イギリスについて

イギリスのナショナルトラスト会員について詳細解説~Quidco利用でお得に入会して会費の元を取ろう~

どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方の疑問を解決するために書いています。

  • イギリスのナショナルトラストって何?
  • イギリスのナショナルトラストの会員にはなった方がいい?
  • ナショナルトラストの会員になって元を取るにはどのくらい利用すればいいの?
  • お得にナショナルトラストの会員になる方法はないの?

ナショナルトラストとは

イギリスの「ナショナルトラスト(National Trust)」は、自然や歴史的建造物を保護・管理するための慈善団体です。正式名称は「The National Trust for Places of Historic Interest or Natural Beauty」といい、日本語訳すると「歴史的名所や自然的景勝地のためのナショナルトラスト」となります。ナショナルトラストは1895年にOctavia Hill、Robert Hunter、Hardwicke Rawnsleyの3氏によって創設され、100年以上にわたり英国の豊かな自然や文化遺産を守り続けています。

ナショナルトラストの創設者にはイギリスの貴重な自然や歴史的建造物を保護し次世代に受け継ぐこと、そして保存するだけでなく誰もが楽しめるように公開するという目的があり、それが現在でも引き継がれています。ナショナルトラストは営利を目的とせず、主に会員からの会費や寄付、ボランティアによって運営されています。現在、ナショナルトラストが所有・管理しているのは歴史的な邸宅、庭園、古城、灯台、田園地帯、海岸線など500以上の場所にのぼり、ヨーロッパ最大の自然保護慈善団体となっています。

ナショナルトラストの管理する場所への訪問では、美しい風景や歴史的な場所を訪れるというだけでなく、イギリスの文化や価値観に触れる貴重な機会となっています。

ナショナルトラストが管理する施設・場所の種類

マナーハウス

ナショナルトラストが管理している施設や場所は非常に多岐にわたります。もっともわかりやすいのが、広大な敷地に立つマナーハウスです。マナーハウス(manor house)は、イギリスにおける荘園(マナー)において、地主である荘園領主が建設した邸宅のことです。代表的なマナーハウスをご紹介します。

チャートウェル(Chartwell)

ケントにあるチャートウェルのマナーハウスは、チャーチル元首相の邸宅であり、保有されていた宝物や贈答品などがそのままの形で一般公開されています。チャーチル元首相と夫人は1922 年にチャートウェルを購入し、その後40年間家族の住居として利用していました。チャートウェルの庭園には、チャーチル元首相が作った湖、家庭菜園、そして末娘のメアリーのために設計された遊び場であるメアリーコットがあります。また、ローズガーデンはチャーチル夫人が設計したバラ園で、周囲の敷地と田園地帯の景色が広がります。

クリブデン(Cliveden)

バッキンガムシャーにあるクリブデンは、当初1666年に建築家ウィリアム・ウィンドが第2代バッキンガム公爵ジョージ・ヴィリアーズの邸宅として設計し、建設されました。その後2度の焼失があり、現在のものは第2代サザーランド公爵のために1851年に建築家チャールズバリーによって建てられたものです。マナーハウス自体は、現在は高級ホテルとして運営されており、一泊のお値段は800ポンド(約15万円)ほどとなっています。

庭園・自然公園

ナショナルトラストには数多くの庭園や自然公園があります。イングリッシュガーデンの美しさを感じることのできる庭園には、18世紀頃の庭園の状態を今も忠実に保っている場所もあります。ナショナルトラストの庭園はしっかりと管理されており、四季折々の花々が咲き誇っていて、散歩するだけでも楽しいです。

ナイマンズ(Nymans)

ウェストサセックスにあるナイマンズは、1890年代からメッセル家が何世代も住んできました。ナイマンズの庭園は、19世紀後半に植物学者でデザイナーの、ルートヴィヒメッセルによって作られました。この庭園には、世界各地の重要な植物コレクションや伝統的な植物コレクションを備えており、庭園愛好家を喜ばせています。開放的な庭園のさまざまなエリアは、遺跡、彫像などを備えており一年中楽しめる美しさや魅力を堪能できます。

ヒドコート(Hidcote)


