どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方の疑問を解決するために書いています。
- ロンドンの観光に利用できるロンドンパスについて教えてほしい!
- ロンドンパスを使うならどこに行くのがコスパがいいの?
- ロンドンパスを利用できる観光スポットを入場料順に見たい!
ロンドンの観光は費用が高い!
例えばこちらは有名観光スポットの入場料ですが、1つの観光スポットでも30~40ポンド(5,700~7,600円)の費用がかかり、家族で旅行するような場合は相当な出費に鳴ってしまいます。
そこで活用したいのが「ロンドンパス」です。ロンドンパスを利用すると、一定の期間内に対象の観光スポットへ無料で入場可能となるため、個別にチケットを購入するよりもずっとお得に観光を楽しむことができます!
加えて、一部の施設ではファストトラック(優先入場)の特典があり、行列をスキップしてスムーズに観光を進められます。
今回の記事では、ロンドンパスの概要や、メリット・デメリット、購入方法に加えて、いかにコスパよくロンドンパスを活用するかという点について、入場料別のリストとともにお伝えしたいと思います。
何よりもお得が大好きな私なので、高額なロンドンパスは使い倒さなければ損ですので、いかに活用するかを徹底的に追求していますので、ご期待ください。
ロンドンパスとは?
ロンドンパスの仕組み
ロンドンパスは、一言でいうと「ロンドン市内および郊外の主要な観光スポットに一定期間無料で入場できるお得な観光パス」です。購入した日数分だけ対象施設へ自由に入場できる仕組みになっており、特に短期間で多くの観光地を巡りたい旅行者に適しています。
ロンドンパスは、1日、2日、3日、6日、10日などの期間ごとに販売されており、有効期間中は指定された観光施設に何度でも入場できます。購入時に物理的なカードまたはデジタルパス(アプリ)を選択できますが、スマートフォンのアプリで提示するのが便利です。
ロンドンパスで入場できる主要観光スポット
ロンドンパスでは、100以上の観光スポットが対象となっています。以下は、その中でも特に人気のある施設です。
- タワー・オブ・ロンドン(Tower of London):ロンドンの歴史を象徴する城塞で、王冠の宝石を見ることが可能
- ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey):英国王室の戴冠式が行われる歴史的な教会
- ザ・シャード(The Shard):ロンドン市内を一望できる高層ビル
- ロンドン動物園(London Zoo):世界で最も古い科学動物園の一つ
- キュー・ガーデンズ(Royal Botanic Gardens, Kew):世界遺産にも登録されている美しい植物園
- テムズ川クルーズ(Thames Clippers):ロンドンの名所を川から楽しむクルーズ体験
- ウィンザー城(Windsor Castle):エリザベス女王が愛した王室の居城
ロンドンパスの特典
ロンドンパスには、以下のような特典も含まれており、短期間の滞在には非常に役に立ちます。
- ファストトラック入場:一部の施設では、行列をスキップして優先入場できる特典があります。
- 割引サービス:レストランやショップでの割引が適用されることがあります
- デジタルガイドブック:観光スポットの詳細やアクセス情報を掲載したガイドブックを無料で利用可能
ロンドンパスの料金
ロンドンパスの価格は日数によって異なります。2025年4月時点での料金は以下の通りです。
()内は1日あたりの利用料です。基本的に長い期間になればなるほど1日当たりの利用料がお得になっています。
なお、ロンドンパスには2種類あって、違いは下記のとおりです。
ロンドンパス | ロンドンパスプラス |
ロンドンの98の主要観光地が無料で利用可能 | ロンドンの98の主要観光地に加えてロンドン・アイ、ザ・シャード、ホップオンホップバス、マダム・タッソーの利用が可能 |
ロンドンパスプラスはロンドンパスよりも高額となりますが、大人の10日分でも差は70ポンドで、上記のロンドンパスプラスでのみ利用可能なスポットは1か所で38~42ポンドかかりますので、2か所利用すれば元が取れる計算になるため、特に事情がなければロンドンパスプラスを購入することをおすすめします。
また、ロンドンパスはオンライン購入すると割引が適用されることが多いため、事前に購入するのが賢明です。
例えばロンドンパスの販売ページの一番下の部分でメールマガジンに登録すると、10%のディスカウントを受けることができます。
ロンドンパスの利用方法
ロンドンパスの利用はとても簡単です。ここではディスカウントを受けられるオンラインでの利用方法について説明します。
- こちらのロンドンパスの販売ページでパスを購入します。
