どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
この記事では、次のような疑問を解決します。

  • イギリスに旅行する予定だけど、ポンドは日本とイギリスどちらで両替したほうが良い?
  • イギリスで日本円からポンドに両替するならばどこで両替するのがおすすめ?
  • イギリスへ旅行するときに現金はどれくらい必要なの?

結論から言うと、

 ロンドンではATMでの引き出しが最もお得です。

この記事ではその理由と、損しない具体的な方法を解説します。

ロンドンの両替事情~日本との違い~

ロンドン旅行やイギリスでの駐在生活をスタートする際、多くの人が悩むのが「どこで両替するのが一番お得なのか?」という問題です。日本では出発前に空港で両替するのが一般的ですが、ロンドンでは必ずしもそれが最適とは言えません。私もロンドン駐在をする前に日本の空港で両替してしまい、5千円ほどの損をしてしまったことがあります。

この記事では、ロンドンでの両替方法を徹底的に比較しながら、「結局どこが一番いいのか」「どうすれば損を防げるのか」をわかりやすく解説します。旅行者はもちろん、長期滞在予定の方にも役立つ内容です。

イギリスでは現金が必要なケースは限られる

まず知っておきたいのが、ロンドンは世界でもトップクラスのキャッシュレス都市だという点です。地下鉄やバスなどの公共交通機関はもちろん、カフェ、スーパー、パブ、さらにはマーケットの屋台でもカード決済が使えることが珍しくありません。

イギリス旅行をする際に持っておく現金の目安は下記のとおりです。

  • 短期旅行(3〜4日):30〜50ポンド
  • 1週間の旅行:50〜100ポンド
  • 長期滞在:100〜200ポンド

この金額の根拠や、イギリス旅行で現金が必要なケースはこちらの記事で解説しています。

イギリス旅行・滞在で現金はいくら必要?~ロンドン駐在員が目安と必要な場面を解説~どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。 この記事では、次のような疑問を解決します。 イギリス旅行では現金は必要? イ...

地下鉄では現金を使うと損、バスでは現金は使えない

特に交通機関では、非接触型決済(コンタクトレス)が主流で、ロンドン地下鉄(Tube)では現金を使って切符を購入するとかなりの損になってしまいますし、ロンドンのバスでは現金は使えず、乗車を断られてしまいます。そのため日本のように「とりあえず多めに現金を用意する」という考え方は、ロンドンではあまり必要ありません。

公共トイレやスーパーのカートなど現金が必要な場所もある

このようなイギリスの支払い事情ですが、すべての場面でカードが使えるわけではなく、マーケットや個人経営の店舗、小規模なショップなどでは現金が必要になるケースもあります。加えて、公共トイレやスーパーのカート、したがって、「必要最低限の現金を、できるだけお得に入手する」という考え方が重要になります。

日本でポンドを入手しようとするとかなり損

この記事ではイギリス到着後に日本円→ポンドへ両替する方法について解説していますが、人によってはイギリスに発つ前、日本の空港などでポンドを入手したいという方もいるかも知れません。

日本でポンドを入手する方法としては、下記の4つの方法が考えられます。

  • 空港で両替
  • 銀行で両替
  • 金券ショップで両替
  • 外貨宅配サービスで両替

 

空港で両替

まずは日本の空港で両替する場合です。メリットとデメリットは下記のとおりです。

  • 突然出張や旅行が決まったときなど、急ぎのときに両替しやすい
  • 信頼できる(偽札被害がない)
  • レートが悪い
  • 時間帯・場所によっては混雑して利用できない場合がある

空港で両替するのはレートが悪い、というイメージのある方は多いと思いますが実際にかなり不利なレートとなっています。たとえば2026年4月24日現在の成田空港グリーンポートエージェンシーのレートは下記のとおりです。

