どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方の疑問を解決するために書いています。
- ロンドンの駐在員はどのくらいの資産を持っているの?
- ロンドンで暮らしているとどれくらいお金が貯まるの?
- 海外駐在員の投資や貯蓄はどのようにしているの?
海外駐在員の懐事情:収入面
私ぷーたはロンドンで2020年2月から海外駐在しています。今回はロンドン駐在員がどれくらいの資産をもっているのかを公開したいと思います。
海外駐在員はかなりお金を貯めやすい環境にいると言えます。理由としては、
- 海外赴任手当などの手当が多くもらえるため、日本にいるときよりも給料が多くなる
- 住宅や自動車費用など生活費の一部を会社が負担してくれるため、コストが安い
- イギリスの税金は会社が支払ってくれて、日本の税金もかからない
といったことが挙げられます。
私がもらっている給料については、こちらの記事で解説しておりますのでご参照ください。
まとめると、
日本勤務時の額面金額は、
日本勤務時:900万円→イギリス駐在時:1,380万円
手取り金額は、
日本勤務時:660万円→イギリス駐在時:1,276万円
にアップしています。手取りでおよそ倍ですから、相当なものですね。日本でもし手取り1,276万円の収入を得ようとした場合、本当は2,000万円くらいの年収が必要ですから、相当な年収アップです。
海外駐在員の懐事情:支出面
額面・手取りとも日本で勤務しているときと比較して大幅に増加しているのですが、ロンドンで生活していると、出ていくお金も多いです。
こちらの記事で項目別の月あたりの支出額について書いています。
ロンドンでは物価が日本と比べてかなり高く、
- 住宅費はタワマンに住むくらいのイメージ(会社が住宅費の大部分を負担してくれるので持ち出しはあまりなし)
- 食費・外食費も総じて高い
- トイレットペーパーやティッシュペーパーなど日用品も高い
- 光熱費は3倍!
- 教育費やスポーツの月謝も倍くらい?
- 通信費やレジャー費用はそこまで高くない!?
- 月収のうち、半分くらいで生活は可能
- 教育費・娯楽費・旅行代をどこまで使うかで貯蓄が決まる
といったところになると思います。
日本円ベースで計算した生活費の推移はこちらになります。贅沢しすぎ、ということになるかもしれませんが海外で生活していると、色々と費用がかかります。ちなみにイギリスでもらっているお給料は日本円で89万円くらいになりますので、最近は貯蓄ができていない状況となってしまっています。
海外駐在員の投資・貯蓄事情
海外駐在員はお金が余って仕方がない!なんてことはまったくないのですが、それでも余った資金は投資なり貯蓄なりに回すことになります。
私のイギリスでの資産運用方針は
- 大部分はVanguardのISA口座で投資信託を購入しそのまま放置
- 資金が緊急で必要となったときのために一部の資金は貯蓄用口座に入れておく
となります。本当はISA一択にしたいのですが、緊急に資金が必要になったときに投資信託は即換金できず、資金化するのに数日を要しますので、ある程度の資金は貯蓄用の口座を作成して、そこに入れています。
イギリスで投資信託をするならVanguardで口座を作成するのがオススメです。こちらの記事で方法についてご説明しています。
https://london-chuzai.com/2021/05/31/uk_investment_vanguard/
ロンドン駐在員がどれくらいの資産を持っているのか?
さて、2024年6月現在、ロンドン駐在員がどれくらいの資産を持っているのかを公開したいと思います。
円グラフにすると、このような形ですね。ポンド資産も1ポンド=198円で換算して、日本円での表記にしています。
内容についてそれぞれ説明していきます。
現預金
現預金は、日本の銀行口座に残してきたお金がほとんどです。イギリスの口座も利息が結構付くのである程度入れていますが、投資信託メインで運用しているため、あまり現金は多くありません。
日本でも銀行利息が少し上がりましたが、2024年現在のイギリスでは普通預金でも高いところでは年利4%くらい、定期預金だと6ヶ月物で5%くらいつきますので、大きな差が出ています。
投資信託(日本)
日本でやっている投資信託です。私は楽天証券をメイン口座にして運用しています。NISA口座はイギリスに駐在するときに閉じていますので、保有しておらず通常口座での運用となります。
こんな感じで、円安と米国の株高が影響して大幅に含み益が出ています。
投資信託(イギリス)
イギリスではVanguardの投資信託を資金の余剰が出るたびに買っています。今の価値としては12,000ポンドほどになっていて、投資額の3割くらいが利益になっている感じですかね。
イギリスで得た給料がそこまで貯められているかというと、そうでもありません。
株式(日本)
ロンドンでの駐在を終えたあとは日本に帰国する予定であり、その後は日本で働くことになると思っています。つまり私の人生は日本経済に左右される状態ですので、投資としては、日本にはそれほど多くしていません。
こちらはSBI証券でミニ株を30社くらいの会社に分散投資しています。
株式(米国)
株式(米国)はアメリカの高配当株のETFを買っています。円安と米国の株高でかなりの含み益が出ている状況ですね。
年金等
年金等と書いていますが、個人用年金とか保険の積み立てとかを含めています。積立保険は即解約すべし、という意見もよく聞きますが、強制的な貯金という考えて意思の弱い私は継続しています。
本当なら解約して投資に回した方がいいのかもしれません。一応は生命保険としても機能はするので、その安心も込みで考えています。
今後の目標
一応投資や貯蓄をしている以上、何らかの目標を立てておくべき、と考えているので投資・貯蓄の合計が1億円になったらいいなぁ…と思いながらお金を貯めています。
今後何が起こるかわからない時代ですので、お金は持っておくに越したことはないですので少しずつでも貯めていければと思います。
最近は少し贅沢しすぎな感もありますので、引き締めなければとも思っています。
まとめ
以上、海外駐在員の貯蓄・投資状況について説明しました。生活費が多くなってしまっていて貯蓄や投資にあまり回せていない状況ですが、今後も資産状況についてアップデートしていきたいと思います。
今回の記事のまとめです。
- 海外駐在すると給与が大幅にアップするので貯蓄や投資に回すことが可能
- ただしロンドンで生活していると生活費もかなりかかってしまい、家族に使うお金も多いためそこまでお金が余らない
- ぷーた(筆者)のイギリスでオススメする投資先はVanguardの投資信託。それに高金利のSaving Accountを作って余剰資金はそこに預けています
- 目指せ1億円!のためにはもうすこし節約しなきゃいけません…
ありがとうございました。