どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方の疑問を解決するために書いています。
- 海外駐在が決まったけど、日本から海外へお得に送金するおすすめの方法は?
- 海外送金しようと思うけど、思ったよりも手数料が高い!良い方法はない?
- 国際送金サービスのWiseを利用するメリットとデメリットを教えて!
今回の記事では、海外赴任が決まったら必ず作っておきたいWise(旧TransferWise)についてご紹介します。
海外生活当初は現地不足で生活のセットアップが大変

私は現在イギリスで6年ほど駐在していますが、赴任が決まって最初にイギリスに来たときには、お金がなくて困りました。日本円はもちろんそれなりにはあったのですが、イギリスでの決済はすべてポンドでおこなわれるため、ポンドがなくて困ったのです。
世界中どこでもそうですし、日本での転居でさえもそうですが、生活のセットアップをおこなうときにはお金がかかります。海外赴任の場合は会社が住居を用意してくれることがほとんどでしょうから敷金(Deposit)の支払いは不要ですが、赴任当初のホテル住まい時の食事代や生活雑貨、家電や家具の購入費用など、思ったよりも出費は多いものです。
一方で、イギリスで銀行口座を開設するにもLloydsやNatWestのようなメガバンクの場合、ホテル滞在中の住所が定まっていない状態では口座を開設することができませんし、そもそも給与の支払いがまだ行われていなければポンドを入手することができません。
かといって、この生活セットアップに必要な支払いをすべて日本のクレジットカードでおこなうとどういったことになるでしょうか?
クレジットカード会社は、便利な決済サービスを提供する代わりに手数料をとることでビジネスをおこなっています。一般的には海外通貨での決済に日本のクレジットカードを使った場合、海外決済手数料として、3.63%〜3.85%が上乗せされます。加えて、カード会社によっては通常よりも不利な為替レートが適用されてさらに損してしまう場合もあります。
日本のクレジットカードの場合、利用額に1%程度のポイントが貯まるのが一般的ですが、それを入れても大きなマイナスになってしまいます。
このマイナスを避けるために、今回ご紹介するのがWiseです。詳しくはこれから解説していきますが、簡単に説明すると日本の口座から安い手数料でWiseのポンドに送金して、そのポンドをイギリスでの決済に使用するというものです。
日本の銀行、例えばみずほ銀行や三菱東京UFJ銀行などからも海外送金は可能ですが、今度は非常に高額な送金手数料が取られてしまいます。Wiseを利用することで、手数料を大きく下げることができますので、お得に海外生活をスタートできますよ。
Wiseはこちらのリンクから簡単に始めることが可能です。日本にいる時からWiseアカウントは作成できますので、いざという時の安心のために、海外へ行く前に作っておくことをおすすめします。
こちらのリンクからWiseに登録されると、通常発行手数料が1,200円かかるWiseデビットカード、または最大75,000円までの送金に使えるクーポンのどちらかが無料でもらえます。
↓Wiseのアカウント登録(無料)はこちらから↓
Wiseとは?サービスの基本概要

スプレッドなしの実際為替レートでの送金
「Wise(ワイズ)」という名前を聞いたことがあるでしょうか?ネット広告などで出ていることも多いため、見たことがある方も多いかもしれません。以前は「TransferWise(トランスファーワイズ)」という名称でサービスを展開し、国際送金の新しい形のサービスを提示したことで一気に世界中に広まりました。
TransferWiseは本社をイギリス・ロンドンに置く企業で、始まりは2011年にイギリスとエストニア間で相互に送金する必要があった創業者が国際送金をおこなわず、イギリスとエストニアの国内のみで実施して、国際送金手数料を抑えたことだったそうです。
当初国際送金に特化していたTransferWiseは、2021年にブランドを「Wise」に変更し、送金だけでなく、マルチカレンシー口座やデビットカードなど、より幅広い金融サービスを提供する企業へと変化しています。
Wiseの最大の特徴は、本物の為替レート(リアル為替レート、ミッドマーケットレート)を使って送金できる点です。従来の銀行や大手の送金サービスは、為替レート自体に上乗せした「利益(スプレッド)」を含めており、利用者は表示されている「手数料」以上のコスト負担をしてきました。Wiseはこの隠れた上乗せを徹底的に排除し、透明性のある送金を実現したことで、国際送金の市場で信頼を獲得してきました。
Wiseの低コスト送金の秘密
