成り立ちが異なっていますが、イギリスのスーパーの中では中位あたりに位置すると考えています。
その下に来るのがASDAとMorrisonsです。この2つは格安スーパーというよりは、通常のスーパーの下位という位置づけとしています。店舗の清潔さや品揃え、店員の質などはTescoとSainsbury’sには及ばないものの、価格は安くて使いやすいと感じるのが私の感覚です。質がある程度許容できて、価格は安いので我が家ではメインの買い物先となっています。
スーパーチェーンの会員カードをランキングで紹介!
さて、ここからはスーパーチェーンの会員カードについて、ランキング形式で紹介します。このランキングはスーパー自体のお得さとは別に、会員カード自体のお得さに注目したランキングとなります。
1位:Tesco「Clubcard」

お得度 | |
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入会金・年会費 | 無料 |
ポイント獲得 | ・Tesco、Tesco Mobile、F&F、Tesco Cafeでの£1の買い物に付き1Clubcardポイント ・Tesco fuelでの給油は2リットルごとに1Clubcardポイント ・Tesco BankのClubcard Pay+で支払うと£1ごとにClubcardポイント |
ポイント還元率 | ・150Clubcardポイント=£1.5の商品券に交換(還元率1.0%) ・リワードパートナーとして指定されているRACやPizza ExpressではClubcardを2倍の価値として利用可能 |
ポイント利用期限 | ・Clubcardポイントは2年間獲得がないとアカウントが抹消される ・Clubcardポイントを交換した商品券の有効期限は2年間 |
オススメするポイント | ・提携先の数はあまり多くないが、還元率1%は他のポイントカードにはない大きな魅力 ・ポイント利用も商品券交換後も期限が長く、安心して使えるカード ・Clubcard会員はClubcard Price商品の割引を受けられる ・Tesco Clubcard会員はScan as you Shop(セルフスキャンでの買い物)が利用可能 |
2位:Sainsbury’s 「Nectar Card」

お得度 | |
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入会金・年会費 | 無料 |
ポイント獲得 | ・Sainsbury’sでの£1の買い物に付き1ポイント ・Nectarパートナーの利用でもポイントが貯まる ・週替りのボーナスポイントキャンペーンでポイントが貯めやすい |
ポイント還元率 | ・500Nectarポイント=£2.5の商品券に交換(還元率0.5%) ・British AirwaysのAviosに400Nectar Point⇔250Aviosで交換可能で、還元率は0.8%(計算方法はこちらの記事を参照) ・その他にもNectarパートナーでの利用も可能 |
ポイント利用期限 | ・Nectarポイントの利用期限なし(ただし12ヶ月間ポイントの利用or獲得のないNectarアカウントは閉鎖の可能性あり) |
オススメするポイント | ・意識せずにポイントがプラスされていることがあるキャンペーンなど) ・クリスマスシーズンに2~3倍でポイントを使えるキャンペーンあり ・British AirwaysのAvios交換でお得に交換可能! ・Nectar Pricesの表示のある商品が割引になる ・提携先が広く、eBay、Argos、Vue、ユーロスターなどでもポイントが貯まる ・Nectar会員はSmartShop(セルフスキャンでの買い物)が利用可能 |
Nectarポイントを貯めるならBA AMEX Cardも使おう
Nectarポイントを貯めるならBritish AirwaysのAviosに交換するのがお得な利用法です。BA AMEX Cardを決済に使えばSainsbury’sでの買い物ではNectarポイント分0.8%+BA AMEXカード使用で貯まるAvios1.28%=2.08%の還元率です。
それに加えてBritish Airways AMEX Cardを年間£15,000以上使用すれば、British Airwaysの特典航空券利用時にどの区間・クラスでも同伴者1人分の航空券が無料になるCompanion Voucherがついてきます。
イギリスで最初に持つならオススメのBritish Airways AMEX Cardは、入会特典で6,000Avoisもらえるのも魅力ですが、下のボタンから紹介キャンペーンで入会するとさらに4,000Avoisを加えて、合計10,000Avios(£128相当)がもらえます。
なお、ボーナスAviosをもらうには、「カード発行から3か月以内に£2,000利用」という条件がありますので、ご注意ください。
4,000Avois追加プレゼントはこちらから↓
3位:ASDA 「ASDA Rewards」