コッツウォルズにあるヒドコートは、世界的に有名なアーツアンドクラフツ風の庭園で、情熱的な植物学者であり才能あるデザイナーでもあるローレンスジョンストン少佐によって造られました。丘や起伏のある谷、石積みの壁に囲まれた庭園は必見です。

その他観光名所

ナショナルトラストではマナーハウスや庭園以外にも、歴史的な村やファームハウス、修道院の廃墟、さらには鉱山跡など、産業革命や中世の歴史を物語るさまざまな場所が管理されています。自然で言えば、ナショナルトラストはイギリスの海岸線の約10%にあたる780マイルもの海岸線を所有しており、自然保護に貢献しています。

セントマイケルズマウント(St Michael’s Mount)


イギリス南西部のコーンウォールにあるセントマイケルズマウントは、一度は訪れてみたい場所です。フランスのモンサンミッシェルと同じ名称となっていることもあり、イギリスのモンサンミッシェルとも呼ばれています。岩でできた島は時間帯によっては歩いて渡ることができず、船で渡ることになります。島には中世の教会と城があり、最も古い建物は12世紀に建てられました。

セントアグネスヘッド(Agnes Head)


こちらもコーンウォールからのご紹介になりますが、セントアグネスヘッドです。せんとアグネスは1920年代までの約400年間、100を超える錫と銅の鉱山に囲まれた鉱山の町でした。 この鉱山時代の遺跡が点在するセントアグネスヘッドでは、海岸線に沿った遊歩道を歩きながらさまざまな地形を見て楽しむことができます。

ナショナルトラストの会員制度

会員制度について


ナショナルトラストには年会費制の会員制度があり、イギリス国内外問わず誰でも加入することができます。環境保護に貢献したいという人にとっては、ナショナルトラストへの会員登録は寄付の一形態として意味があり、観光でかかるコストを節約できると同時に、社会貢献を実現できるため、会員になる価値は高いと言えます。

会員の特典

ナショナルトラストの会員になると得られる特典は下記のとおりです。

この中では、やはり施設への入場料が無料ということが大きいです。ナショナルトラストの管理する施設は無料のものもありますが、高額なものは入場するだけで数十ポンドするところもありますので、何か所か訪問するだけで元が取れます。この点は後述します。

上記に加えて、新規入会時に会費をDirect Debitの年間口座引き落としで支払うことを選択すると、ナショナルトラストのショップやカフェで利用できる10ポンドのギフトカードがもらえるという、ちょっと嬉しい特典もあります。

会費


ナショナルトラストの会費ですが、会員種別によって分かれています。2025年3月現在の会費を会員種別ごとにこちらの表にまとめてみました。

年会費としてはそれなりに高い気がしますよね。個人会員(大人)であれば96ポンド、4人家族であれば年間168.6ポンドとなっています。
イギリスの自然や歴史的建造物を後世に残していくという、長期間にわたる目的を持つナショナルトラストだけあって、生涯会費というカテゴリーが存在しています。ちなみに年会費何年分が生涯会費に当たるか、つまり何年間会員になれば生涯会費の元が取れるかというと、

  • 個人会員(成人):24.2年
  • ジョイント会員:18年
  • 家族会員(大人2名):18年

となります。個人会員だけは24.2年と長めになっている点は興味深いです。

ナショナルトラスト会費の元を取ることは可能?

決して安くないナショナルトラストの会費ですが、元を取ることが可能か検証してみました。すべてのデータは、2025年3月現在の情報に基づいています。

個人会員(大人)の場合

26歳以上の大人が対象となる個人会員は、会費が96ポンドとなっています。ナショナルトラストの入場料がかかる場所の入場料と件数は下記のとおりです。なお、入場料は小数点以下を四捨五入して表示しています。
もっとも件数の多い17ポンドの場所を6回、つまり2ヶ月に1回訪問すれば、102ポンドになりますので元が取れることになります。15ポンド以下の場所も多く見られますが、そうした場所でも月に1回程度訪問すれば十分に元が取れると考えます。

実際には駐車場料金無料や、ナショナルトラストガイドブックをもらえたりと他の特典も利用可能ですので、もっと早く元を取ることが可能です。

家族会員(大人2名)の場合

18歳以上の同じ住所に住む大人2名が対象となる家族会員(大人2名)の会費は168.6ポンドです。こちらも入場料ごとの件数を見てみましょう。イギリスではよくあるファミリー料金(大人2名、子ども3名まで)の金額としています。入場料43ポンドの場所が37件ありました。この入場料43ポンドの場所を4回訪問すれば、元が取れる計算になります。3ヶ月に1回家族旅行でナショナルトラストの施設を訪れればいいので、個人会員よりもハードルは低いかもしれません。

お得にナショナルトラスト会員になる方法は?

