どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方のお悩みを解決するために書いています。
- 11月後半になるとブラックフライデーという言葉を聞くけどそもそも何?
- イギリスにもブラックフライデーってあるの?
- イギリスのブラックフライデーをお得に過ごすにはどうすればいい?
ブラックフライデーとは?
ブラックフライデーは、アメリカ発祥の大規模なセールイベントで、毎年11月の第4木曜日に祝われる感謝祭(Thanksgiving)の翌日に行われます。この日、多くのスーパーや専門店では大幅な値引きセールをおこなうため、消費者にとっても年末、つまりクリスマスなどの準備に向けた買い物をする絶好の機会となっています。
「ブラックフライデー」という名称の由来は、帳簿上の利益を示す黒字(ブラック)から来ているということです。アメリカでは感謝祭翌日は休みではないのですが、休暇を取ってクリスマスシーズンの買い物をする方が多く、小売業者が1年で最も売上の多い日とされています。1950年代には、この日を境に店舗が賑わい始めたことが記録されており、1970年代以降「ブラックフライデー」として一般的に呼ばれるようになりました。ブラックフライデーの歴史はかなり長いものなんですね。
たとえばこちらはStranger Studiosというサイトで紹介されている情報ですが、あくまでもソフトウェアのサブスクリプションという、小売とは異なる分析ながら、他の月と比較してブラックフライデーのある11月に売上高が大きく伸びていることを示しています。
近年ではアメリカ国内に留まらず、イギリス、カナダ、日本など世界各地でブラックフライデーが実施されるようになっています。こちらはAmazon UKのトップページですが、大々的にブラックフライデーのセールが宣伝されています。オンラインショップの普及により、物理的な店舗だけでなく、AmazonやJohn Lewisのようなオンラインプラットフォームでもセールがおこわれています。このグローバルな展開がブラックフライデーを一大イベントとして確立させました。
ちなみにこちらは日本のAmazonのトップページです。セール開催時期がイギリスとは異なっているのが興味深いですね。
ブラックフライデーが広まった背景
元々ブラックフライデーはアメリカのみでおこなわれていたセールでしたが、世界的に広まったのはなぜでしょうか?これにはいくつかの要因があります。
- オンラインショッピングが急速に普及したこと
- 大手企業が積極的に参入したこと
- グローバル化によって消費者意識が変化したこと(主に宣伝による)
2010年代に入ってからインターネットを通じて商品を購入する文化が定着し、アメリカのブラックフライデーセールに世界中の人がアクセスすることとなり、それならばと自国でもブラックフライデーセールが急速に普及していきました。
また、この流れに大手企業が積極的に参入してきたことがブラックフライデーセールの拡大に大きな役割を果たしました。Amazon、Walmart、Best Buyといった企業が毎年セールを展開することで、イベントの規模は拡大していきました。これにより、小規模な店舗もこの流れに乗る形でセールを行って、ブラックフライデーは地域や国を問わず広がっていきました。
加えて、グローバル化によって消費者意識が変化してきたことも一つの要因であると言えます。主に企業の宣伝によることが多いとは思いますが、多くの人が海外の文化やトレンドに触れる機会が増えたことで、ブラックフライデーというイベントが親しみやすいものとなり、かつお得なイベントとして知れ渡ることとなりました。
私の住むイギリスでは、12月26日のボクシングデーから始まる年末商戦がショピングイベントとして確立されていましたが、アメリカから来たブラックフライデーセールが定着しており、多くのスーパーや小売店でブラックフライデーを開催しています。
ブラックフライデーのメリットとデメリット
ブラックフライデーのメリット
ブラックフライデーは、消費者にとっても小売業者にとっても大きなメリットがあります。消費者にとっての最大の利点は安い価格で商品をお得に購入できるという点でしょう。実際、家電、ファッション用品、ゲーム、日用品など幅広いジャンルの商品が大幅に値引きされるセールが開催され、ほしかった商品をお得に手に入れる絶好の機会といえます。また、時期が11月末ということからクリスマスや年末のプレゼントを購入するチャンスになると言えます。