- スマートフォンのアプリ(Go City: Travel Plan & Tickets)を取得します。
- アプリに購入したロンドンパスのコードを入力して、ロンドンパスを登録します。この時点ではまだ有効期間は開始しません。
- 最初の観光地でQRコードをスキャンしたときから利用が開始されます。有効期間内であれば何度でも利用可能です。
ロンドンパスが向いている方
ロンドンパスは、以下のような方におすすめです。
- 観光スポットを効率よく巡りたい方:短期間で多くの場所を訪れる予定がある方には、有効期間内で利用し放題のロンドンパスは利用価値が高いです。
- 入場料を節約したい方:個別にチケットを購入するよりもはるかに安く入場できるため、コスパを求める方にもおすすめです。
- 初めてロンドンを訪れる方:ロンドンパスで利用可能なスポットは、ロンドンの代表的な観光地を網羅しているため、初めて旅行される方には訪問先の目安にもなり、便利です。
- ロンドン在住者:ロンドンに住んでいる方にもロンドンパスはおすすめで、特に入場料の高いスポットについてはロンドンパスを購入していくつかの観光スポットを1日で訪問するほうがコスパが高いことが多いです。
一方で、各所をゆっくりと楽しみたい方や、美術館・博物館など無料で入れる施設を中心に巡る予定の人には、必ずしもお得とは限りません。ロンドンで無料で観光できるスポットについては、こちらの記事で説明しています。

ロンドンパスの注意点
ロンドンパスを利用する際には、以下の点に注意が必要です。
- 連続した日数で使用する必要がある:例えば3日パスを購入した場合、3日間連続で利用しなければならず、1日空けて使用するといったことはできません。
- 交通機関は含まれていない:ホップオンホップオフバス以外の交通機関、地下鉄やバスの乗車券は別途購入する必要があります。
- 一部の人気施設は事前予約が必要:ザ・シャードやウィンザー城など、一部の施設は予約が必要で、予約していない場合入場を断られる場合があります。予約の時間に縛られてしまうため、自由度が下がってしまいます。
ロンドンパスのメリット
ロンドンパスは、ロンドンを観光する際に非常にお得で便利な観光パスです。多くの観光スポットへの入場が無料ででき、優先入場特典や割引サービスもあるため、観光を効率的かつ快適に楽しむことができます。ここでは、ロンドンパスを使うことで得られる主要なメリットについて詳しく解説します。
観光費用を節約できる
この記事の一番最初で説明したとおり、ロンドンの観光スポットが多く、その中には入場料が高いものも多いです。タワー・オブ・ロンドン、ウェストミンスター寺院、ロンドン動物園など、1つ1つの入場料が高額になることがあり、家族で旅行するような場合には、観光費用がかなりかさむことがあります。
しかし、ロンドンパスを購入することで、対象の施設へ無料で入場できるため、個別にチケットを購入するよりもかなりお得に観光を楽しむことができます。
例えば、ロンドンパスの1日パス89ポンドを購入して、ロンドン塔、ウェストミンスター寺院、ロンドン動物園を回ると、
ロンドン塔(35.8ポンド)+ウェストミンスター寺院(30ポンド)+ロンドン動物園(41.8ポンド)=107.6ポンド
となりますのでロンドンパスを購入したほうが安くなります。
さらに、ロンドンパスには、2日間、3日間、10日間など、さまざまな期間に対応するパスがあるため、自分の旅行のスケジュールに合わせて選べます。旅行期間中に何度も入場できるので、複数の観光スポットを効率的に回ることができ、結果的に入場料の節約になります。
施設ごとの入場料を気にせず観光できる
ロンドンパスを購入すると、対象の観光施設に自由に入場できます。そのため観光中に「この施設の入場料は高いけれど、せっかくなので見てみたい」といった時にも、入場料を気にせずに観光ができるのは便利です。
ロンドンパスで複数の観光施設を訪れる予定がある場合、その都度支払いを気にすることなく、自由に楽しむことができます。これにより、観光の際のストレスを減らし、よりリラックスした時間を過ごすことができます。この柔軟性は、特に初めてロンドンを訪れる旅行者にとっては非常に嬉しいポイントですね。
ファストトラック(優先入場)の特典
ロンドンパスを利用するメリットの1つが、特定の観光施設で「ファストトラック」入場を利用できることです。これは、通常の入場口よりも優先的に入場できる特典であり、特に観光シーズンのピーク時に非常に役立ちます。
ロンドンパスを持っていると、これらの施設でファストトラック入場ができるため、行列をスキップして、短時間で施設に入場することができます。これにより、観光時間を大幅に節約でき、効率的に観光スポットを巡ることができます。特に限られた時間しかロンドンに滞在できない場合、ファストトラック特典は大きなメリットです。
利用可能な観光スポットが多彩
