どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方の疑問を解決するために書いています。
- イギリスに駐在してるけど、駐在員がおすすめする旅行先はどこ?
- イギリスからドブロブニクに旅行に行くのは楽と聞いたけどなんで?
- イギリス駐在員にドブロブニク旅行をおすすめする理由を教えて!
- ドブロブニクってどんなところなの?
今回の記事では、イギリス駐在員にドブロブニク旅行をおすすめする理由を解説するとともに、ドブロブニクの基本的な観光情報を説明します。
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筆者のぷーたはイギリス駐在員を始めとする海外で生活する方にWiseのアカウントを作成することをおすすめしています。
Wiseのアカウント登録は、下にあるボタンから簡単にできます。日本にいる時からWiseアカウントは作成できますので、いざという時の安心のために、海外へ行く前に作っておくことをおすすめしますが、すでに海外に到着していても、住所が定まっていればイギリスをはじめ多くの国でアカウント登録が可能です。
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Wiseの詳細情報、利用するメリット・デメリット、海外駐在員の利用するシーンなどはこちらの記事でくわしく解説していますので、よろしければご覧ください。
海外駐在員は旅行に行こう
私は現在イギリス・ロンドンに駐在していますが、海外駐在員は会社での業務範囲が日本にいる時よりも広がり、また家族帯同であれば家族のケアにも心を配らなければならず、なかなか大変です。
海外駐在員の大変さについては、こちらの記事で解説しています。
この大変な海外駐在において、楽しみの一つと言えるのが旅行です。イギリスなどヨーロッパに駐在していると、日本からはなかなか行けない場所でも比較的簡単に行けるので、積極的に旅行に行く人が多いと感じます。
特にロンドンからですと、日本では直行便の飛んでいないような場所に多くのフライトが飛んでいるため、日本から行くのをためらうような場所でも行くことが可能です。
イギリス駐在員はBA AmexでAviosを貯めれば旅行にお得に行ける
なお、イギリス駐在員であれば、日常の支払いをBA Amexカードで支払うことでAvios(マイルのようなもの)を貯めることができますので、特典航空券を使えば旅行のコストを下げることができておすすめです。
たとえば、2026年4月にロンドン・ヒースロー空港からドブロブニク行きのフライトを見てみると、家族4人で887.52ポンドかかります。 
これが、BAのAviosを使用すると94,000Avios+4ポンドで同じ航空券が予約できます。
94,000Aviosというとかなり多いと思われるかもしれませんが、無料で作れるクレジットカードBA Amexではクレジットカード利用額1ポンドあたり1Aviosが貯まりますので、年間の生活費でのクレジット決済が数万ポンドになるロンドン駐在員であれば2~3年のBA Amex利用で1回の旅行分の航空券がタダでもらえることになります。
さらに、BA Amexにはコンパニオンバウチャーという仕組みがあり、フライトが限定されるものの、BA Amexで年間15,000ポンド以上の決済をすると、エコノミークラス1人分のAviosで2人分の航空券の予約ができます。このコンパニオンバウチャーを利用すると、よりお得にAviosを利用しての予約が可能です。
BA Amexでは、通常入会特典でBritish Airwaysのマイレージポイント6,000Avios(£77相当)がもらえますので、特典航空券を入手できるのが早くなります、
さらに、下のBA Amex公式ページから申し込みをした場合、紹介キャンペーンとして、6,000+4,000=10,000Aviosをゲットできます。普通に申し込むよりも、旅行に行けるタイミングがずっと早くなります。
ただし、この紹介キャンペーンは「カード発行から3か月以内に£2,000利用」という条件が適用されますので、必ず満たすようにしてください。つまり、カード発行から3ヶ月以内に£2,000以上利用すれば、10,000Aviosが手に入ります。イギリスの駐在員であれば1ヶ月で£2,000以上使うのも普通ですので、意識して使っていれば問題ない金額だと考えます。
