ロンドン駐在員が紹介!イギリスあるある~イギリスってこんな国です~
どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方の疑問を解決するために書いています。
- イギリスでの日本人の感じる「あるある話」を教えてほしい
- イギリスに駐在して困ったことって何?
- イギリスってどんな国なのか教えてほしい!
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イギリスってどんな国?

月並みではありますが、まずはイギリスってどんな国?ということについて説明してみます。そんなの興味ないよ!という方はこちらをクリックして「あるある話」に飛んでください。
イギリスあるある話

冬が長く・暗く・寒く・湿っている
まずはイギリスの冬について語りたいと思います。何と言っても冬が長い・暗い・寒い・湿っているという点です。
長い冬
イギリスの冬は長いです。私の感覚では10月~4月までが冬です。5月が春、6月~7月は夏、8月~9月が秋ですね。イギリスではサマータイムというのがあり、3月末~10月末までサマータイムということになりますが、夏を感じることは5月くらいからになると思います。
もちろんサマータイムに入ると日の入りの時間が遅くなるため、夕方が明るくはなるのですが、朝の気温は当然一桁前半ですし、5月でも最低気温は10度を下回ることがざらです。
日本人的感覚で暖かいと言えるのは5月~9月くらいだと思いますので、冬は長いといえます。
暗い冬
真冬になると、日の出は午前8時過ぎ、日の入りは午後4時前と1日の日の出~日の入りの時間が8時間を切ります。ただでさえ寒い冬で、昼の時間も短いのでつらいですね。
ビタミンDの錠剤を飲むように、と駐在時には注意されますね。ビタミンDには腸管からのカルシウム吸収を助け、カラダ作りをサポートする効果があります。このビタミンDは食品から取ることが難しく、1日30分の日光浴で必要量が生成されると言われており、東京で生活しているのであれば冬場も晴れることが多いため、それほど意識する必要はないかもしれません。
ですがイギリスの場合、冬場は太陽が出ることが少なく30分も日が出ていないことが多いですので、ビタミンDが不足します。そのため、サプリメントなどで補給する必要があります。それくらい暗い冬なのです。
寒い冬
寒さについては、北緯51度という緯度を考えるとそこまで寒くない、という意見ももちろんあるのですが、それでも寒いことは寒いです。
朝の気温は0度近く、昼は10度まで上がらないというのがロンドンの冬の通常です。これは東京の冬より朝晩が少し寒いくらいで、実はそこまで変わらないという考え方もできますが、日の出~日の入りの時間が緯度のせいで短いこと、さらに晴れる日がほとんどないことから、気温よりも寒く感じることが多いです。
湿っている冬
冬といえば雨、というくらいに雨が降ります。降る量はそこまででもないのですが、降ったりやんだりを繰り返すことが多いので、地面はいつも湿っているような状態です。
日本人的感覚では傘は手放せないのですが、現地の方は傘もささずに濡れながら歩いている方も多く、辛抱強さを感じます。ただ傘を持ち歩くのが面倒なだけかもしれませんが。
私の場合、軽量・コンパクトな折りたたみ傘を常に持ち歩いています。
道が狭い上に路上駐車だらけで苦戦

イギリスに来て車を運転すると、いたるところの道が狭いことに苦しみます。東京のように戦争で焼け野原になったところから復興したという歴史もなく、昔の区画整備がそのまま使用されているため、ということになるかと思いますが、それにしても狭い道が多いです。
加えて路上駐車の多さに辟易します。道路自体は2車線となっていても、実際は両側に路上駐車があって、1車線の幅もないような道路はしょっちゅう目にします。当然相互通行となりますので反対側から車が来ると譲り合う必要があり・・基本的には譲り合いの精神で譲り合いますが、こうした道路を運転する際には反対側から車が来るな!来るな!と念じてしまいます。
暑さ対策なし!