ロンドンパスは、多彩な観光スポットを利用可能なことも特徴です。ロンドンの観光地は、歴史的な名所や美術館、近代的な建築物、さらにはテーマパークや動物園など、さまざまな種類の施設があります。ロンドンパスを使えば、こうした多彩な施設を一度に利用できるため、旅行者は自分の興味に合わせて観光地を選ぶことができます。
例えば、歴史が好きな人にはロンドン塔やウェストミンスター寺院、自然が好きな人にはロンドン動物園やキュー・ガーデンズ、アートが好きな人にはナショナル・ギャラリーやテート・モダンなど、それぞれのニーズに合った施設を訪れることができます。こうした多様性は、家族旅行やグループ旅行にも適しており、旅行者全員が楽しめる観光プランを立てることができます。
利用方法が簡単
ロンドンパスは、非常に使いやすいという点でもメリットがあります。デジタルパスとしてスマートフォンで提示することができるため、紛失の可能性のある物理的なチケットを持ち歩く必要がありません。オンラインで購入し、アプリを通じてQRコードを表示するだけで入場が可能です。
また、ロンドンパスを利用している間は、対象の観光スポットで何度でも使用することができ、何回もパスを提示するだけで、スムーズに入場できます。これにより、複数の観光地を効率よく回ることができ、観光の質が大きく向上します。
お得な割引や特典
ロンドンパスには、観光スポットの入場だけでなく、ショップやレストランでの割引特典もあります。パスを提示することで、飲食店や土産物店で割引を受けることができるため、観光中のショッピングや食事の際にお得感を味わうことができます。
特に家族旅行の場合、大人と子供でパスを利用することで、食費やお土産代を抑えることができ、さらにコストパフォーマンスが良くなります。このように、ロンドンパスは観光だけでなく、旅行全体の費用を抑えるためにも役立つアイテムとなります。
一部の施設でガイドブックや音声ガイドが無料
ロンドンパスには、デジタルガイドブックや一部の施設で利用できる音声ガイドが無料で提供される特典もあります。ガイドブックや音声ガイドを使うことで、観光地の詳細な情報を得ることができ、より深くその場所を楽しむことができます。特に歴史的な施設では、詳しい説明があると、単なる観光以上の価値を感じることができ、旅行の質が向上します。
ロンドンパスのデメリット
ここまでロンドンパスのメリットを見てきましたが、デメリットについても見ておきましょう。ロンドンパスが全ての観光客にとって最適な選択肢とは限らないため、購入前にその特性をよく理解し、自分の旅行スタイルに合っているかどうかを検討することが重要です。
価格が高い場合がある
ロンドンパスの最大のデメリットの一つは、価格が高いことです。ロンドンパスは、1日、3日、6日、10日など、さまざまな期間に対応したパスがありますが、その価格はぱっと見た限りでは高額に感じられると思います。例えば、1日パスの価格は大人で89ポンド、3日パスでは144ポンドになります。
ロンドンパスをうまく活用すれば、入場料を節約できるというメリットがありますが、すべての旅行者にとって必ずしもコストパフォーマンスが良いとは限りません。ゆっくりと1つ1つのスポットを観光して、1日2~3か所しか訪問しない場合や、入場料が安かったり無料だったりする博物館や美術館などを中心に観光したい人には、ロンドンパスを購入することで逆に損をする可能性があります。
ロンドンパスを購入する前に、どの観光地に訪れる予定なのか、個別にチケットを購入した場合の料金とロンドンパスを利用した場合の料金を比較してみることをおすすめします。
観光プランによっては元が取れない
ロンドンパスで元を取るためには、多くの有料の観光スポットを訪れる必要が出てきます。そのため、ロンドンパスを購入しても、回るスポットの数が少ないと、結局元を取ることができない場合があります。また、元を取ることを意識しすぎて、あまり興味のない入場料の高いスポットを訪問するのも、いい経験になるかもしれませんが得策とは言えません。
ロンドンパスを購入する際は、どの観光地に行きたいのか、実際に訪れる予定の施設がロンドンパスの対象施設に含まれているかを事前に確認し、購入前に費用対効果をよく検討することが大切です。
移動時間や距離に注意が必要
ロンドンパスのデメリットの一つとして、観光スポット間の移動時間や距離も挙げられます。ロンドンパスを利用して、複数の観光地を効率よく回るには、ある程度の移動時間や距離を考慮する必要があります。
ロンドンは広い都市であり、観光スポット間の距離が数キロ離れていることはよくあるため、徒歩での移動ができず、地下鉄やバスを使う必要がある場合も多いです。
特に1日や2日の短期間で観光をする場合、移動が多くて結果的に移動時間に追われて観光を十分に楽しめない可能性があります。例えば、ロンドン塔からバッキンガム宮殿までの距離は直線距離で4.5キロ、地下鉄の移動で30分はかかります。この移動時間だけでも観光可能な時間を減らしてしまうでしょう。