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BA Amexを1位に挙げているイギリスのおすすめクレジットカードランキングはこちらの記事で解説しています。

BA Amexで貯められるBritish AirwaysのAvios(マイルのようなポイント)の価値についてはこちらの記事で解説しています。

ドブロブニクの基本情報
今回ご紹介するのは、クロアチアのドブロブニク(ドゥブロヴニク)です。まずはドブロブニクの基本情報を見ていきましょう。
公用語はクロアチア語だが、英語が広く通じる
クロアチアの公用語はクロアチア語です。ですが、ドブロブニクは観光地ということもあって、英語が非常によく通じます。ホテル、レストラン、観光案内所、タクシーなどでは問題なく英語で対応可能です。若い世代の多くは英語が流暢で、旅行中に言葉で困ることはほとんどありません。
クロアチア語は基本的にローマ字読みで発音でき、日本語話者にも聞き取りやすいのが特徴です。一方でラテン文字をベースに、č、ć、ž、š、đ などの日本人には馴染みのない特殊文字が存在するため、読み方を理解しておく必要があります。
クロアチア語の基本フレーズ
- おはようございます:Dobro jutro (ドブロ ユトロ)
- こんにちは:Dobar dan (ドバル ダン)
- こんばんは:Dobra večer (ドブラ ヴェチェル)
- おやすみなさい:Laku noć (ラク ヌオツ)
- ありがとう:Hvala (フヴァーラ)
- どういたしまして:Molim (モリム)
- すみません:Oprostite (オプロスティテ)
- 元気ですか?:Kako si?(カコ シ?)
ローマ字読みでも通じるのがクロアチア語のいいところですね。
通貨はユーロ
2023年1月1日からクロアチアは ユーロ(EUR) を正式採用しました。以前の通貨はクーナ(HRK)でしたが、現在は完全にユーロに移行しています。
- カード利用:VISAやMastercardがほぼどこでも使用可能
- 現金:市場やローカルの小規模店舗では現金が便利
- 両替:空港・旧市街の両替所でも可能ですが、レートは銀行ATMよりやや不利
現金しか使えないお店での利用のために現金20〜50ユーロ程度は小額紙幣やコインで持ち歩くと安心ですが、それ以外はクレジットカードやデビットカードで支払いが可能です。この記事の最初でおすすめしているWiseの口座を持っておけば、日本円でも米ドルでもポンドでも、ユーロに自動換算してデビットカードの支払いが可能であり、両替の手間もありませんので持っておくことをおすすめします。


物価はロンドンより安いが外食は高め
ドブロブニクの物価は、観光地といえども全体的にイギリスより安いです。
- レストランの食事:ロンドンの約70〜80%ほどの価格
- カフェやバー:コーヒー€2〜3、ビール€3〜5ほど
- ホテル:シーズンにより変動しますが、4つ星ホテルで1泊€100〜€180が目安
ですが旧市街中心部は観光地価格で、特に外食はイギリス並みかやや高い場合もありますので、事前に価格を確認しておいた方がいいでしょう。旧市街から少し離れたラパドビーチ付近やグルズベイ周辺、バビン・クック地区では、より手頃な料金で宿泊や食事が可能です。
こちらのNUMBEOのWebサイトでは各国の都市の物価の比較ができるのですが、ロンドンとドブロブニクを比較すると下記のようになっています。
- ドブロブニクの生活費(家賃を含む)はロンドンより34.1%安い
- ドブロブニクの家賃はロンドンより62.8%安い
- ドブロブニクのレストラン価格はロンドンより16.1%安い
- ドブロブニクの食料品価格はロンドンより35.6%安い
世界でも高いと言われるロンドンの物価との比較ですのでドブロブニクの方がはるかに安くなっていますが、観光客向けの多いレストラン価格は平均価格でロンドンより16%低い程度ですので、やはり価格のチェックはしておいた方がいいでしょう。
治安がいい
ドブロブニクの治安は非常に良好です。クロアチアはヨーロッパでも比較的安全な国のひとつですが、観光地であるドブロブニクも例外ではありません。夜間でも旧市街を歩けるくらいに安全ではありますが、外国であることには違いありませんので、1人で行動する際には周囲に気を配っておくよう心がけましょう。