お得度 | |
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入会金・年会費 | 無料 |
ポイント獲得 | ・マイルストーン:1ヶ月の累計利用額に対して付与(£50で50ペンス、£100で50ペンス・・など) ・ミッション:一定の期間に特定カテゴリーの商品の購入金額目標をクリアすると付与(肉・魚類を£20購入で£2、清掃用品3品購入で50ペンスなど) ・スタープロダクト:特定商品購入時にポイント付与 |
ポイント利用 | ・£1以上から£1単位で買い物に利用可能な商品券に引き換え可能 |
ポイント利用期限 | ・ポイントは6ヶ月間経過した月末に消滅 ・商品券の有効期限は30日間のため要注意 |
オススメするポイント | ・還元率は1%程度だが、累計金額によるポイント付与かつ金額が大きいため満額獲得は難しい ・ミッションを狙ってクリアできれば還元率はTesco Clubcard以上になるかも? ・ASDA Rewards会員はASDA Scan&Go(セルフスキャンでの買い物)が利用可能 |
4位:Morrisons「More Card」

お得度 | |
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入会金・年会費 | 無料 |
ポイント獲得 | ・商品1個毎に5ポイント獲得(オンラインショップやMorrisons商品を購入できるGroceries on Amazonでも同じ) ・More Fivers指定商品を購入するとポイント大幅アップ |
ポイント利用 | ・5,000Moreポイント(1,000個の買い物)で£5の商品券に交換可能。1個£1で購入すれば還元率は0.5% |
ポイント利用期限 | ・5,000Moreポイントを貯めた時点で£5の紙の商品券に自動交換されるため注意(アプリで設定すればデジタル商品券にすることも可能) ・Moreポイントは獲得後12ヶ月で失効 ・More Cardを12ヶ月利用していないとアカウント削除 |
オススメするポイント | ・通常よりもポイントが貯まるPoints Boosterオファーあり ・More Card会員向け割引More Card Priceの利用が可能 ・Baby ClubやStudent Clubなど、要件に該当する場合入会でき、さらなる特別オファーあり |
5位:Co-op 「Membership」

Membershipに入会するメリットとしては、幅広い会員専用価格Member priceでの購入が可能な点が挙げられますが、過去のCo-opを知っていると少し魅力が薄いような気もします。
お得度 | |
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入会金・年会費 | 入会金£1、年会費は無料 |
ポイント制度 | なし(会員専用価格Member Priceでの購入が可能) |
オススメするポイント | ・Co-opをよく利用するのであれば、£1を支払って会員になる方がお得になる |
6位:Waitrose「myWaitrose」

お得度 | |
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入会金・年会費 | 無料 |
ポイントシステム | なし |
オススメするポイント | ・お買い物時にテイクアウトの無料コーヒー紅茶サービス ・木曜日はチーズ、金曜日は魚、土曜日は肉が20%Off(指定のもののみ) ・その他各種キャンペーンあり |
7位:Marks & Spencer「Sparks Card」

お得度 | |
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入会金・年会費 | 無料 |
ポイントシステム | なし |
オススメするポイント | ・購入履歴に応じたオファーが受けられる ・会計時にSparks Cardを提示すると、1ペンスが慈善団体に寄付される(慈善団体は自分で選択可能) |
番外編:Boots「Advantage Card」

