どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方のお悩みを解決するために書いています。
- イギリスで日本のDAZNを見たいけど見られない!どうやったら見られるの?
- 海外で日本のDAZNを見るにはどうすればいい?
- DAZNを見るのにおすすめな有料VPNサービスは何?
イギリスにいても日本のスポーツが見たい!
私は6年近くイギリスに駐在しており、イギリスのプレミアリーグやクリケット、テニスやラグビーなどイギリス発祥のスポーツ観戦を楽しんでいます。ですが、日本人ということもあり日本のプロ野球やJリーグを見たくなることもあるんですね。
そんなときに便利なのが日本のDAZNです。日本のDAZNでは、
野球 | NPB(広島カープ主催試合を除く) |
サッカー | Jリーグ(J1・J2・J3)、セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アン、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)、カラバオカップ |
レース | F1・F2・F3 |
バスケットボール | Bリーグ |
のほか、ボクシングやゴルフ、女子サッカー、テニスなどさまざまなコンテンツを視聴可能です。一方で、イングランドのプレミア・リーグは、日本では現在U-NEXTが全試合独占配信していますので、残念ながら日本のDAZNでは見ることができません。
基本的に有料動画サービスはVPNで鑑賞可能
海外から日本のDAZNのような日本の有料動画サービスを見たい場合、VPNを使用することで鑑賞可能になります。これは、Amazonプライム・ビデオやNetflix、U-NEXTなどでも同じです。
VPNを使用しない場合はその国のコンテンツが表示される
私のようにイギリスに住んでいてVPNを使わない場合、DAZNであればこのように、イギリスのDAZNの画面が表示されます。イギリスの場合、DAZNコンテンツはほぼボクシングで、他にNFLやサッカーなどは追加購入コンテンツとなっているため、ほとんどの場合トップ画面にボクシングの画面が出てきます。
Netflixでもイギリスのコンテンツが表示されます。
VPNがないと日本のみでの提供サービスは利用できない
U-NEXTのような、日本のみでサービスを提供しているような有料動画サービスでは、途中まではアクセスができることもあります。
ですが、実際にU-NEXTで動画を再生しようとすると、アクセス元が海外と判定されてしまい、再生することができません。これはTVerやDMM TVのようなサービスでも同様です。ちなみに、日本のAmazonプライム・ビデオの場合、このように旅行中ですか?という表示が出てきて、一部のコンテンツは再生できることがありますが、ほとんどの動画は見ることができません。
VPNとは?
話を元に戻すと、VPNサービスを使用することでDAZNが見られることになります。ここでまずはVPNサービスについて簡単に説明します。
VPNとはVirtual Private Networkの略で、
- VPNサービスはパソコンやスマートフォンの住所を別の場所にできるセキュリティ向上の仕組み
- VPNサービスを利用するメリットは
ーVPNを利用すればアクセス元の国を変えることが可能
ーVPNはセキュリティ向上にも役立つ - VPNサービスを利用するデメリットは
ー通信速度が遅くなる
ー有料VPNはお金がかかる
となります。VPNを使うことで本当はイギリスにいるんだけど、日本にいると見せかけることで、日本のAmazonプライム・ビデオやTverを見ることができる、ということなんですね。

VPNについての詳しい内容はこちらの記事で説明していますので、よろしければご覧ください。

また、私がロンドン駐在開始からほとんどの期間利用してきたNordVPNについての説明記事もこちらにご紹介しておきます。

NordVPNは下記のボタンから申し込みが可能です。30日以内であれば返金保証もありますので、ぜひご確認ください。
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海外で日本のDAZNを見る方法
さて、ここからが今回の記事のメインの内容である、海外で日本のDAZNを見る方法についての解説となります。
ということで、海外にいて日本のDAZNでプロ野球(NPB)やJリーグを見たい!という方に見る方法を説明していきます。下記のポイントを抑えておく必要があります。
- VPNサービスを利用して日本のサーバーに接続する
- スマートフォンやタブレットで視聴する
- DAZNアプリは使わない