イギリスは基本的に寒い地域となるため、暖房に関してはかなり考慮されており家もセントラルヒーティングが完備されているなど、ガス代を気にしなければ暖かく快適に過ごすことが可能です。ガス代をケチっている我が家は冬の寒さに震えることもありますが、寒い思いをしたくなければ暖房で何とかなるのがイギリスの生活です。
ですが、夏もし暑かった場合はそうはいきません。冷房が完備されているような家はほとんどありませんので、扇風機と外気のみが涼をとるための唯一の手段であり、2022年のようにヒースローで40度を超えた、といったような事態が発生すると、どうしようもありません。
冷房のきいたカフェやレストランでのんびり過ごそうとしても、そもそも冷房がないとかケチっていてほとんど冷えていないという状況ですので、頼りになりません。
唯一の対応方法は車に乗って冷房を入れる、でしょうか。エコではないですね…。
道が水であふれる
治水に関しても疑問があるのがイギリスです。日本のように台風による大雨被害やゲリラ豪雨がないからかもしれませんが、水はけといったことを意識しているとは思えず、少し大雨が降っただけでいたるところで冠水します。
道路の脇は水たまりであふれ、歩行者の場合は車の水はね被害を受けないよう、ビクビクしながら歩きます。最近こそ川の氾濫のニュースが出ていますが、長年、それこそ1000年くらいのスパンで大きな水害がないといった地域も多いようで、気候の安定を感じます。川の堤防などもないところも多いです。
修理はまともにいかない
我が家ではロンドンに住むようになってから洗濯機や冷蔵庫、コンセント、ドアなど様々な修理をしなければならない事態に陥りましたが、どの修理もまともにいきません。エンジニアを呼ぶにも時間がかかり、やっと来てもらって修理が終わったと思ったら実は直っていないことが判明して、再度エンジニア呼ぼうとすると予約が必要で来週以降の対応となります。
それが繰り返されることで、気づいたら1ヶ月以上経過していることも…本当に困ります。日本のようなサービスを期待してはダメなのはわかりますが、サービス業がサービスとして成り立っていないような状態ですし、自分でやったほうが早いのでは?と思うことも多いですね。
英語以外の言語をよく耳にする
これはイギリスではなくロンドンといいますか、私の住むイーリング地区特有の事情かもしれませんが、町を歩く中で英語でない言語を耳にする機会が多いです。それもそのはず、School Spring Census, Jan 2021によれば、イーリング地区では60%の生徒の母国語が英語ではないということです。英語以外で多い順にパンジャブ語(インドとパキスタンにまたがる地方の言語)、アラビア語、ポーランド語、ソマリ語、ウルドゥー語となっています。
Languages spoken in Ealing
English as a first language in Primary and Secondary schools
In 2021, 60% (32,880) of pupils in Ealing schools do not speak English as their first language, with a higher proportion of English as additional language (EAL) in primary (63%) than secondary (56%). This is well above the 2020 national figures of 21% for primary and 17% for high schools. There are more than 170 different languages spoken in Ealing schools. After English, the most common languages (each with over 2000 speakers) are Panjabi (8%), Arabic (7%), Polish (7%), Somali (5%) and Urdu (4%).
サービスはしてもらうもの?
日本ではサービスはしてもらうもの、お客様は神様です、といった考えがいまだに浸透しているように思われますが、イギリスではサービスは利用させてもらうもの、と理解しておいた方が精神衛生上いいことが多いです。
家族でレジャープール(子供が遊べるスライダーなどのあるプール)に行く際も、時間を指定して(枠は60分とか90分とか短い)予約し、その時間に間に合わなければ無効、といった感じです。日本でも時間制限がある場所はありますが、長い時間遊べたり、値段が安かったりしますが、イギリスでは高い上に時間を制限してきます。
病院や歯科医を予約する際には時間通りに来なければキャンセル料が取られます(しかも安くない)。予約の変更をする場合も、直前(予約の24時間以内)であればキャンセル料の対象です。
レストランでもサッカークラブでもなんでもキャンセル料の規定が書いてあって、気軽に予約ができません。ただ、日本でも大人数で予約してドタキャンしてお店に迷惑をかけるニュースを耳にすることもありますし、それくらいした方がいいのかもしれません。