Bootsはスーパーマーケットではなくドラッグストアですが、お得で私も利用しているため番外編としてご紹介します。Advantage Cardはかつて4%の還元率でしたが、2023年5月に還元率が3%となってしまいました。ですが依然高い還元率となっており、持っておきたい1枚です。
入会金・年会費 | 無料 |
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ポイント獲得 | ・買い物£1ごとに3ポイント ・ポイント獲得率アップ(£40で400ポイントなど)や特定商品購入でのポイント獲得あり |
ポイント還元率 | ・1ポイント1pとして支払時に使用可能(還元率3.0%) |
ポイント利用期限 | ・4年間Advantage Cardを使用しないとアカウント削除 |
オススメするポイント | ・還元率が高い ・会員にBoots自社ブランドの10%割引 ・学生は10%割引、赤ちゃん製品はポイント2倍など(いずれも要登録)、さらなるお得なオファーもあり |
スーパー利用にはJamDoughnutでポイント三重取り!
スーパーマーケットを利用してポイントを貯めていくのであれば、クレジットカードを利用することで「スーパーのポイント+クレジットカードのポイント」のポイント二重取りが可能です。
ですが、これにJamDoughnutというサイトでのギフトカード購入を加えると、「スーパーのポイント+クレジットカードのポイント+JamDoughnutのポイント」でなんとポイントが三重取りできます。
仕組みについて簡単に説明しますと、JamDoughnutというサイトは、スーパーマーケットで使用できるギフトカードを購入できるサイトです。そして、このJamDoughnutというサイトでギフトカードを購入すると、数%のポイントが得られます。
一つ例を出して説明します。
(例)Tescoで£50の買い物をする際に、BA Amexカードを使ってJamDoughnutでTescoのギフトカードを£50分購入して支払した場合
- JamDoughnutでのTescoギフトカード£50購入:£1.3分のポイント(クレジットカード利用で2.6%還元)
- BA Amex利用£50:£0.64分のAviosポイント(1.28%還元)
- Tescoでの買い物£50:Tesco Clubcardで£0.5分のポイント(1%還元)
つまり、合計で£2.44分のポイントバック(4.88%還元)!
1つ1つは細かいパーセンテージですが、合計すると5%近い還元になりますので是非利用したいところですね。
なお、JamDoughnutは入会金や年会費は一切かかりません。今なら登録キャンペーンを実施しており、初回利用登録登録の際に「CRIU」のプロモーションコードを入力して、初回のギフトカード購入を完了すると、プロモーションコードによる3ポンドのキャッシュバックが得られます。
具体的には、アプリまたはPCでの利用登録時に、下記の画面でCRIUと入れておくと、最初のギフトカード購入を済ませた際に3ポンド相当のポイント(300ポイント)を入手できますのでよろしければご利用ください。
JamDoughnutについては、利用登録から実際の利用までの流れを含め、こちらの記事で解説しています。プロモーションコードの入力方法もわかりやすく説明しています。

まとめ
以上、2025年版のイギリスのスーパーマーケットの状況と会員システムのランキングを説明しました。ここでまとめておきます。
- イギリスのスーパーマーケット事情
ー2021年後半から食品価格が上昇、2023年後半には落ち着きつつあるが依然として価格は高い
ーイギリスのスーパーマーケットのシェアは2021年→2024年でTesco、ALDI、Lidlがシェア増加、ASDA、Morrisons、Co-opがシェア減少となっている - イギリスのスーパーチェーンの格付けはM&S、Waitrose→Tesco、Sainsbury’s、Iceland、ASDA、Morrisons→Lidl、Aldiの準となっている(あくまでも個人の感想です)
- イギリスのスーパーチェーンの会員システムランキング
1位:Tesco「Clubcard」
2位:Sainsbury’s「Nectar Card」
3位:ASDA「ASDA Rewards」
4位:Morrisons「More Card」
5位:Co-op「Membership」
6位:Waitrose「myWaitrose」
7位:Marks & Spencer「Sparks Card」
番外編:Boots「Advantage Card」 - スーパー利用には、
ーJamDoughnutでのギフトカード購入によるポイント
ーBA Amexなどクレジットカードのポイント
ースーパーのポイントシステム
でポイント三重取りが可能!
ありがとうございました。