一方、小売業者にとってもブラックフライデーは年間で最も売上が期待できる日です。この機会に値引きをして在庫処分することが可能であり、またブラックフライデーに安売りセールをするお得な店として消費者に認識されることで、通常時にも購入してもらうことが期待でき、長期的な収益アップにつながります。
このように消費者、小売業者双方にメリットのあるブラックフライデーは消費を促進し、経済活動を活発化させる役割を果たしており、社会的にも大きなメリットがあると言えるでしょう。
ブラックフライデーのデメリット
一方で、ブラックフライデーにはデメリットもあります。
近年、消費者側の問題として「過剰消費」が指摘されています。ロンドンではそこまでの盛り上がりを見せることはありませんが、本場アメリカでは木曜日の感謝祭深夜から小売店には行列ができて、安売りセールが始まります。安いからと言って必要以上に商品を購入してしまうと、無駄な出費やゴミの増加につながるケースもあります。とりあえず商品をカゴに放り込んで購入するような状況ですと、無駄遣いをしてしまうこともあるでしょう。
また、小売業者側としての問題は、クリスマス商戦の縮小ということがあります。ブラックフライデーのセールでクリスマスプレゼントの購入をしてしまう場合、12月に入ってクリスマスプレゼントを購入することは少なくなるでしょうから、ブラックフライデーはいわば消費の先食いといった形で12月に売れるものを11月に売っているだけ、という見方もあるようです。
イギリスのブラックフライデーで狙うべき商品・サービス
ブラックフライデーについて解説してきましたが、ここからはイギリスのブラックフライデーで狙うべき商品・サービスを説明します。
元々は小売店で始まったブラックフライデーセールですが、現在ではネットショッピングが主流になっています。いくらお得なブラックフライデーセールとは言え、1店舗ずつ回っていくのは大変ですし、一定金額以上の購入をすれば無料で配送してくれる店舗も多いため、商品を持って帰る手間もかからず便利です。
もし実際にモノを見てから買いたい、ということであればセール前にモノを見ておいて、ブラックフライデーセールで最も安く売っているところで購入する、というのが良さそうです。
ここではイギリスのブラックフライデーセールを開催しているオンラインショッピングサイトを紹介するとともに、ブラックフライデーセールの買い物で狙うべき商品・サービスをご紹介します。
携帯電話
ブラックフライデーセールのタイミングで携帯電話の契約を見直すのはオススメです。通常とは比べられないくらいのお得なプランが販売されていることがあり、是非ブラックフライデーのタイミングで携帯電話のプランを見てみてほしいです。
たとえば価格比較サイトのUswitchで携帯電話のSIMプランを検索すると、普段では契約できないような格安プランが確認できます。格安で売っているThreeはまだしも、O2で40GBの12ヶ月契約で8ポンド(2024年11月現在)というのは破格のプランと言えるでしょう。
加えて、後ほど説明するQuidcoなどのポイントサイトを経由して契約すれば、ただでさえ安いブラックフライデー期間にポイントが二重取りできるため非常にお得になります。
ブロードバンド
携帯電話同様、ブロードバンド契約を見直すのもブラックフライデー期間がオススメです。ブラックフライデーで魅力的な価格のプランが多数提供されているため、是非確認してみてほしいです。他の時期に契約することがもったいないくらいのお得なプランが用意されています。
例えばこちらはSky BroadbandのWebサイトですが、ブラックフライデーのお得なブロードバンドプランが紹介されています。
こちらもQuidco経由で申し込めばポイント二重取りができて、オトクさをブーストしてくれます。
VPN契約
イギリスで生活するならば必須と言えるVPN契約の見直しもブラックフライデーがおすすめです。私がおすすめしているVPNサービスであるNordVPNでも、ブラックフライデーに契約するとお得になります。
NordVPNについてはこちらの記事で解説しています。
ブラックフライデーとブラックフライデー以外の差はそこまでではないと考えるかもしれませんが、どうせ使うなら少しでも安いほうがいいですよね。
通常期間 | ブラックフライデーセール | 差額 | |
1ヶ月契約 | 10.39ポンド/月 | 9.89ポンド/月 | 0.5ポンド/月 |
1年契約 | 3.99ポンド/月 | 3.49ポンド/月 | 0.5ポンド/月 |
2年契約 | 2.69ポンド/月 | 2.29ポンド/月 | 0.4ポンド/月 |
NordVPNはこちらから申し込み可能です。
こちらのボタンからの申込みで今なら3ヶ月間無料!
