どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方の疑問を解決するために書いています。
- ロンドンの駐在員はどのくらいの資産を持っているの?
- イギリスで暮らしていると2ヶ月でどれくらい資産が変化するの?
- 2024年12月から2025年2月の投資環境の変化はどうなった?
海外駐在員の懐事情:収入と支出
今回の記事は2ヶ月に1回お届けしている、ロンドン駐在員の資産が2ヶ月でどれくらい変化するのか?についてお伝えします。この記事の対象期間は2024年12月→2025年2月の2ヶ月間となります。
前回2024年12月の記事はこちらになります。

まずは海外駐在員の収入と支出の懐事情について説明します。
海外駐在員の収入

海外駐在員は下記の理由からかなりお金を貯めやすい環境にいると言えます。
- 海外赴任手当などの手当が多くもらえるため、日本にいるときよりも給料が多くなる
- 住宅や自動車費用など生活費の一部を会社が負担してくれるため、コストが安い
- イギリスの税金は会社が支払ってくれて、日本の税金もかからない
私がもらっている給料については、こちらの記事で解説しておりますのでご参照ください。

まとめると、
日本勤務時の額面金額は、
日本勤務時:900万円→イギリス駐在時:1,380万円
手取り金額は、
日本勤務時:660万円→イギリス駐在時:1,276万円
と、相当なアップをしています。
海外駐在員の支出

海外駐在先によるため一概に言うことはできませんが、海外駐在で給料を多くもらえていたとしても、お金がどんどん増えていくというわけではありません。私の生活しているロンドンでは、出ていくお金も非常に多いです。
まとめるとロンドンでは物価が日本と比べてかなり高く、
- 住宅費は都心のタワマンに住むくらいのイメージ(会社が住宅費の大部分を負担してくれるので持ち出しはあまりなし)
- 食費・外食費も総じて高い
- トイレットペーパーやティッシュペーパーなど日用品も高い
- 光熱費は3倍!
- 教育費やスポーツの月謝も倍くらい?
- 通信費やレジャー費用はそこまで高くない!?
- 月収のうち、半分くらいで生活は可能
- 教育費・娯楽費・旅行代をどこまで使うかで貯蓄が決まる
といった事情から生活費は非常に高いです。
こちらの記事で項目別の月あたりの支出額について書いていますのでよろしければご参照ください。

日本円ベースで計算した月当たり生活費の推移はこちらになります。ちなみに為替レートは1ポンド=190円で計算しています。旅行代を多く支払った2023-24年と比べれば2024-25年は下がっていますが、2年前の水準には戻っていません。生活レベルが上がったというよりは物価の上昇の影響を受けているという印象ですが、引き締められるところはもう少し引き締めるべきだと思っています。
もう少し項目をまとめた表を見てみます。教育費+娯楽費+旅行代が突出する傾向に変わりはありません。もう少し下げたいですが、さまざまな制約やストレスのある海外生活では娯楽や旅行は必要ですので、あまり下げるのも望ましくはないため、難しいでしょうね。
それぞれのパーセンテージを見てみます。教育費+娯楽費+旅行代のレベルは高いことがよくわかります。金額ベースではだいぶ下がった印象でしたが、パーセンテージで見ると前年とほとんど変わっていません。
資産運用方針の確認

イギリスの資産運用方針はTrading212中心
さて、今回の記事の中心となる前回2024年12月から2025年2月で資産状況がどう変化したかについてお伝えします。まずは資産運用の方針ですが、昨年12月から私の資産運用方針は、変わっていません。
2024年12月時点の資産運用方針は下記の通りで、それを今も継続しています。
- 生活費口座(Lloydsの普通預金口座)に100ポンド程度、すぐ出せる貯蓄口座(Chase、金利3.5%)に1,000ポンド程度の資金を入れておく
- 余剰資金はTrading212のCash ISAに入れて4.9%(2025年2月現在)の非課税利息を稼ぐ
Chaseの貯蓄口座は思ったよりもずっと使い勝手が良く、普通預金口座と同じように支払や口座引落(Standing order)にも使えるので、今ではメガバンクのLloydsよりもメインバンクとして使うようにしています。Mastercardでは破格の1%というキャッシュバックを受けられるChaseデビットカードについては、こちらの記事で特徴や口座開設方法を詳しく解説しています。