個人会員で入場料17ポンドの場所に年6回訪問、または家族会員(大人2名)で入場料43ポンドの場所に年4回訪問することでもとが取れるナショナルトラストの年会費ですが、私からはさらにお得に会員になる方法をお伝えしたいと思います。

それは、Quidcoの利用です。

Quidcoはイギリスのキャッシュバックサイトで、非常に多くのWebサービスを対象としています。Quidco利用者の平均的キャッシュバック金額が年間で280ポンド(約56,000円)となっています。私も4年半のロンドン生活の平均で260ポンド(約52,000円)のキャッシュバックを受けています。

このQuidcoのWebサイト、またはアプリで会員登録して、ナショナルトラストの会員になると、2025年3月現在2.4%のキャッシュバックを受けることが可能です。キャッシュバック率は個人会員でも家族会員でも同じ2.4%ですので、キャッシュバック金額は下記のとおりになります。

  • 個人会員の場合:£96×2.4%=£2.3のキャッシュバック
  • 家族会員(大人2名)の場合:£168.6×2.4%=£4.0のキャッシュバック

大したことない金額と思われるかもしれませんが、こうした小さい節約をおこなっていくことにより私は資産を増やしていけると思っています。そのため、利用できるものは可能な限り利用するべきだと考えています。

現在、Quidcoでは下記のボタンからアカウント登録をして5ポンド以上のキャッシュバックを得ると、15ポンドがキャッシュバックされるキャンペーンをおこなっています。ナショナルトラストの家族会員の申込みであれば、あと1ポンドのキャッシュバックを加えれば15ポンドもらえますので、是非ご利用ください。

こちらでQuidcoについて詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。

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まとめ

以上、ナショナルトラストの会員制度について解説してきました。まとめておきます。

  •  ナショナルトラスト(National Trust)は、正式名称を「The National Trust for Places of Historic Interest or Natural Beauty」といい、イギリスの貴重な自然や歴史的建造物を保護し次世代に受け継ぐこと、そして保存するだけでなく誰もが楽しめるように公開するという目的をもつヨーロッパ最大の自然慈善保護団体
  • ナショナルトラストが管理する施設・場所の種類
    ーマナーハウス:チャートウェル(Chartwell)、クリブデン(Cliveden)
    ー庭園・自然公園:ナイマンズ(Nymans)、ヒドコート(Hidcote)
    ーその他観光名所:セントマイケルズマウント(St Michael’s Mount)、セントアグネスヘッド(Agnes Head)
  • ナショナルトラストの会員になると、観光でかかるコストを節約できると同時に、社会貢献を実現できる
  • 会員になる特典は下記のとおり
    ーナショナルトラストが管理する500以上の施設への無料入場
    ーナショナルトラストの駐車場のほとんどが無料
    ーナショナルトラストが運営するカフェやショップでの割引
    ーナショナルトラストハンドブックの無料送付
    ーナショナルトラストマガジンの年3回発行会費
  • ナショナルトラスト会費の元を取る方法
    ー個人会員(大人)の場合:入場料17ポンドの場所に年6回行けば元が取れる
    ー家族会員(大人2名)の場合:入場料43ポンドの場所に年4回行けば元が取れる
    ー実際には駐車場無料などの特典もありもっと早く元が取れる
  • お得にナショナルトラスト会員になる方法はQuidcoの利用
    ー個人会員の場合:£96×2.4%=£2.3のキャッシュバック
    ー家族会員(大人2名)の場合:£168.6×2.4%=£4.0のキャッシュバック

ありがとうございました。

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ぷーた
ぷーたです!投資とポイント活動、ジョギングが趣味のロンドン駐在員です。お得活動のためには徹底的な調査と行動をしており、たくさんの方に情報を共有したいと思ってこのブログを立ち上げました。