Wiseがどうして低コストで送金を可能にしているのかというと、先に述べた通り「送金を国際的に直接行わない」というユニークな仕組みに理由があります。例えば、日本からイギリスに送金するとき、通常お金は国際的な銀行ネットワークを通じて移動し、その過程で複数の銀行や中継機関が関与し、時間もコストもかかっていました。
しかしWiseでは、日本で受け取った円を日本国内の口座にプールし、イギリスで受け取る分はイギリス国内の口座から支払います。つまり「国をまたいでお金を動かしている」のではなく、「現地で支払いを立て替えている」イメージです。この仕組みにより、余計な手数料を大幅に削減でき、スピードも格段に速くなるのです。
Wiseの仕組みを図で見てみましょう。こちらは通常の海外送金です。それぞれ個別に海外送金するため、銀行に支払う手数料が多額になります。
Wiseの海外送金はこちらのイメージになります。海外送金しているように見えますが、実際には日本・イギリスそれぞれで国内の支払いとなっています。もちろん厳密に同じ金額を送り合っているわけではなく、Wiseの各国の資金口座にプールされている部分がありますが、簡単にイメージを説明するとこの通りになります。

Wiseの海外送金手数料が安い理由がわかりますよね。
マルチカレンシーアカウントも利用可能
Wiseは送金サービスにとどまらず「マルチカレンシーアカウント」という便利な機能を提供しています。これは、1つのWiseアカウントで複数の通貨を保有・管理できる口座で、ポンドやユーロ、ドル、円などを一括で扱うことが可能です。駐在員にとっては、イギリスでの生活費をポンドで管理しつつ、日本円の口座に貯蓄をしておくといった柔軟な資金管理をWise一つのアカウントでできるため非常に重宝します。
また、Wiseのデビットカードを発行すれば、世界中でVisaやMastercardのデビットカードと同様に利用できます。このカードを自国以外で使用する際には、支払い時に自動的に最も有利な通貨で決済してくれるため、両替の手間や不利な為替レート・手数料に悩まされることがありません。例えば、イギリス在住中にフランスに旅行や出張に行った際にも、Wiseアカウントからユーロでそのまま支払いができ、無駄な両替コストを抑えることが可能です。
サービスの信頼性もバッチリ
大事なお金を海外へ送るのですから、利用するには信頼できるサービスである必要があります。ですが、Wiseはサービスの信頼性も高いため心配は無用です。Wiseは前述のとおり2011年にイギリス・ロンドンで設立された若い会社ですが、創業からたった14年で世界中に数千万人の利用者を抱える企業に成長しています。
Wiseはロンドン証券取引所にも上場しており、イギリスの金融行動監視機構(FCA、Financial Conduct Authority)をはじめとする各国の規制当局の監督下で運営されています。このため、資金の安全性や運営の透明性についても高い評価を得ています。
Wiseを利用するメリットを7つ紹介

海外駐在員は日本で勤務している時と比較して多くの給与や手当を受けることができます。ロンドン駐在員である私も日本で働いていた時の数倍の給料をもらっています。実際の給与額を表示してこちらの記事で解説していますので、よろしければご参照ください。

給料は多くもらっていても、使う方もそれなりに多くなってしまうのが海外駐在員です。抑えられるコストは極力抑えた方がいいのは言うまでもありません。Wiseを利用することで便利にコスト削減ができるのですから、Wiseを使わない手はありません。
ここでは、Wiseを利用する上での代表的なメリットを7つご紹介します。
手数料が圧倒的に安い
まず第一のメリットは、Wiseの設立理由でもあり利用する最大のメリットとも言える送金手数料の安さです。先ほども説明しましたが、銀行を通じて日本からイギリスへ送金する場合、数千円から1万円前後の手数料がかかることが一般的です。加えて為替レートには銀行独自のスプレッドという上乗せがあり、知らず知らずのうちに数%単位で損をしてしまいます。
Wiseでは、公式サイトやアプリ上で「いくら送って、いくら相手が受け取るのか」がリアルタイムで表示されます。手数料は明確に分かれており、隠れたコストは一切ありません。例えば10万円を日本からイギリスに送る場合でも、銀行に比べて数千円単位で安く済むことが多く、長期的に利用すれば大きな節約につながります。
為替レートに余分な上乗せがなく透明性が高い
Wiseが採用しているのは、金融市場で実際に取引されている「ミッドマーケットレート(仲値)」です。銀行のようにスプレッドを上乗せしていないため、利用者は常に「ありのままの為替レート」で交換できます。