凶悪犯罪もロンドンに比べて4~5分の1程度となっていて、イギリスの大都市(ロンドン、マンチェスターなど)に比べると体感的な安全度は高く、落ち着いて観光できると言えるでしょう。
ただし、ドブロブニク旧市街のような観光客が多く集まるような場所では、スリや置き引きに遭う可能性がありますので、バッグはしっかり閉じ、貴重品は分散して持ち歩くなど、基本的な注意は必要です。
ドブロブニクの気候
ドブロブニクは地中海性気候に属しており、他の地中海のリゾート地と同じく年間を通して温暖で晴天が多いのが特徴です。
- 春(3〜5月):観光シーズンの始まり。花が美しく過ごしやすい
- 夏(6〜9月):日差しが強く、海水浴に最適。観光ピーク
- 秋(10〜11月):海もまだ暖かく、落ち着いた観光が可能
- 冬(12〜2月):温暖だが観光客は少ない。静かな街歩きができる
ドブロブニクの年間の平均最高・最低気温は下記のとおりです。
ドブロブニクでは海水浴は6月~9月ごろまで可能ですが、7月と8月はホリデーシーズンのピークとなり観光客で混雑しますので、6月と9月がおすすめの時期となります。
ドブロブニクの交通手段
ドブロブニクは比較的コンパクトな街で、旧市街は徒歩で観光が可能です。旧市街を取り巻く城壁の上を徒歩で移動できるほどです。
ドブロブニクには鉄道はなく、主な交通手段はバスになります。
主な交通手段
- 市内バス(Libertas社):旧市街〜郊外を結び、片道€2〜2.5
- 空港バス(Atlas Bus):空港〜旧市街まで約30分、€8程度
- タクシー・Uber:市内は€10〜15前後
- レンタカー:クロアチア国内やモンテネグロ方面へ足を延ばす場合に便利ですが、左ハンドル右側通行のためイギリス駐在員は注意が必要
旧市街は完全な車両進入禁止エリア のため、宿泊先によっては旧市街入り口から徒歩で移動が必要なためご注意ください。
電源プラグ
クロアチアの電源プラグは、タイプCまたはタイプF(丸ピン2本タイプ)で、イギリスのタイプG(三つ又プラグ)とは異なるため変換プラグが必要となります。電圧は230Vのため、イギリスで使用している家電は変換プラグを変えれば使用可能です。
イギリスで購入するのであれば、こちらのような変換プラグがおすすめです。
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UK to European EU Travel Adapter Plug Type G to Type C,E,F, 3 Pin to 2 Pin Travel Europe White (Pack of 2)
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こちらは日本の通販サイトでの販売になりますが、このような海外用のマルチ変換プラグが1つあると、世界中どこでも使えますので持っておきたいですね。
日本の家電をEU各国で使用する場合は、こちらのプラグが便利です。
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EU Europe European World Travel Adapter Type F/C Plug for Spain France Italy IT Germany Portugal Denmark Greece Poland Turkey to UK USA US AUS Adaptor Universal Worldwide Socket International 2 Pin
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携帯電話とWi-Fi
ドブロブニクはEU圏内のため、イギリスで契約したSIMであれば大部分がEUローミングの無料利用が可能であり、イギリスで契約しているギガ(通信量制限)がそのまま使えるか、一部が使えます。ですが一時期Vodafoneがイギリス国外のローミングを有料としていたこともありますので、自分で規約しているSIMの海外ローミング条件を事前に確認しておきましょう。
現地SIMを使う場合は、空港や街中のキオスクで A1、Telemach、Hrvatski Telekom などのプリペイドSIMを購入することも可能です。