  • 日本円→ポンド:226.39円/ポンド
  • ポンド→日本円:202.89円/ポンド

銀行で両替

空港にも銀行店舗がありますが、銀行での両替は空港到着前や出発日以前に両替できる点が、空港での両替とは異なります。

  • 信頼できる(偽札被害がない)
  • 余裕をもって両替できる
  • レートが悪い
  • 外貨両替対応店舗が少ない

例として三菱東京UFJ銀行のレートを挙げてみます。

  • 日本円→ポンド:227.26円/ポンド
  • ポンド→日本円:203.26円/ポンド

金券ショップで両替

金券ショップで両替するのもポンドを得る手段の一つです。余裕を持って両替できること、レートが多少有利なことがメリットです。

  • レートが比較的良い
  • 余裕をもって両替できる
  • アクセスしやすい場所にある
  • 偽札被害への警戒が必要(大手の利用を推奨)

例として両替する場合に最もレートが良いと評判の、金券ショップのチケットレンジャー系の外貨両替ドルレンジャーのレートをご紹介します。金券ショップのレートは店舗ごとで異なりますので、よく確認する必要があります。

  • 日本円→ポンド:216.88円/ポンド
  • ポンド→日本円:208.08円/ポンド

外貨宅配サービスで両替

外貨宅配サービスは忙しくて両替をおこなう店舗に行く余裕がなくても、外貨を比較的良いレートで入手できるので便利です。

  • レートが比較的良い
  • 店舗に行かずに外貨を受け取れる
  • 外貨を受け取るのに時間がかかる

空港の両替店舗を運営するトラベレックスは外貨宅配サービスもおこなっています。レートはこちらのとおりです。

  • 日本円→ポンド:230.85円/ポンド

日本出発前に日本円→ポンドに両替する方法のまとめ

ここまでに紹介した日本出発前に日本円→ポンドに両替する方法をまとめておきます。金券ショップは選べば有利なレートでの両替が可能でおすすめですが、安全性を考慮して大手の店舗を選ぶなど注意する必要があります。それ以外の方法はレートが悪く正直おすすめできません。

イギリスで日本円→ポンド両替する4つの方法

続いて、イギリスに到着してから日本円→ポンドに両替する方法について解説します。イギリスで日本円→ポンドに両替する方法は大きく分けて4つあります。

  • 空港で両替
  • 銀行で両替
  • 両替ショップで両替
  • ATMでクレジットカード・デビットカードで引き出し

 

空港で両替

まずは空港での両替です。 ヒースロー空港やガトウィック空港には、多くの両替カウンターがあります。日本から持参した日本円をポンドに両替すればイギリス国内旅行の準備が空港でできることになります。

  • イギリス到着後すぐに現金を入手できる
  • レートが悪い

最大のデメリットは、レートの悪さです。空港は競争が少なく、観光客向けの価格設定になっているため、市内に比べて明らかに不利なレートが提示されることがほとんどで、20%以上の手数料を取られるいわば「ぼったくり両替」というレベルです。

「手数料無料」と書かれていても、その分レートに上乗せされているケースが多く、実際にはかなり割高になります。

  • 日本円→ポンドレートの目安:240~250円/ポンド(12~20%程度上乗せ)

銀行・郵便局で両替

続いては銀行や郵便局での両替です。

  • 信頼できる(偽札の可能性は低い)
  • レートが悪い
  • 銀行は外貨両替対応店舗が少ない

イギリスの銀行の両替は、可能な場合もありますが、実際にはできない店舗が多くなっています。理由としてはアカウントを持っている顧客以外への外貨両替サービスを提供していない銀行が増えているためです。一方、郵便局では誰でも両替が可能です。

レートが次に紹介する両替所とそこまで変わらないため、わざわざ銀行や郵便局を利用するメリットはあまりありません。

  • 日本円→ポンドレートの目安:228~232円/ポンド(6%程度上乗せ)