このありのままのレートというのは、特に円高・円安に為替レートが大きく動く時期に重要です。レートが変動すること自体は避けられませんが、少なくとも不利な条件で両替させられる心配はありません。駐在員が給与や生活費を送金する際、こうした透明性は心理的な安心感をもたらし、余計なストレスを回避することが可能です。
マルチカレンシー口座で柔軟な資金管理が可能
Wiseの「マルチカレンシー口座」は、駐在員にとって非常に便利なツールです。1つのアカウントで日本円・ポンド・ユーロ・ドルなど、数十種類の通貨を同時に保有できます。
例えば、イギリスでの給与をポンドで受け取りつつ、将来の帰国に備えて日本円に一部を両替しておく、といった使い方も可能です。さらに、現地通貨で支払いが必要な出張や旅行時にも、Wiseアカウントに事前にチャージしておけば、その国の通貨でスムーズに支払いできます。銀行口座をいくつも作る必要がなく、スマホアプリひとつで管理できるのは大きな魅力です。
Wiseデビットカードの利便性
Wiseでは、Mastercardブランドのデビットカードを発行できます。このカードを使えば、世界中の店舗やオンラインショップで現地通貨決済が可能です。決済時には自動的に最も有利な通貨が選ばれるため、旅行や出張でも安心して利用できます。
また、Wiseデビットカードでは現地ATMから現地通貨を引き出すことも可能です。一定額までの引き出しは手数料無料なので、現金が必要な場面でも安心です。Wise側の手数料は無料でも現地ATM独自に手数料がかかってしまう場合もあるため注意が必要ですが、手数料に注意しておけば現地で両替するよりもお得に現地通貨を手に入れることも可能です。
デビットカードとの利用でクレジットカードよりも為替コストを抑えられる点は、Wiseデビットカードならではのメリットといえるでしょう。
送金スピードが速い
従来の国際送金は、送金してから着金まで数日かかるのが普通でした。しかしWiseでは、多くの場合1日以内、早ければ数分で着金します。特に日本からイギリスへの送金は比較的早いケースが多く、急に資金が必要なときにも頼りになります。
この送金スピードの速さは、特に出費が大きく手元現金の少ない海外赴任当初に威力を発揮します。当面の生活費としてWiseで送金しておいた金額を上回る出費になってしまった場合でも、さらに送金をすることですに新たな資金を利用することが可能です。
世界的に信頼されるサービス
Wiseはロンドン証券取引所に上場しており、利用者数は世界で数千万人規模に達しています。イギリスの金融行動監視機構(FCA)をはじめとした複数国の金融規制当局による監督下にあるため、利用者の資金も法律に基づき分別管理されています。大手銀行と比べても安全性は遜色なく、むしろ透明性という点では優れているといえるでしょう。
アプリが直感的に使いやすい
海外送金と言えば、従来の手続きでは銀行に行って難しそうな書類を色々と書いてようやく可能になるものでした。ですがWiseの海外送金は専用アプリを使って簡単におこなうことが可能です。
Wiseアプリは使いやすさを重視しており、直感的な操作で海外送金は両替を手軽におこなえます。難しいイメージのある海外送金も手軽におこなえます。
Wiseのデメリットは6つ
Wiseは、イギリス駐在員にとって非常に便利でコストパフォーマンスに優れたサービスですが、万能というわけではありません。どんな金融サービスにもメリットとデメリットがあり、Wiseを使う上でも注意しておきたい点がいくつか存在します。ここでは、利用する前に理解しておくべき代表的なデメリットや制約を整理していきます。
即時送金ができない場合がある
Wiseは従来の銀行送金に比べれば圧倒的に速いですが、すべての送金が即時に完了するわけではありません。通貨の組み合わせや送金方法によっては、数時間から1〜2営業日かかるケースもあります。
特に日本円を含めた送金の場合、受取銀行の処理が遅れる場合があり、「今すぐに資金を使いたい」という場面では不安が残るかもしれません。給与や家賃など計画的に送る資金については大きな問題にはなりませんが、急ぎの送金には多少のリスクがあると理解しておくべきです。
大口送金には制限がある
Wiseは個人利用を想定したサービスであるため、一度に送金できる金額には上限があります。イギリスから日本への送金では数百万〜数千万円単位の大口送金も可能ですが、送金額が大きいほど本人確認や追加書類の提出を求められることがあります。
駐在員にはあまり関係のない話かも知れませんが、不動産購入や多額の投資資金の移動といった大規模な送金には、Wiseだけでは不十分な場合もあるため、利用目的に応じて銀行送金など他の手段と併用する必要があります。
一部通貨や国では利用できない