- ブラウザはBraveを使用する
- BraveのデスクトップモードでDAZNを開く
- 海外のDAZNサイトにつながった場合、日本のDAZNに切り替える
- 再生できないと表示されたらサーバーを切り替える
- いくらやっても視聴できないときは諦める
それぞれ解説していきます。
VPNサービスを利用して日本のサーバーに接続する
まず大前提として、海外にいて日本のDAZNを見るためにはVPNサービスを利用して日本のサーバーに接続する必要があります。
ここでは私がイギリスで5年以上継続して利用しているNordVPNでの接続方法を説明します。NordVPNのアプリを開くと下記の画面が表示されますので、世界地図から日本を探して、日本の場所をタップします。
TokyoとOsakaが表示されます。Tokyoを選択します。Osakaでもいいとは思うのですが、サーバー数が多いTokyoの方が接続しやすい気がしますので私はTokyoにしています。
これだけで日本のVPNに接続できました!NordVPNはアプリも使いやすく接続もしやすく、かつ他のVPNサービスと比較して値段が安いのでおすすめです。
スマートフォンやタブレットで視聴する
まず、DAZNの視聴はスマートフォンやタブレットを使用する前提とします。これは私の体験談でしかありませんが、パソコンのブラウザで日本のDAZNを視聴しようとすると、下記のような画面が出てしまい、視聴できないことがほとんどです。
DAZN側でVPNによって変換したアクセス元のIPアドレス(この場合は日本からのアクセスに見せかけている)だけでなく、物理的な場所を確認できてしまっているからなのか、理由はよくわかりませんが、私の場合はパソコンからのアクセスができたことはほとんどありません。
DAZNアプリは使わない
スマートフォンやタブレットでDAZNを視聴すると説明しましたが、日本のDAZNをVPN経由で見る場合、DAZNアプリは使えません。
こちらも先ほど説明したパソコンからのアクセスと同じような仕組みで、VPNアクセスであることを見破られてしまうのか、動画を再生しようとするとエラーが出てしまい先に進みません。
ブラウザはBraveを使用する
このあたりで、「日本のDAZNを海外で見るのは面倒だな・・」と思われるかもしれません。ですがまだ少し超えなければならないハードルがあります。それがDAZNを閲覧するためのブラウザです。
例えばスマートフォンのChromeブラウザで、VPN経由でDAZNを見ようとすると、下記のような画面が出てしまい何もできません。基本的にスマートフォンではアプリを使用しなければDAZNを見ることができないようです。
そこで、DAZNを見ることが可能なブラウザを使用します。それがBrave(ブレイブ)です。
Braveとは、プライバシー保護を重視する次世代のインターネットブラウザです。Google Chromeの開発にも関わったブレンダン・アイク氏が2016年に立ち上げたこのブラウザは、「ユーザーのプライバシーを守りながら快適なブラウジング体験を提供する」ことを目的としています。最大の特徴は、広告やトラッカーを自動でブロックする機能が標準装備されている点です。
一般的なウェブサイトには、多くの広告や追跡用のスクリプトが埋め込まれており、ユーザーの閲覧行動を企業が分析できるようになっています。しかしBraveは、こうしたスクリプトや広告を事前に遮断するため、ユーザーの個人情報が第三者に渡るリスクを大幅に軽減します。結果として、ページの読み込み速度も高速化され、通信データの節約にもつながります。
Braveのプライバシー保護の仕組みが、DAZN閲覧にも役立ち、他のブラウザではトップページすら表示されないDAZNもBraveであれば表示可能です。
スマートフォン、タブレット用のBraveはこちらのボタンからダウンロードできます。
BraveはGoogle Chromeと同じ「Chromium」ベースで開発されているため、ユーザーインターフェースがChromeに似ていて、Chromeの拡張機能をそのまま利用できるため、乗り換えのハードルも比較的低いと思います。
DAZNにアクセスするには、Braveのトップページでdazn.comと入力するだけです。VPNを日本に接続しておくことを忘れないようにしてください。
先ほどChromeで表示した同じページをBraveで開いてみると、画面が表示されました。
ですが、動画を再生しようとすると、Video not able to playと表示されてしまい、再生できません。
BraveのデスクトップモードでDAZNを開く
DAZNを見るためには、ここでもう一つ工夫が必要になります。Braveのアプリ画面の右下にあるメニューからデスクトップモードの設定をします。