電子機器や電化製品
普段は高額な電子機器や電化製品もブラックフライデー期間中はお得に購入可能です。イギリスにいると、日本円換算するのが嫌なくらい何もかも高いですが、特に電子機器は日本で買えばもっと安いのに・・と思いながら泣く泣く購入することが多いです。
そんな中、ブラックフライデーであれば少しはマシな値段で購入できるため、なにかほしい電子機器や家電がある場合には、ブラックフライデーを狙って購入するのがオススメです。
イギリスで家電といえばCurrysですが、こちらもブラックフライデーのお得なディールが紹介されています。
加えてQuidco経由で購入すると、最大18%のキャッシュバックを得ることができます。キャッシュバックは購入する商品によって変わりますので注意が必要です。
日用品
ブラックフライデーは日用品を販売するような店舗でも開催されており、BootsやJohn Lewisなど多くの店舗のWebサイトでブラックフライデーセールの特設ページを設けており、20%から多いもので60~70%の割引セールを実施しています。実際の店舗に行っても売っているので、店舗で見てから買うということもできますね。
結局は何を買ってもお得、ということになってしまいそうですが、それほど企業側もブラックフライデーセールに力を入れており、色々と見ているだけで楽しくなります。
Quidcoでブラックフライデーのお得を二重取り!
先ほどからたびたび登場するQuidcoですが、ブラックフライデーでただでさえお得な買い物が、さらにお得になるため私が強くオススメするサービスです。手数料や先払いの費用などは一切かかりませんので安心して利用できます。
Quidcoはイギリスのキャッシュバックサイトで、非常に多くのWebサービスを対象としています。Quidco利用者の平均的キャッシュバック金額が年間で280ポンド(約56,000円)となっています。私も4年半のロンドン生活の平均で260ポンド(約52,000円)のキャッシュバックを受けています。
このQuidcoを利用することで、ブラックフライデーでいつも以上の割引を受け、かつキャッシュバックを受けられます。しかもこのキャッシュバックは割引後の金額に対して受けられますので、いわば二重でオトクになるということになります。
現在、Quidcoでは下記のボタンからアカウント登録をして5ポンド以上のキャッシュバックを得ると、15ポンドがキャッシュバックされるキャンペーンをおこなっています。もしよろしければお試しください。
こちらでQuidcoについて詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
是非ブラックフライデーのお買い物をする際にはQuidcoの活用をご検討ください。
まとめ
- ブラックフライデーは毎年11月の第4木曜日に祝われる感謝祭(Thanksgiving)の翌日に行われるアメリカ発祥の大規模なセールイベント
- ブラックフライデーが広まった背景は下記のとおり
ーオンラインショッピングが急速に普及したこと
ー大手企業が積極的に参入したこと
ーグローバル化によって消費者意識が変化したこと(主に宣伝による) - ブラックフライデーのメリット
ー消費者にとってはお得にショッピングができ、小売業者にとっては売上が期待できる
ー消費が促進されるため社会経済にも大きなメリットがある - ブラックフライデーのデメリット
ー過剰消費になってしまう
ーブラックフライデーで購入しすぎてクリスマス商戦が縮小する - イギリスのブラックフライデーで狙うべき商品・サービス
ー携帯電話
ーブロードバンド
ーVPN契約
ー電子機器や電化製品
ー日用品 - イギリスのキャッシュバックサイトQuidcoを利用することで、ブラックフライデーのお得を二重取りできる
- こちらのリンクからQuidcoを申し込んで5ポンドのキャッシュバックを獲得すると、15ポンドの追加キャッシュバックが受けられてさらにお得!
ありがとうございました。