そのため、ロンドンパスを使用する際には、観光地の立地や営業時間をよく確認し、効率的なルートを計画しておくことが重要です。無理に多くの施設を回ろうとせず、移動時間を最小限に抑えるためのプランニングが欠かせません。
観光スポットの開館時間に制限がある
私としてはこれがある意味最大のデメリットと言えるのではないかと思うのが、観光スポットの開館時間の制限です。
ロンドンパスの有効期限内に多くの観光地を訪れたくても、施設ごとの開館時間に制限があるため、計画的に観光を進める必要があります。例えば、美術館や博物館の開館時間は、通常午前10時から午後5時までなど決まっていますし、他の施設でも午後5時頃までの利用に限られることが多いです。いくつかの施設は月曜日など休館日が設定されており、日程によっては訪問ができない可能性もあります。
ロンドンパスを最大限に活用するためには、各観光地の営業時間をしっかりと確認し、訪れる順番やタイムスケジュールを最適化することが求められます。
使い切れない場合に無駄になる
ロンドンパスの利用期間内にすべての特典を使い切れない場合、購入費用を無駄にする可能性があります。ロンドンパスでは98の観光スポット(ロンドンパスプラスの場合102)を訪問可能ですが、7日や10日の長期間のパスを購入した場合、思ったよりも訪れる観光スポットが少ないと感じるかもしれません。
コスト的には十分元が取れるとは思いますが、長期間のパスの場合使い切らずに利用をやめてしまう可能性があります。
ロンドンパスで利用可能なスポットを一覧で紹介
さて、ここからはロンドンパスで利用可能な102のスポット(2025年4月1日現在)をすべて紹介します。入場料の順で並べていますので、コスパを考えてプランを立てるのに活用できると思います。ちなみに入場料はロンドンパスの販売サイトに記載されている入場料で、あくまでも目安ですのでご注意ください。特に入場無料の博物館や美術館のガイドブックやオーディオガイドの料金を入場料としてカウントしているものもあるようです。
各リストはクリックすると拡大して見ることが可能です。
入場料22~66ポンドの観光スポット
まずは入場料22~66ポンドの観光スポット34種です。この表にある観光スポットがロンドンパスで多く利用されるスポットになると考えます。ちなみに「プラス」と書かれているのはロンドンパスプラスでのみ利用可能なスポットで全4か所がこちらの表に出てきています。
入場料13~20ポンドの観光スポット
続いて、入場料13~20ポンドの観光スポットをご紹介します。グリニッジ天文台やタワーブリッジなど、定番の観光スポットもいくつかありますね。

入場料2~12.5ポンドの観光スポット
最後に2~12.5ポンドの観光スポットです。ここで登場している博物館や美術館という名のつくものは、必ずしも入場料がかかるとは限らず、お土産やガイドブックなどの価格が入場料として書かれており入場無料のものも多くありますので、注意が必要です。
まとめ
以上、ロンドンパスの概要と利用可能なスポットの紹介をしました。まとめておきます。
- ロンドンの観光は費用が高い!有名な有料観光スポットの入場料は30~40ポンドほどかかる
- ロンドンパスは「ロンドン市内および郊外の主要な観光スポットに一定期間無料で入場できるお得な観光パス」
- ロンドンパスで入場できる主要観光スポット
ータワー・オブ・ロンドン(Tower of London)
ーウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)
ーザ・シャード(The Shard)
ーロンドン動物園(London Zoo)
ーキュー・ガーデンズ(Royal Botanic Gardens, Kew)
ーテムズ川クルーズ(Thames Clippers)
ーウィンザー城(Windsor Castle) - ロンドンパスの特典
ーファストトラック入場
ー割引サービス
ーデジタルガイドブック - ロンドンパスの料金
ーロンドンパスは大人1日89ポンド、3日144ポンド、子ども1日44ポンド、3日69ポンド
ーロンドン・アイやザ・シャードを利用できるロンドンパスプラスは大人1日109ポンド、3日189ポンド、子ども1日89ポンド、3日139ポンド - ロンドンパスのメリット
ー観光費用を節約できる
ー施設ごとの入場料を気にせず観光できる
ーファストトラック(優先入場)の特典
ー利用可能な観光スポットが多彩
ー利用方法が簡単
ーお得な割引や特典
ー一部の施設でガイドブックや音声ガイドが無料 - ロンドンパスのデメリット
ー価格が高い場合がある
ー観光プランによっては元が取れない
ー移動時間や距離に注意が必要
ー観光スポットの開館時間に制限がある
ー使い切れない場合に無駄になる - ロンドンパスで利用可能なスポットの一覧を見て、回りたいスポットをコスパよく選択しよう!
ありがとうございました。