私のイギリスでの資産運用は上記の通りメインはTrading212でおこなっています。Trading212は銀行預金のようなもの(厳密には銀行ではなく、Trading212が銀行等の金融機関に預ける方式となっています)で、株式や投資信託を購入する手間がなく、Trading212の口座にお金を入れておくだけで年4.9%の金利をISAの非課税で受けることができます。
このTrading212のCash ISA口座は
- Cash ISAのため利息は非課税
- 2025年2月現在、年利4.9%のCash ISA口座を提供
- Flexible Cash ISAのため自由度が高い
- 入出金の回数制限や金利低下などの制約がなく自由度が高い
- 手数料は一切なし!
といった特徴がある、Cash ISAの中でも非常に使い勝手の良い口座です。口座開設方法を含め、こちらの記事でご紹介しています。

イングランド銀行の利下げがどこまで進むか?
Trading212で資産運用している私としては、イングランド銀行の利下げが進んでいることが気になっています。これは2024年11月7日に金利を5%から4.75%に引き下げたイングランド銀行は、2025年2月6日にさらに4.75%→4.5%に金利を引き下げる決定をしました。(Trading EconomicsWebサイト)。
Trading212の金利が10月→2月で5.1%→4.9%と下がっており、この記事を書いている時点では4.9%を維持していますが近いうちに4.7%程度まで下がるでしょう。私としては、4.5%を切らなければ別の資産運用にシフトはしない予定ですが、利下げの動向には注目せざるを得ません。
ちなみに私の資産運用の方針は、山崎元さんという経済評論家の方の考え方がベースになっています。多くの著書を読ませていただいたのですが、今回紹介したいのはこちらの「ほったらかし投資術」という書籍です。基本的には
- 投資に時間をかけない
- 投資にストレスを持たない
ことで、人生を楽しむということを目指すというものです。あまり複雑な投資方法を勉強しても、結果が出るかはわからないからできるだけ投資判断を簡略化してまずは十分な資金を作ろう、ということを目指しているのだと考えています。
2024年12月から2025年2月にかけての投資環境
ここからは、2024年12月から2025年2月にかけての投資環境について説明します。私はロンドン駐在員ということもあり、ポンド円相場についてまず見ていきます。
グラフで見ると非常にわかりやすいのですが、上で見た2024年11月と2025年2月の利下げのタイミングでポンド安が進んでいます。
引用:楽天証券英ポンド/円チャートより
ロンドン駐在員は基本的に為替レートの変動に生計費指数を反映した物価調整を加えて給与が決まっていますので、もらえるポンドの給与はそこまで変わりません。日本に帰国してポンドを日本円に変えるときのことを考えるとポンド高の方がいいという考え方もありますが、あまりにポンド高が進んでしまうのも考えものですのでもう少しポンド安方向に動いてほしいと思っています。
続いて株式市場の動向ですが、現状イギリスでの投資はTrading212のCash ISAの預金での運用となっているため、私がイギリス以外で主に投資している先進国投資信託、米国株式に関連するNYダウ平均株価を見てみます。
昨年12月から今年2月の間でのアメリカに関するニュースといえば、やはりトランプ大統領の就任ですね。就任早々中国、カナダ、メキシコへの関税措置を発表、そして欧州に対しても同様の関税措置をとるとしています。イギリスへの対応はわかりませんが、例えばカナダではトランプ大統領の関税措置に報復関税措置をとることを発表しており、世界経済への悪影響が懸念されます。
一方で関税措置によってアメリカ経済がそれで悪化するかどうかはなんとも言えず、それがNYダウ平均株価の動向にも表れており、そこまでの落ち込みを見せていません。それよりも1月末に、中国のAI企業が開発した格安生成AI DeepSeekの最新モデルDeepSeek-R1のリリースにより高機能半導体市場の行く末を懸念してアメリカのNVIDIA株が下がり、私としては大いに気になりましたが、DeepSeekの真価がまだわからず見守るしかない状況です。引用:楽天証券NYダウ平均株価より
2024年12月から2025年2月の資産状況変化
2024年12月の資産状況
前回こちらの記事でご紹介しましたが、私の2024年12月現在の資産状況は下記のとおりでした。なお、こちらの表の為替レートは12月時点のレートで円換算したものとなります。
円グラフにすると、このようになっていました。
2025年2月の資産状況
さて、2024年12月はNYダウ平均株価が史上最高値を更新した時期だったため、大幅に含み益を増やしていましたが、年末に一度下がって1月末からアメリカ相場が持ち直してきた2025年2月の資産状況はどうなったでしょうか?元本と含み益、合計および合計/元本で計算した元本に対する資産の増加率の区分で見てみます。
なおこちらも外貨はこの記事の執筆時点のレートで日本円に換算しています。
結果として、2ヶ月前と比較してそれほど大きな変化はありませんでした。投資信託や米国株式が2024年12月→2025年2月の間では動いたものの、定点で見たところではそれほど値動いていません。一点だけ気になるところを言えば、元本部分、特に現預金が減ってしまっています。年末での出費が多かったという季節要因もありますが、できれば元本部分はマイナスにはしたくないですね。
円グラフでも見てみます。円グラフでも見てみます。2ヶ月前と大きな変化はありません。まだ高金利が続いているため、イギリスのVanguard投資信託口座はまだゼロのままとしており、現預金を多めに保有しています。