Wiseは世界的にサービスを展開していますが、すべての国・通貨に対応しているわけではありません。アフリカや中東の一部地域など、規制や金融インフラの事情から利用できない国もあります。
イギリスと日本の往復送金に関しては問題ありませんが、駐在中に他の国に出張や転勤をする場合には、必ず事前にWiseの対応状況を確認しておくと安心です。
為替相場の変動リスク
Wiseは透明性の高い「リアル為替レート」で送金できるのが魅力ですが、為替そのものの変動リスクを回避できるわけではありません。送金を申し込んだタイミングで為替レートが固定されるため、レートの動きが激しい時期には数時間の差で大きな損得が出ることもあります。
とくに日本円とイギリスポンドの間は為替の変動が大きく、1日で1〜2%動くことも珍しくありません。Wiseを使う場合でも、タイミングを見極めて送金する意識は必要です。
とはいえ、通常の銀行送金ではもっと時間がかかってしまうことに加え、スプレッドまで請求されてしまいますので、それよりはずっと安く送金できることも事実です。なお、為替変動が将来どうなるかは誰にもわかりません。為替変動による損得はあくまで結果論ですので、あまり気にしない方が良いと思います。
デビットカード利用の制約
Wiseのデビットカードは便利ですが、あくまでもデビットカードですので、クレジットカードのような「後払い」には対応していません。そのため、利用できる金額は口座の残高に限られ、大きな買い物をする際には不便を感じるかも知れません。
また、一部のホテルやレンタカー会社などでは、デポジット(保証金)をクレジットカードでしか受け付けない場合があります。Wiseカードは万能ではないため、駐在員として生活する上では、従来のクレジットカードと併用するのが安心です。
後払いについては、たとえば海外赴任当初に必要な金額を送金しておいて、それをデビットカードで使っていく方が、日本のクレジットカードを使うよりは手数料の面でずっとお得になりますのでWiseを使った方が良いでしょう。
ずっとデビットカードのみで生活していくには少々不便があるのも事実ですので、海外赴任後銀行口座や住所などが決まったら、現地のクレジットカードを作成すると何かと便利になります。
こちらの記事では私の駐在するイギリスのクレジットカードお得度ランキングをご紹介しています。イギリスのクレジットカードは日本ほどのキャッシュバック・ポイントバックはありませんが、それでも1%以上の還元率を狙うことは可能です。

サポート体制が限定的
Wiseのサポートは基本的にオンラインベースで行われています。電話や対面でのサポートは限られており、緊急時にすぐに相談したいと考える人にとっては不安を感じるかもしれません。特に金融サービスに不慣れな人にとっては、すぐに解決できないトラブルがストレスになることもあるかもしれません。
この点は、コストをとるか、便利さをとるかといった判断になると思います。海外送金については、送金できない場合はどんなに頑張っても送金できないことがありますので、そういった状況になってしまったときは割り切って別のサービスを利用して送金するのも1つの考え方だと思います。
イギリス駐在員にとってのWise活用方法
Wiseは単なる送金サービスにとどまらず、駐在員の生活を支える多目的な金融ツールとして活用できます。ここでは、日本からイギリスに赴任する日本人が直面する典型的な場面を取り上げながら、Wiseをどのように活用できるのかを具体的に見ていきましょう。
日本からイギリスへの生活費送金
海外駐在員の多くは、赴任当初に現地の銀行口座をすぐに開設できないという問題に直面します。金融サービスの進んだイギリスでも口座開設に時間がかかるのはよくある話ですし、私の場合も口座の開設には1ヶ月以上の時間を要しました。
口座開設には住所証明や雇用証明が必要で、数週間から人によっては数か月かかる場合も珍しくありません。その間の生活費を日本から送る際、Wiseを利用すれば銀行で送金したり日本のクレジットカードを使用するよりも低コストになります。
たとえば、日本に残した自分名義の口座からWiseを通じてイギリスの口座に資金を移せば、余計な手数料を払う必要がなく、為替レートも透明です。赴任直後の生活基盤を整えるために、Wiseは大きな助けとなります。
イギリスから日本への送金
駐在中に意外と多いのが「日本にお金を送りたい」というケースです。代表的なのは、住宅ローンの返済や日本の家族への仕送りです。銀行送金を使うと毎回数千円〜1万円の手数料が発生し、数年間続けると大きな負担になります。
Wiseを使えば、毎月定額を日本の口座に送る際でも手数料は低く抑えられ、さらに送金スピードも早いため、返済日や仕送り日を心配する必要が減ります。とくに長期駐在では、Wiseの利用が「資産管理の効率化」につながります。