イギリスのSIMを持っていればドブロブニクでも問題なく使えることがほとんどですが、私は日本の電話番号を楽天モバイルで維持しておいて、それをイギリス国外で携帯電話が使用できない場合にバックアップ用として活用することをおすすめします。楽天モバイルであれば1ヶ月で2GBまでの海外ローミングが無料で利用できるため、イギリス駐在中に何らかのトラブルで携帯電話が使えない場合のバックアップ用としても使えますし、イギリス国外への旅行でも有用です。2GBを使い切ると低速のインターネット接続になりますが、それでも利用は可能です。
ホテルやカフェはほぼ全て無料Wi-Fiを完備しており、通信環境は非常に良好です。ただし、スマートフォンやタブレットで無料のWi-Fiに接続していると他の人から端末の情報を覗かれてしまう可能性があるため、VPN接続をしておきましょう。
私は普段から公衆Wi-Fiに接続する際にNord VPNを使用して通信を保護することを心がけています。また、Yahoo!JapanやU-NEXT、DAZNなど日本からでなければ接続できないサービスに接続する際にも、Nord VPNを使用すればイギリスなどヨーロッパから接続しても日本からのアクセスと判断されるため、海外にいても日本のサービスを利用可能です。

ドブロブニクの食事と水
ドブロブニクの食事
ドブロブニクの料理の特徴は下記のとおりです。こちらの写真のようなシーフードプラッターをワインやビールと一緒に夕日を見ながらいただくのは、ビーチリゾートに行く一つの醍醐味と言えます。
- シーフードが豊富: 美しいアドリア海に面しているため、タコ、イカ、エビなど新鮮な魚介類を使った地中海料理が定番
- 新鮮な牡蠣: シーフードの中でも近くの町ストンで採れる牡蠣は名物で、レモンを絞って白ワインと共に楽しむのがおすすめ
- トリュフ料理: 地元のトリュフを使ったパスタやステーキなど、贅沢なトリュフ料理が楽しめる
- イタリアの影響: 地理的に近いイタリアの影響を受けており、パスタやリゾットなど、イタリア料理のようなメニューも多く見られる
- クロアチアの伝統料理: 牛や豚、羊のひき肉をスパイスで味付けしてグリルした「チェヴァピ(Cevapi)」や、プロシュート(生ハム)が有名
ドブロブニクの水
ドブロブニクの水は清潔で、地元の人も普通に飲んでいます。こちらの旧市街入り口のOnofrio’s Large Fountainでは、多くの観光客が水を手ですくったりボトルに入れたりして飲んでいました。
ですが、クロアチアの水もイギリスと同じく硬水がメインですので、軟水に慣れている日本人には辛いかも知れません。水について心配であればペットボトルの水を購入しましょう。どこのお店でも水は売っていますが、旧市街ではコンビニエンスストアに行くと1本€1前後と安価に購入できました。
ドブロブニクがイギリス駐在員に人気な理由
私がロンドンで駐在していると、周囲の方に旅行先にどこに行ったか、という話をすることがよくあるのですが、その際にドブロブニクの話が出るのが比較的多いと感じます。
色々と話を聞いた中で、マルタがイギリス駐在員に人気な理由は下記のとおりと考えます。
- 温暖でイギリスにはないビーチリゾートがある
- 物価が安くてリーズナブルに滞在できる
- 旧市街とビーチリゾートのアクセスが良く、観光とショッピング、リラックスすべてを手軽に楽しめる
- ヨーロッパで最も安全な都市と呼ばれるほど治安が良い
- 日本からは行きづらい周辺国へのツアーが豊富
それぞれ解説していきます。
温暖でイギリスにはないビーチリゾートがある

地中海の多くの観光地に当てはまってしまうため、こちらはドブロブニクだけの特徴ではありませんが、ロンドン駐在員から見るとドブロブニクはビーチリゾートとして大変な魅力があります。
イギリスも自然や歴史で魅力ある場所ではあるのですが、駐在していて残念なのは冬が寒く暗く湿っていて長いという点です。イギリスの冬は明るい時間がとても短く、気が滅入ってしまいます。
イギリスでは生活するだけでも大変なのですから、気晴らしの旅行には太陽の光を目一杯感じられる場所に行きたくなります。そのため、イギリス駐在員にはドブロブニクのビーチが人気になるのだと思います。ドブロブニクは冬でもイギリスに比べて比較的温暖ですが、冬場はそれなりに雨が降るため、降水量の少ない夏のホリデーシーズンの訪問がおすすめです。