Webサイトでは、アクセスしている端末がスマートフォンなのかタブレットなのか、パソコンなのかを判断して表示を変えています。スマートフォンとパソコンでは表示できる幅が違いますので、見る人が見やすくするために工夫しているんですね。
ですが、このアクセスしている端末によってコンテンツを制限していることがあり、DAZNもそのような制限をしています。そのため、使っているのはスマートフォンやタブレットですが、パソコンでアクセスしているように見せかけることで、DAZNを見られるようにするのです。
デスクトップモードに変更するための方法を説明します。まずは画面右下の3つのドットがあるメニューのところをタップします。
メニューが表示されますので、一番下の「すべてを表示」をタップします。
表示されるメニューで一番下までスクロールして、「デスクトップサイトをリクエスト」をタップします。
これでデスクトップモードでDAZNを開けるようになりました。今まではエラーメッセージが出てしまっていた試合の画面でエラーが出なくなり、試合の動画を見ることができます。DAZNなどの動画サイトでは動画のスクリーンショットを撮影することができないようになっているため、下記の画面は真っ黒で表示されていますが、実際にはサッカーの試合の動画が見られています。
海外のDAZNサイトにつながった場合、日本のDAZNに切り替える
上記の方法で、基本的には海外から日本のDAZNを見ることができます。ですが、場合によってはこれだけでは見られないケースもあるため、ここからは上記の手順をトラブルの対処方法を説明していきます。
まず、日本にVPN接続しているにもかかわらず、イギリスなど海外のDAZNが表示される場合があります。意気揚々と日本のプロ野球を見ようとして、このようにボクシングの画面が出てガッカリすることが多いです。
これはVPNで接続先の国の変更をした後で、BraveでアクセスするDAZNのリンクの変更が間に合っていないために起こる事象です。
イギリスのDAZNにつなぐ場合、
https://www.dazn.com/en-GB/
というURLを開きます。一方日本のDAZNの場合、
https://www.dazn.com/ja-JP/
となります。このen-GBやja-JPの切り替えがすぐに行なわれないため、日本のVPN接続をしてもイギリスなど海外のサイトが表示されるのです。これを変更するには、トップページに何度かアクセスする必要があります。
具体的には、下記のようにdazn.comとアドレスを入力します。またイギリスのDAZNが出てくるかもしれませんが、何度か繰り返していれば日本のDAZNが表示されます。
再生できないと表示されたらサーバーを切り替える
日本のDAZNが表示されていても、動画が再生できない場合があります。
このとき下記の状態、つまり正しく手順を踏んでいても動画が見られない場合、VPNのブロックが考えられます。
- スマートフォン、タブレットを使用している
- VPNは日本につながっている
- Braveを使用し、デスクトップモードでDAZNを開いている
VPNのブロックとは、DAZNがVPN経由でのアクセスを感知して、そのVPNが使用しているIPアドレスをブロックしてしまうことです。元々日本のDAZNは日本にいてDAZNを見る人用のサービスであり、海外からVPNを使用して鑑賞することは想定されていません。
日本のDAZNとしても、スポーツの放映権を日本国内向けということで取得していますので、海外から見られてしまうのは放映権の侵害担ってしまう可能性があります。そのため、こういった海外からのVPN経由アクセスをブロックする取り組みをおこなっているのです。
そのため、NordVPNなどでアクセスした日本のサーバーがブロック対象になっているとDAZNの動画は見られません。ですが、DAZN側もすべてのVPNサーバーをブロックすることが難しいようで、動画が見られない場合サーバーを変更することで見ることができる場合が多いです。
やり方は簡単で、こちらもNordVPNの例になりますが、下記の赤丸で囲った更新ボタンを押すだけです。これでVPNサーバーのIPアドレスを変更できますので、DAZNがブロックしていないサーバーにつなげれば動画を見ることができるようになります。
いくらやっても視聴できないときは諦める
上記の方法で、ほとんどの場合海外から日本のDAZNを見ることができるはずです。ですが、どんなに頑張っても日本のDAZNを見ることができない、というケースに遭遇することがあります。
この場合、正直に言うと諦めるしかありません。