この点は会社によっては給与が現地払いと日本払いに分けられる場合、その制度を利用した方が簡単ですが、必要な時にいつでも海外送金ができるのは家族にとっても安心だと思います。
出張・旅行時の海外決済
イギリス駐在中には、ヨーロッパ各地への出張や旅行の機会が増えます。私の場合、日本では年に数回程度しか海外出張はありませんでしたが、イギリスに駐在するようになって毎月のようにイギリス国外への出張をしています。
リモートワークでいつでも顔を見ながら会議をすることができる時代になりましたが、やはり実際に会わないとわからないことも多く、また一緒に食事をしたり飲みに行ったりしてお互いを理解することも重要だと感じます。
そんな出張の際、基本的にポンドで生活しているイギリス駐在員がユーロのような現地通貨をどう扱うかが悩みの種ですが、Wiseカードを持っていれば安心です。
例えば、フランスやドイツへ出張に行く場合、Wise口座にユーロを換算・チャージしておけば、そのまま現地で支払いが可能です。もしユーロ残高がなくても、ポンドや円の残高から自動的に最も有利な為替レートで換算されます。
現金もWise口座からATMでの出金ができますし、両替で高い手数料を取られる心配もありません。
日本に残した投資や保険の支払い
駐在中でも、日本に残した投資信託や保険商品の積立を続けたい方もいます。その場合、毎月決まった金額を日本の口座に送金する必要があります。銀行を使うと毎回高いコストを支払わなければならず、コストが積み重なってしまいますが、Wiseなら低コストで定期的に送金可能です。
また、Wiseには「定期送金(リカーリング)」の設定もできるため、毎月の支払いを自動化すれば手間がかかりません。駐在中に日本の金融資産を維持したい日本人駐在員にとっても、Wiseは強い味方になります。
日常の支払い管理
Wiseのマルチカレンシー口座は、日常生活の中でも役立ちます。たとえば、オンラインで日本のサービスを利用する際(日本のAmazonや楽天市場のようなeコマースサイト、U-NEXTやDAZNのようなストリーミングサービスなど)、Wise口座の日本円残高を使えば、無駄な為替コストをかけずに決済できます。
これはもちろん日本円である程度給与をもらえる場合は不要かもしれませんが、ユーロ圏の通販を利用したり、トルコのソフトウェア会社からソフトウェアのライセンスをドル建てで買うような場合など、別通貨が安く簡単に使えるのは非常に便利です。
一方でイギリスの生活費はポンド残高で管理できるため、通貨ごとに使い分けが可能です。「複数の国に生活の拠点を持つ駐在員」ならではのニーズに、Wiseは柔軟に対応してくれます。
このようにいろいろな使いどころのあるWiseですが、アカウント作成は非常に簡単です。日本にいる時からWiseアカウントの作成できますので、いざという時の安心のために、海外へ行く前に作っておくことをおすすめします。
こちらのリンクからWiseに登録されると、通常発行手数料が1,200円かかるWiseデビットカード、または最大75,000円までの送金に使えるクーポンのどちらかが無料でもらえます。
↓Wiseのアカウント登録(無料)はこちらから↓
まとめ
以上、海外駐在中に何かと役に立つWiseについて解説しました。ここでまとめておきます。
- 海外生活当初は現地通貨がなくて生活のセットアップが大変→Wiseで赴任当初の負担を減らそう
- Wiseとは?サービスの基本概要
ースプレッドなしの実際為替レートでの送金
ーWiseの低コスト送金の秘密
ーマルチカレンシーアカウントも利用可能
ーサービスの信頼性もバッチリ - Wiseを利用するメリット6つ
ー手数料が圧倒的に安い
ー為替レートに余分な上乗せがなく透明性が高い
ーマルチカレンシー口座で柔軟な資金管理が可能
ーWiseデビットカードの利便性
ー送金スピードが速い
ー世界的に信頼されるサービス
ーアプリが直感的に使いやすい - Wiseのデメリット
ー即時送金ができない場合がある
ー大口送金には制限がある
ー一部通貨や国では利用できない
ー為替相場の変動リスク
ーデビットカード利用の制約
ーサポート体制が限定的 - イギリス駐在員にとってのWise活用方法
ー日本からイギリスへの生活費送金
ーイギリスから日本への送金
ー出張・旅行時の海外決済
ー日本に残した投資や保険の支払い
ー日常の支払い管理 - Wiseの申込みはこちらから!無料で口座を作成できて、今なら通常発行手数料が1,200円かかるWiseデビットカード、または最大75,000円までの送金に使えるクーポンのどちらかが無料でもらえます。
ありがとうございました。