街中の両替ショップで両替

観光地やショッピングエリアに多く見られるのが、両替専門ショップです。ロンドン中心部には数多くの両替ショップがあり、店舗ごとにレートが異なります。

  • アクセスしやすい場所にある
  • 店によってレートが異なるので良いレートの店を探すのが面倒
  • 偽札被害への警戒が必要(大手の利用を推奨)

空港に比べればかなり良い条件で両替できるのが最大のメリットです。特に観光客が多いエリアでは競争が激しいため、レートが比較的良い傾向があります。

ただし注意点として、「No Commission(手数料無料)」という表示だけで判断してはならず、実際に両替する際のレートが有利かを見極めなければなりません。

  • 日本円→ポンドレートの目安:223~232円/ポンド(3.5%~6%程度上乗せ)

ATMでキャッシング・デビットカードで引き出し

クレジットカードやデビットカードを使って現地のATMからポンドを引き出す方法です。結論としては、この方法が最もお得に両替することができます。

  • レートが最も良い
  • 対面でのやり取り不要
  • ATMによっては手数料がかかる(それでも両替よりは有利)

最大のメリットは、為替レートがほぼ市場レートに近いことです。空港や銀行、両替所のように大きなマージンが乗らないため、結果的に最もお得になるケースが多いです。クレジットカードのキャッシングの場合は支払日までの金利が上乗せされますが、金利を加味しても普通に両替するよりもお得です。

  • 日本円→ポンドレートの目安:217~219円/ポンド(0.7%~1.5%程度上乗せ)

イギリス到着後に日本円→ポンドに両替する方法のまとめ

イギリス到着後に日本円→ポンドに両替する方法をまとめます。ATMでの引き出しが最も有利になりますので、イギリス訪問前にATMで引き出しが可能なクレジットカード・デビットカードを準備しておきたいところです。

それ以外の方法を比べると、空港での両替はレートが非常に悪いため、銀行・郵便局や両替ショップでの両替をした方がいいでしょう。

結論:イギリスのATMで両替するのが最もお得

ここまで日本・イギリス両方での日本円→ポンドへの両替方法を解説してきましたが、結論としてはイギリスのATMでクレジットカードやデビットカードを利用して両替するのが最もお得となります。

また、日本の金券ショップでも、先に紹介したドルレンジャーのような良い両替レートを提供している金券ショップは十分に選択肢になるといえるでしょう。

それ以外の方法は日本でもイギリスでも両替のレート・手数料が悪くなってしまいます。

ATMでの両替の活用法と注意点

ATMを使う場合は、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。クレジットカードを使う場合と、デビットカードを使う場合それぞれ注意点が異なります。

クレジットカードでキャッシングする場合

クレジットカードで両替する場合は、キャッシングという借入をおこなうことになります。注意点は下記のとおりです。

  • クレジットカードによってはキャッシング枠がない場合があるため、事前に枠があるか確認しておく
  • 海外キャッシングした額は帰国後に繰り上げ返済可能なので、すぐに返済する(金利負担の減少)
  • 街中にあるATMでは独自の手数料を取られる場合が多いので、手数料のかからない銀行のATMを使う
  • ATMの画面で「円で計算するか現地通貨で計算するか」を選ぶ場合は必ず「現地通貨(ポンド)」を選択する(円換算を選ぶと、不利なレートが適用される)

デビットカードで現金を引き出す場合

クレジットカードではなく、デビットカードを使ってATMから現金を引き出すことも可能です。この場合は、キャッシングと異なり借入ではないため金利負担はありません。

  • デビットカードの残高がないと引き出せないため、日本出発前に残高を確認しておく
  • 街中にあるATMでは独自の手数料を取られる場合が多いので、手数料のかからない銀行のATMを使う
  • ATMの画面で「円で計算するか現地通貨で計算するか」を選ぶ場合は必ず「現地通貨(ポンド)」を選択する(円換算を選ぶと、不利なレートが適用される)