ビーチでの過ごし方といえばビーチ沿いでのんびりと過ごしたり、海に入って泳いだりといった楽しみ方がありますが、イギリスでは夏でも海水温が20度を上回ることがないため、海水浴にはあまり適しているとは言えません。ドブロブニクでは6月〜9月の期間十分に海水浴を楽しめますし、それ以外の時期でも美しいビーチ沿いでリラックスした時間を楽しむことができます。

物価が安くてリーズナブルに滞在できる
先に説明したとおり、ドブロブニクはロンドンに比べて物価が安いため、財布に優しい旅行を楽しめるという特徴があります。外食の費用は旧市街の格の高いレストランだとロンドンと変わらない場合もありますが、店を選べば新鮮なシーフードをロンドンより安価で食べることが可能です。
宿泊先は旧市街のホテルだと値段が高くなりがちですが、旧市街を離れたコンドミニアムであれば比較的安価に滞在可能ですので、予算に応じたプランニングが可能です。
旧市街とビーチリゾートのアクセスが良く、観光とショッピング、リラックスすべて楽しめる
ドブロブニクは観光やショッピングの中心となる旧市街とビーチゾーンのアクセスが良く、一箇所で色々と楽しめるのが人気がある理由の一つとなっています。
こちらはドブロブニクのバス路線マップですが、東側にある旧市街とバビンクック・ラパドのビーチゾーンを結ぶバス路線がいくつも走っていて、20~30分程度でアクセス可能です。そのため、ビーチゾーンでゆったりとしたホテルやコンドミニアムに宿泊してリゾート気分を味わいながらも、旧市街へ行ってドブロブニクの歴史や文化に触れる観光も十分に楽しむことができます。

ヨーロッパで最も安全な都市と呼ばれるほど治安が良い
あくまでも指標の1つではありますが、ドブロブニクはヨーロッパで最も安全な都市と言われています。こちらのthe dubrovnik timesの2025年8月11日の記事によると、50万人以上のユーザーの口コミ情報をまとめたNumbeoによる最新の犯罪に関するデータで、ドブロブニクがヨーロッパで最も安全な都市に選出されたことを報じています。
あくまでも犯罪に関する指数で最も安全となっただけで、これだけでドブロブニクが絶対に安全な場所と言えるわけではありませんが、旅行先でのトラブルを避けたいと思うのが通常ですから、旅行先を選ぶ際の一つの動機づけにはなると考えます。
Numbeoの指標を少し見てみましょう。
2025年11月現在で確認した犯罪に関する指標です。ドブロブニク・ロンドン・東京で比較してみると、ドブロブニクの犯罪率の低さが際立っています。東京よりも安全という見方もできるんですね。
ドブロブニク・ロンドン・東京の犯罪に関する指標(Numbeoより)
| ドブロブニク | ロンドン | 東京 | |
| 犯罪レベル | 8.76(非常に低い) | 65.03(高い) | 21.77(低い) |
| 過去3年間の犯罪増加 | 35.38(低い) | 71.26(高い) | 47.35(中程度) |
| 強盗への不安 | 11.99(非常に低い) | 59.06(中程度) | 21.39(低い) |
| 自動車の窃盗 | 10.72(非常に低い) | 45.05(中程度) | 18.98(非常に低い) |
| 日中の一人歩きの安全性 | 88.60(非常に高い) | 63.06(高い) | 78.33(高い) |
| 夜間の一人歩きの安全性 | 86.18(非常に高い) | 36.99(非常に低い) | 72.40(高い) |
ドブロブニクの犯罪率が低い理由としては、
- 観光が大きな収入のため、警察が常に警戒しており観光客への犯罪を防いでいる
- 人の多く集まる旧市街がコンパクトな設計になっており、路地も狭いため警戒しやすい
- 観光地への人の流入を防ぐための仕組みが機能しており、不法移民などが少ない
といったことが挙げられるようです。
ドブロブニクは東京よりも安全と言えそうですが、観光客が多く集まるような場所ではやはり警戒は必要です。海外で生活したり旅行する際の基本として、バッグはしっかり閉じ、貴重品は分散して持ち歩く、高級品を身に付けないなどといった注意は必要です。治安がそこまでいいとは言えないロンドンに住む私のような駐在員にとっては天国のようなドブロブニクですが、常に警戒は怠らないようにすることが重要です。
日本からは行きづらい周辺国へのツアーが豊富