医療費はタダだが予約が取れない
イギリスではNHS(国民保健サービス)があり、駐在員家族でも対象となるため医療費はタダです。ですが、GP(住居近くの町のお医者さん)での予約はともかく、総合病院のようなところでは何か月も待たないと診てもらえないということもあるようです。
そのため、プライベートの保険に入っている場合は、プライベートの病院にかかることになります。これが本当に高い!風邪をひいてコロナの検査して薬を出してもらうだけで350ポンドくらいします。私が足のじん帯を少し傷つけて整形外科に通ったときも1,500ポンドくらい支払いました。保険でカバーされるとはいえ、恐ろしいです。
日本の健康保険って、なんて行き届いた制度なんでしょうね。いつまで続くかわかりませんが…。
やたらと渋滞
イギリスの街中は渋滞が多く見られます。原因としては朝夕のラッシュ時間、通勤だけでなくYear5以下の児童は親の送迎が必要(地域によって違うかもしれません)なため、通学のためにも車が混雑します。
ですが、一番の渋滞の原因はこれかもしれません。
日本と違い、工事の際に作業員が交通誘導をするようなことはイギリスではありません。すべて自動の信号機を設置して放置です。ある意味合理的かと思いますが、車の混雑状況に応じたフレキシブルな対応ができないため、一方の道に車がたまり続ける、といった状況も発生します。
また、1日の工事が終わった際に、相互通行可能なように道を戻して信号を撤去して、といったことはせず、そのまま放置して帰りますので工事をおこなっていないにも関わらず、信号に従って待ち続けなければなりません。これも合理的といえば合理的ですが、渋滞に巻き込まれる側の不経済も考えてほしいと思います。
車の運転が荒すぎる
車の運転が荒いのはイギリスに限ったことではないかも知れませんが、イギリスでも大変です。日本でも運転が荒い地域として挙げられる地域はありますが、比較になりません。
ウインカーを出さない、やたらとあおる、強引な割込み、車線変更・・事故に遭わないためには「かも知れない運転」が必須です。高速道路で走っていたら左車線前方にいる車が突然自分の車の前に車線変更してきて、かつブレーキをかけてくるような理由のわからない動きをすることもよく見ます。
一方で横断歩道(ゼブラクロッシング)では止まる車も多いですし、子供連れで道を渡ろうとすると譲ってくれる車も結構あります。感覚では5%位のドライバーがクレイジーで、それ以外はまともなのかもしれません。どう考えても、自分の車と他の車の相対速度がわかっていない人が運転しています。
駐車場厳しすぎ
道が狭い、というのに含まれるかもしれませんが駐車場の狭さが異常です。そもそも枠があっても枠どおりに停めない車も多く、隣の車と距離が近すぎで困ることも。
これに加えて駐車料金を支払うのが面倒です。パーキングメーターのようなものでクレジットor現金で支払うことができるのですが、壊れていることがあります。スマートフォンのアプリで支払うこともできますが、この場合手数料を取ってくるので、パーキングメーターで支払うよりも高くなります。
また、スーパーの駐車場はある程度(2~3時間)駐車時間に余裕があるように見えますが、制限時間を過ぎて駐車していると、後日カメラの画像と共に80~100ポンドもの違法駐車の罰金の請求が来ます。駐車するにもビクビクしなければいけないのがイギリスです。
ちなみに路上駐車が一般的なイギリスでは縦列駐車のテクニックも非常に重要です。私には到底できないような狭い場所にもきれいに停められるスキルを持った方が多く、若いころからの経験が重要であることを感じます。
落ち着ける場所がない
日本だとカフェとかファーストフード店とか、図書館とか、落ち着ける場所が結構あるのですが、イギリスにいると落ち着ける場所があまりない気がします。これは個人差があるかもしれませんが、あまりきれいな場所が多くなく、あまり落ち着ける場所がない印象です。これはちょっと高めのカフェに行くとか、払うものを払えばそうでもないかもしれません。
遊べる時間がやたら少ない
サービスの質・量に関することになりますが、何かをしようと遊びに行った際に遊べる時間が少ないです。レゴランドのような1日過ごせるテーマパークは別として、プールやアイススケート、卓球などのアクティビティは時間できっちり管理されます。
日本だと1回遊びに行くと2~3時間くらいの時間遊べるイメージがありますが、イギリスでは1時間とか、長くても1時間半とか細かく区切られてしまいます。遊び足りなければ2回分の料金支払ってね、ということなのでしょうが商売上手というよりもアコギな感じしかしません。それでも遊べる場所が少ないため利用せざるを得ず、足元を見られている感じがします。
From〇〇£がほぼあてにならない
これは日本でも少しはあるかな・・というところですが、サーカスでFrom9ポンドと書いてあって、行ってみよう!とチケットカウンターに行ってみると一番安い席で15ポンド。9ポンドの席はどこ?と聞いてみると、NHSの医療サービス従事者の特別料金という説明でした。あと、Disabled(障がい者)の方の料金を最安値で表示していたり。
なんで全体向けのポスターとかに、特定の割引料金を載せるんでしょうね。会員にならないと料金さえ確認できないWebサイトと同様に、とりあえず安い料金で釣っておいて、見に来たら高い料金を示せばいいや、という開き直りを感じます。