ATMでの現金引き出しも、カード払いもWiseがお得

イギリスのATMでは日本で発行したほとんどのクレジットカード、デビットカードが使用できます。ですが、イギリスではカード決済がメインの支払い方法であることを考えると、外貨決済時の手数料が非常に安いWiseデビットカードを持っておくことをおすすめします。

ATMでの引き出し時に最も有利な為替レートで日本円→ポンドに換算して引き出しが可能なことはもちろん、スーパーマーケットやお土産屋でのカード決済時に、日本発行のクレジットカード・デビットカードであれば3%の手数料を取られてしまいますが、Wiseデビットカードであれば支払時に日本円→ポンドへ自動的に最も有利な為替レートで換算して支払ってくれますので、手数料がほとんど取られません。

例えば、100ポンドのお土産をロンドンで購入した場合、日本のクレジットカードとWiseデビットカードでの支払額は下記のとおりとなります。

【カードによる支払額比較 1ポンド=216.38円で換算】

  • 日本のクレジットカードの場合(例:三井住友VISAクレジットカード)
    100ポンド×216.38×(100%+3.63%手数料)=22,421円
  • Wiseデビットカードの場合
    100ポンド×215.63=21,563円

 Wiseデビットカードのほうが858円(約4%)お得

今回調査した際のレートはWiseの方が有利でしたが、このレートはクレジットカード会社のレートが採用されますので、そのタイミングによって変動します。ですが、日本のクレジットカードを外貨決済に利用した場合、3.63~3.85%の手数料が取られてしまうため、かなりの負担になってしまいます。

Wiseデビットカードであれば、こうした手数料負担がないため、お得に海外での決済が可能になります。イギリス旅行では現金は使いませんが、カード決済はホテル代や交通費、観光地の入場料、お土産代などあらゆる場面で使用します。1回の旅行でおそらく10~20万円程度はカード決済することになるでしょうから、Wiseデビットカードを使用しない場合、4~8千円もの損となってしまいますので気をつけましょう。

通常Wiseのデビットカードは1,200円の発行手数料がかかってしまうのですが、こちらのボタンからWiseに登録すると、デビットカードの無料発行が可能です。

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Wiseを利用するメリット・デメリットや活用シーンについてはこちらの記事でご紹介しています。

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まとめ:両替で損しないための5つのコツ

ロンドンでの両替は、ちょっとした知識があるだけで大きな差が生まれます。準備もなく、何も考えずに空港で両替してしまうと、気づかないうちに損をしてしまう可能性が高いです。

一方で、日本のレートの良い両替ショップやATMを上手に活用すれば、お得にポンドを手に入れることができます。また、ロンドンはキャッシュレス社会が進んでいるため、現金はそこまで必要ではないことを理解しておくことも重要なポイントです。

これからロンドンを訪れる方は、ぜひ本記事の内容を参考にして、無駄なコストを抑えながら快適な滞在を楽しんでください。

最後に、ロンドンで両替する際に絶対に押さえておきたいポイントをまとめます。

  • イギリスでは現金はあまり必要ではないことを理解して必要最低限しか両替しない
  • ATMでの両替のためにWiseデビットカードのような外貨両替に強いデビットカードやクレジットカードを準備しておく
  • ATMでポンドを引き出す場合は現地通貨(ポンド)を指定すること
  • 日本出発前に現金を持っておきたい場合は、日本の金券ショップで両替をするのがレートが良い場合がある
  • ロンドンで両替する場合は「手数料無料」という言葉に惑わされず、両替ショップのレートを必ず比較すること

この3つだけで、数千円〜1万円以上節約できます。

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これらを意識するだけで、無駄な出費を大きく減らすことができます。賢く両替して、楽しいイギリス滞在を過ごしましょう。

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ぷーた
ぷーたです!投資とポイント活動、ジョギングが趣味のロンドン駐在員です。お得活動のためには徹底的な調査と行動をしており、たくさんの方に情報を共有したいと思ってこのブログを立ち上げました。