ドブロブニクはクロアチア南部にあり、かつてはユーゴスラビアという国を構成していたボスニア・ヘルツェゴヴィナやモンテネグロとの国境に非常に近い場所に位置しています。
そのため、クロアチア発ボスニア・ヘルツェゴヴィナやモンテネグロ方面への日帰りツアーが用意されています。
例えばこちらは私がヨーロッパ内の旅行先でのアクティビティの予約によく利用するGet Your GuideのWebサイトですが、ドブロブニクで検索すると、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタルや、モンテネグロのペラストやコトルへのツアーが最初に出てきます。
それくらいドブロブニクから両国へのツアーはメジャーなんですね。
私はドブロブニク滞在中にボスニア・ヘルツェゴヴィナ方面とモンテネグロ方面の両方のツアーに参加して、両方の国への入国を経験しましたが、日本にずっと住んでいたのであれば訪れることはなかったと思います。
こうした日本からはなかなか行けないところへ行けるのも、ドブロブニクを訪れたからこそであり、単なるビーチリゾート以上の価値をドブロブニクはもたらしてくれると言えるでしょう。

ドブロブニクの地域別の特徴とおすすめ観光スポット
ドブロブニク自体はそれほど広い場所ではありませんが、ここでは地域を4つに分けてそれぞれの特徴を紹介します。
旧市街では歴史と文化に触れる
旧市街はドブロブニク観光の中心であり、街全体が世界遺産に登録されています。まるで中世にタイムスリップしたかのような雰囲気が魅力です。真っ白な大理石が敷かれたストラドゥン通り、美しい教会や広場、迷路のような路地、そして街を囲む壮大な城壁。映画ゲーム・オブ・スローンズで有名なように、歩くだけで映画のセットの中にいるような気分になることができます。
観光スポットが集中しているため利便性は抜群です。ただし前述のとおり宿泊費が高めで、レストランはロンドンと変わらないくらいに高いという評価もあるためお金の使いすぎには注意が必要です。とはいえ観光客も多く、朝から夜遅くまで賑やかで、警備もしっかりとされているため夜も安全に楽しめます。
ドブロブニクを存分に味わいたい人には旧市街での滞在は最適であると考えます。旧市街から徒歩でアクセスできるロープウェーで登れるスルジ山から旧市街を見下ろす眺望は是非見ていただきたい景色の1つです。
ラパド地区(Lapad)はファミリー向けビーチリゾート
旧市街からバスで20~30分ほどのラパドは、静かに滞在したい人に人気のリゾートエリアです。海沿いの遊歩道にはレストランやカフェが並び、車が入ってこないため快適に散策を楽しめます。西側に面しているラパドビーチからのサンセットの美しさは随一で、夕方になると海岸沿いでくつろぐ人々の姿が多く見られます。
ビーチの種類も豊富で、ラパドビーチは波も穏やかなビーチでファミリーにもおすすめです。リゾートホテルも多く、コンドミニアムであれば広さの割に費用がそこまで高くないため、コストと快適さのバランスが良いエリアです。
バビンクック(Babin Kuk)地区は高級リゾート
ラパド半島の北西に位置するバビンクックは落ち着いた高級リゾートが広がるエリアです。旧市街からバスで20~30分程度の距離ですが、広大な緑地と海に囲まれアクティビティ設備も充実しており、滞在中に飽きることはないでしょう。
コパカバーナ・ビーチやカバ・ビーチなど、有名ビーチも多く、透明度の高い海を存分に満喫できます。大型リゾート内で完結する施設が多いため、観光よりも休暇そのものを楽しむ人に最適ですが、旧市街に行こうと思えばすぐ行ける場所のため、観光&休暇のいいとこ取りを狙うことも可能です。

グルジ・ベイ(Gruž Bay)
ドブロブニク港周辺に広がるグルジ・ベイは、地元の生活が感じられる落ち着いたエリアです。観光客が多い旧市街やリゾート血のラパドやバビンクックとは異なり、価格も比較的リーズナブルとなっています。港にはフェリーや観光ボートが多く、エラフィテ諸島などへの日帰り旅へのアクセスが便利です。
また、グルジ・ベイには朝市の青果市場やスーパーが立ち並び、生活に必要な食料品などを安価に購入することも可能ですので、コストをできるだけ抑えたい長期滞在にも向いています。喧騒から少し離れつつも旧市街やビーチゾーンへのアクセスは良好で、ドブロブニクの生活を楽しみながら滞在したい旅行者におすすめです。