会員登録しないと料金すら教えてくれない
クラブなどの囲い込みのためなのかもしれませんが、ジムやスポーツクラブなど、利用しようとした際にメールアドレスや住所など個人情報を登録しないと金額がわからないものが多いと感じます。会員登録をした結果、コストに見合わないため利用登録をしなくなることも多く、がっかりします。会員登録をしたのだからどうせ利用するでしょ?と足元を見てる感じなのが少し許せません。
道はデコボコだけど最高速度は時速96Km
田舎道、というかBから始まる道路は最高速度が時速60マイル(96Km)であるにもかかわらず、狭く、曲がりくねっていたり、場合によっては道路に陥没があったりと道路状況が良くないことが多いです。運転時には注意が必要であり時速60マイルも出さないことが賢明ですが、慣れたドライバーの方は後ろにぴったりくっついてきたりするので少し焦ります。それでもスピードは抑えた方が賢明であるとイギリスに来て3回パンクを経験してしまっている私は考えます。
ちなみにAとBから始まる道路の意味はこのようになっています。マイナーなB道路が特に要注意です。
- A道路:地域(都市)内または地域(都市)間の大規模な交通リンクを提供することを目的とした主要道路
- B道路:異なる地域(都市)を結ぶことを目的とし、A道路とそれにつながる道路の間を結ぶ道路
自転車が車道を普通に走る
日本でも自転車のマナーが問題になることはありますが、イギリスでは自転車に乗っている方が少ない反面、歩道を走れないため車道を堂々と走る自転車が多いです。
日本と違い路側帯のようなものがあるわけはないため、普通に車道の真ん中を走ったり、ロータリーなども普通に通っていきますので(先にロータリーに入った方が優先です)、正直邪魔に感じることが多いです。
ですが、一番怖いのはBから始まる番号の道路で、くねくねと曲がった道の途中に自転車がいることです。時速60マイルで走っていたらまずよけられません。曲がるときには常に自転車がいるものと思い運転していますが、自転車を運転する方も場所によっては十分気を付けた方がいいと思っています。
公道は罠だらけ!
公道を車で走っているといたるところにあるスピードカメラ。日本だと制限速度から時速10キロ以上オーバーすると罰則の対象になりますが、イギリスでは制限速度の10%を超過すると罰則の対象になります。
時速20マイル(32Km)の道路ですと、時速3Kmほどオーバーしただけでスピード違反になります。注意していないと即アウトになります。スピード違反の取り締まりの固定式カメラを回避すれば問題ないかというと、たまに移動式カメラでネズミ捕りのようなこともやっていますので油断はできません。
他にも、高速道路で赤い✕印のあるところを通るとか、道路に書いてある黄色のチェックの模様のところで停止するとか、そこまでの違反ですか??と思うような違反でも100ポンド(19,800円)単位の罰金を徴収して来ますので恐ろしいです。公道は罠だらけです。
行きはよいよい帰りは・・?
イギリスの歴史的な背景もあるかもしれませんが、一方通行がやたら多いです。碁盤目状の通りで一方通行が交互に通っている、というのであればいいのですがイギリスの場合ちょっと状況が異なります。いたるところに一方通行の道路が登場します。たとえばこちらの図はIKEA Wembleyに行くための行き方になりますが、IKEAに入るために入った交差点に戻ってくるためには大きく回ってこなければ戻ってこられません。どんな方法もないのです。これがよくあるのがイギリスです。
行き:交差点を渡るだけなので0.4マイルで到着
帰り:ぐるっと回って1.4マイル。3.5倍の道のりになります
閉まらないドア、鍵
家の工事が杜撰、というのもよくある話ですね。私の住む家もまともにドアの締まる部屋の方が少ないです。風が吹くと自動的にドアが開いてしまいます。建付けの問題に加え、ノブも適当についているのでしっかりとはまらないです。
鍵もしっかりと閉まらない、開けづらいものが多いです。不動産の内見に行った際に不動産屋さんでさえうまく閉められなかったりしていました。開け方の問題ではなく、鍵そのものに問題があるのだと思います。
まとめ
以上、とりとめのない話になってしまいましたが、まとめてみたいと思います。
イギリスってこんな国
- 冬が長く・暗く・寒く・湿っている
- 道が狭い上に路上駐車だらけで苦戦
- 暑さ対策なし!
- 道が水であふれる
- 修理はまともにいかない
- 英語以外の言語をよく耳にする
- サービスはしてもらうもの?
- 医療費はタダだが予約が取れない
- やたらと渋滞
- 車の運転が荒すぎる
- 駐車場厳しすぎ
- 落ち着ける場所がない
- 遊べる時間がやたら少ない
- From〇〇£がほぼあてにならない
- 会員登録しないと料金すら教えてくれない
- 道はデコボコだけど最高速度は時速96Km
- 自転車が車道を普通に走る
- 公道は罠だらけ!
- 行きはよいよい帰りは・・?
- 閉まらないドア、鍵
あくまでも、個人の感想ですので、事実と異なる点があるかもしれないことはご了承ください。
ありがとうございました。