例えば、DAZN側がBraveでのアクセスに対する対策をおこない、Brave側がそれを回避するバージョンアップをするまで動画が見られない、といった事象が考えられます。
上記の方法は、通常では見ることのできない日本のDAZNを無理やり見ようとするものですので、できないときには諦める、くらいで考えておいた方がいいと思います。
実は最大の障害はDAZNの契約
実をいいますと、海外にいて日本のDAZNを見るのに最大の障害となるのは、DAZNとの視聴契約です。私が知る限りでは、イギリスなど海外から日本のDAZNを契約する方法は現状ありません。
VPNで日本に接続して、日本のDAZNのサイトを開いて新規契約の画面まで行くことは何とか可能なのですが、クレジットカードの認証が間違いなく通りません。クレジットカードが日本発行のものか、イギリス発行のものかといった問題ではなく、クレジットカードの認証画面でVPN接続していると必ずエラーが出てしまうため、先に進めません。
VPN接続を切ってしまうと、イギリスのDAZNに接続されてしまうため、新規登録がイギリスでされてしまい、これだと日本のDAZNは見られないため意味がありません。
下記のようなJリーグクラブのWebサイトで購入できるDAZN年間視聴パスを購入して、コードの登録をすることでクレジット決済での視聴料支払いを回避しようとしても、支払いがなくても最後にクレジットカードの登録を求められるのでどうしようもありません。
よって、DAZNの契約だけでは日本でする必要があります。すでに海外にいて簡単には日本に戻れないという場合は、
- 日本にいる家族や友人にクレジットカードを教えて登録してもらう
- 日本にいる家族や友人の所有するパソコンにリモートデスクトップ接続で海外から接続させてもらい登録する
といった方法が必要になります。ですが、クレジットカード情報を他の人に見せることになるため、よほど信用できる人でなければお願いできる内容ではないと思います。
海外でDAZNを見るならNordVPNがおすすめ!

ここまで海外でDAZNを見る方法を説明してきましたが、トラブルなくDAZNなど日本の動画サイトを利用するのに重要なのは、VPNサービスの選択であると言えます。
NordVPNには、下記のようなメリットがあります。特にサーバー数の多さと通信の早さ、セキュリティの強固さは有料VPNサービスの中で最高レベルですし、利用料も月£2.69(日本円の場合440円)と有料VPNサービスの中では安価ですので、利用する価値は非常に高いと言えます。
- 多くのストリーミングサービスが利用可能
- サーバー数が6,700台と多く接続が安定する
- サーバー設置国が111カ国と多い
- 通信が速い
- 強固な暗号化で強力なセキュリティ
- 証明されたノーログポリシーで安全性が高い
- VPN接続が切れても安心なキルスイッチ
- マルチデバイス対応している
それぞれのメリットについての説明や、気をつけておきたいNordVPNを利用するデメリットを含め、こちらの記事で解説しています。

NordVPNでは契約から30日以内であれば返金保証もありますので、試してみてから利用継続するという判断も可能です。
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まとめ
- 基本的に外国の有料動画サービスはVPNで鑑賞可能
ーVPNを使用しない場合はその国のコンテンツが表示される(NetflixやDAZNなど)
ーVPNがないと日本のみでの提供サービスは利用できない(U-NEXTやTVerなど) - VPNはVPNサービスはパソコンやスマートフォンの住所を別の場所にできるセキュリティ向上の仕組み。別の国に接続してその国のサービスを利用することも可能
- 海外で日本のDAZNを見る方法
ーVPNサービスを利用して日本のサーバーに接続する
ースマートフォンやタブレットで視聴する
ーDAZNアプリは使わない
ーブラウザはBraveを使用する
ーBraveのデスクトップモードでDAZNを開く
ー海外のDAZNサイトにつながった場合、日本のDAZNに切り替える
ー再生できないと表示されたらサーバーを切り替える
ーいくらやっても視聴できないときは諦める - 実は最大の障害はDAZNの契約で、必要になるクレジットカード認証を海外から通すのは不可能。リスク覚悟で日本にいる家族や友人に頼んで通してもらうことは可能
- 海外でDAZNを見るならNordVPNがオススメ。サーバー数の多さと通信の早さ、セキュリティの強固さは有料VPNサービスの中で最高レベル。かつ、利用料も月£2.69(日本円の場合440円)と有料VPNサービスの中では安価!30日間返金保証があるため安心して利用できます。お申し込みはこちらから!
ありがとうございました。