ドブロブニク旅行はQuidco+Expediaでパッケージ予約がおすすめ
イギリスからドブロブニクに旅行に行く場合はイギリスのキャッシュバックサイトQuidcoと Expediaなどの旅行パッケージ販売サイトの利用がおすすめです。
Quidcoはイギリスのキャッシュバックサイトで、非常に多くのWebサービスを対象としています。Quidco利用者の平均的キャッシュバック金額が年間で280ポンド(約56,000円)となっています。私も6年近いロンドン生活の平均で260ポンド(約52,000円)のキャッシュバックを受けています。
Quidcoで会員登録してExpediaを検索して選択すると、下記のような画面に移ります。
ここでおすすめするフライト+ホテルのパッケージでは3.5%のキャッシュバックと書かれています。

Get cashbackのボタンを押すとExpediaのWebサイトに移ります。
ここで、Packagesを指定して、旅行の条件を入力し、Searchを押します。

まずはホテルを選択して、部屋を選びます。
続いて、フライトを選びます。これでホテル+フライトのパッケージ予約ができることになります。
Expediaのホテル+フライトのパッケージは、ホテルとフライトを別々に予約するよりもお得になるというだけでなく、たとえば合計で1,000ポンドの旅行代金になる場合、
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- ExpediaのOnekey cash(Expediaの独自ポイント):2%分で20ポンド
- 旅行代金をBA Amexの支払いで1,000Avios(12.8ポンド相当)
というポイント三重取りが可能となり、合計で67.8ポンドもお得になります。
Quidcoを使うと使わないのではポイントの獲得が倍くらい違いますので、是非イギリス駐在生活を豊かにするQuidcoの利用をおすすめします。
なお現在Quidcoでは下記のボタンからアカウント登録をして5ポンド以上のキャッシュバックを得ると、15ポンドがキャッシュバックされるキャンペーンをおこなっています。Expediaで旅行パッケージを予約すると、上記の67.8ポンドに加えてさらに15ポンド得することになり、1,000ポンドの旅行代金に対して計82.8ポンド、約8%お得になります。
こちらでQuidcoについて詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。


まとめ
以上、イギリス駐在員にドブロブニク旅行をおすすめする理由とドブロブニクの基本情報を解説しました。
ここでまとめておきます。
- 海外駐在員は旅行に行こう
ー仕事も生活も大変な駐在員。旅行でリラックスして駐在生活を乗り切ろう - イギリス駐在員はBA AmexでAviosを貯めれば旅行にお得に行ける
- ドブロブニクの基本情報
ー 公用語はクロアチア語だが、英語が広く通じる
ー通貨はユーロ
ー物価はロンドンより安いが外食は高め
ー治安がいい
ードブロブニクの気候は温暖だが冬は雨が多い
ードブロブニクの交通手段はバスがメイン、車は右側通行のためイギリス駐在員は注意
ー電源プラグはタイプCまたはタイプF
ー携帯電話はいぎりすのSIMが使えることが多いが、バックアップで楽天モバイルをおすすめ
ードブロブニクの食事は新鮮な地中海料理がメインだが、クロアチア伝統料理も広く提供される
ー水道水は飲めるが不安であればペットボトルの水の購入を推奨 - ドブロブニクがイギリス駐在員に人気な理由
ー温暖でイギリスにはないビーチリゾートがある
ー英語が公用語のため言葉の問題が少ない
ー物価が安くてリーズナブルに滞在できる
ー車が左側通行のため運転しやすい
ー小さな島なので観光とリラックスを両方楽しめる
ーイギリスに比べて犯罪率が半分以下と治安が良い
ーロンドンからのアクセスが良好 - マルタの地域別の特徴とおすすめ観光スポット
ーマルタ北部では自然とリゾートを満喫
ーマルタ南部では歴史と伝統に触れる
ーマルタ東部では観光や買い物を楽しむ - マルタ旅行はQuidco+Expediaでパッケージ予約がおすすめ
イギリス人も大好きなドブロブニクへの旅行、おすすめです!
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