2024年6月~2025年2月の2ヶ月ごとの推移を横並びで確認してみます。昨年6月からの変化で見ると、700万円ほどの増加になっています。8月に日銀の利上げ決定による株価の暴落など変動要素はありましたが、全体的には順調に増え続けてくれています。
先にも書いたように現預金の元本部分が2月で下がっているのはあまりいいことではないので、できるだけプラスで維持できるように努めたいと思っています。
資産変動についてまとめると、下記のとおりです。
- 総資産は6,059万円→6,078万円となり20万円ほどの微増
- 元本は5万円減少(うち現預金は93万円減少)、含み益は24万円とすこし増加
今回も資産額6,000万円超を維持できています。まだまだ目標には遠いですが、着実に投資を重ねていって、大台突破を目指していきたいです。
私の投資先のメインとなっている先進国株の投資信託である、たわらノーロード先進国株式の運用成績は下記のとおりとなっています。現在の評価額は元本の216%となっておりこの結果が私の資産を大きく押し上げてくれています。推移で見ると、8月の含み益790万円→10月の含み益984万円→12月の含み益1,042万円→2月の含み益1,072万円と継続して増加してくれています。
この投資信託は長期ホールドしていきますので、増えても減ってもただ見ていくだけという方向でいきます。これもやはり先ほど紹介した山崎元さんの教えに従っているためです。
こちらは私が投資を始める際に最もわかりやすく参考になった山崎元さんの書籍「マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方」です。この山崎元さんの書かれている投資に関する解説本はとにかくわかりやすく、初心者が押さえておくべきポイントが網羅されていて、投資初心者の方は是非一度読んでおくことをオススメします。
何かを成し遂げるためには、やはり目標が大事なので宣言しておきますが、目指せ総資産1億円!を目標にこれからも資産運用に励んでいきたいと思います。
まとめ
以上、ロンドン駐在員の2025年2月の資産状況について、説明しました。今回の記事のまとめです。
- 海外駐在員の収入は給与が大幅にアップするため貯蓄には非常に有利!
- ロンドンで生活する場合、生活コストなど支出が大きく、教育費や旅行にお金をかけてしまっているとあまり貯蓄ができるとは言えない
- ロンドンで貯蓄をしたいのならばある程度の節約(旅行代など)は必要
- 筆者(ぷーた)の2025年2月現在の資産運用方針は
ー生活費口座(Lloydsの普通預金口座)に100ポンド程度、すぐ出せる貯蓄口座(Chase、金利3.5%)に1,000ポンド程度の資金を入れておく
※昨年12月からの変化なし
ー余剰資金はTrading212のCash ISAに入れて4.9%(2025年2月現在)の非課税利息を稼ぐ - 2024年12月から2025年2月にかけて投資環境は下記の通り変化
ートランプ氏のアメリカ大統領就任により中国・カナダ・メキシコへの関税措置発表、欧州にも関税措置懸念があり景気の先行きは不透明
ーポンド円相場は2025年2月6日のイングランド銀行の金利引下げ(4.75%→4.%)により円高ポンド安に振れ2月9日現在1ポンド=189円付近 - 2024年12月から2025年2月にかけて資産は下記のとおり変化
ー 総資産は6,059万円→6,078万円となり20万円増加
ー元本は5万円減少、含み益が24万円増加
ありがとうございました。