ロンドンの交通機関利用方法完全ガイド~ロンドン交通機関の種類とそれぞれを利用する際の注意点を詳細解説!~
どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
今回の記事は、次のような方の疑問を解決するために書いています。
- ロンドンの公共交通機関にはどんなものがあるの?
- ロンドンの交通機関の利用方法を教えてほしい!
- ロンドンで電車やバスに乗るときの注意点を教えて!
まず結論から述べておきますと、下記のとおりとなります。
- ロンドンの公共交通機関には地下鉄・バス・オーバーグラウンド・エリザベスライン・DLR・トラム・水上バス・ケーブルカーがある
- ロンドンの交通機関はオイスターカードやコンタクトレス決済(デビットカード・クレジットカード)に対応している。現金はバスやDLR、トラムでは使用できない
- ロンドンの電車は同じ路線でも方面や経由地が異なることが多く、行き先に注意が必要。バスは同じバス停の名前でも複数の乗車場所があるため、乗車場所をチェックする必要がある
この記事では、上記の結論の根拠や内容の詳しい解説を含めていますので、最後まで読んでいただけるとより理解が深まります。
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Wiseの詳細情報、利用するメリット・デメリット、海外駐在員の利用するシーンなどはこちらの記事でくわしく解説していますので、よろしければご覧ください。
https://london-chuzai.com/2025/09/06/wise_pros_cons/
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ロンドン公共交通機関の魅力と基本

例えばこちらはロンドンの主要鉄道である地下鉄、オーバーグラウンド、DLRの路線図となりますが、多くの路線がロンドン中心部から広がっているのがわかります。
多くの交通手段はTransport for London (TfL、ロンドン交通局) が管理し、英語に不慣れな方でも標識やアプリがしっかり整備されているため、安心して利用することができます。
ロンドンの移動で覚えておくべきキーワードが ゾーン(Zones) です。ロンドンの中心地はゾーン1、その外側へ行くに従ってゾーン2、ゾーン3…と広がっていき、地下鉄やオーバーグラウンドなどの鉄道では、運賃が通過するゾーン数で決まります。駅を1つ分だけ鉄道を利用しても、数駅利用してもゾーンを越えない限りは同一料金です。
一方、バスとトラムについては、ゾーンの概念がないためどこまで乗っても均一料金(1回1.75ポンド、1日の上限5.25ポンド)で利用できます。
ロンドン地下鉄(Underground、Tube)
ロンドン地下鉄のルート
ロンドンの地下鉄は Underground(アンダーグラウンド)またはTube(チューブ) と呼ばれ、12路線・約280駅が市内を網羅しています。観光ではヒースロー空港から中心地への移動 や ビッグベン、バッキンガム宮殿、タワーブリッジなど主要観光地 のアクセスに欠かせません。
ルートは下記の12路線があり、ロンドン中をカバーしています。
各路線の区間を見るとわかるように、始発駅や終着駅が複数となっているものがほとんどです。同じ路線であっても行き先によってルートが変わってくるものもあり、たとえばノーザンラインの場合路線図は下記のようになっています。1つの路線とは思えないような複雑な構成になっています。

ノーザンラインの簡略化した路線図がこちらです。路線の真ん中が2つに分かれているのがわかります。行き先が同じであってもどこを経由するかを見ておかなければ、目的とする駅にたどり着けないケースがありますので注意しましょう。

ロンドン地下鉄の乗り方
ロンドン地下鉄に乗車するには下記の3つの方法があります。
- コンタクトレス決済(デビットカードやクレジットカード)
- オイスターカード
- 紙の切符
改札はカードを使用する場合タッチ式で、オイスターカードやコンタクトレス決済(海外発行のクレジットカード等) の場合タッチすると自動で料金計算されます。最初にタッチ、降車時にもう一度タッチするので、忘れずに行ってください。
紙の切符の場合は切符を自動改札の挿入口に入れて利用します。改札を出るときには紙の切符は回収されます。
ロンドンの交通機関での支払い方法はこちらの記事で解説しています。
ロンドン地下鉄利用時の注意点
分かりづらいことが多いロンドン地下鉄
ロンドン地下鉄を利用する際の注意点は下記のとおりです。
- 路線図や案内図では路線が色分けされていてわかりやすいが、実際の電車は色分けされていないので乗る時に注意が必要
- 路線によっては行き先が複数、経由も複数となっていることがあるため、乗車前に目的の駅に行けるかを確認する必要がある
- 携帯電話が通じない場所があるので地下に入る前に乗り換え情報などチェックしておくことを推奨(Wi-Fiも使えない)
- 日本の地下鉄よりも遅れたりキャンセルされることが多いので早めの行動が重要
- 自動改札の扉がすぐに閉まるので挟まれないように注意(子供連れは広い出入り口を使用することを推奨)
- 整列乗車はほとんど機能していないので混雑時は注意
- 混雑時はスリなどの被害にも注意が必要
- 混雑時は乗客がドア付近に固まる傾向にあり、車両の奥の方は空いていることも多い
- コンタクトレス決済を使う場合(クレジットカード、デビットカード)は請求ミスが起こるので利用明細を要チェック
- 路線が終日クローズされることもある(特に週末)ので事前情報を要チェック
事前にTfL Goアプリをダウンロードしておくことをおすすめ
日本では東京メトロや都営地下鉄が運営する地下鉄は色分けもしっかりとされていて、利用者にもわかりやすくなっていますが、ロンドン地下鉄は電車のカラーリングも似たようなもので、しかも行き先が色々とあって決してわかりやすいとは言えません。
加えて地下ではインターネットが通じない(携帯回線、Wi-Fiどちらも)場合も多く、Googleマップなどでルートを調べようにも調べられないことがしばしばあります。
ロンドン地下鉄内でインターネットが使えないケースに備えて、私はTfL Goアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。このアプリはインターネットが通じていなくても路線図の確認が可能であり、現在地から行き先までのルートの確認が可能です。
ダウンロードは下記のボタンから可能です。


このTfL Goアプリの特徴は下記のとおりです。
- ロンドンでは路線のクローズが頻繁に起こるため、利用可能なルートを事前にチェックできる
- バス、地下鉄、ロンドン・オーバーグラウンド、DLR、エリザベスライン、路面電車、IFSクラウド・ケーブルカーの到着時刻をリアルタイムで確認できる
- ロンドン中のあらゆる駅、場所、住所への乗り換え検索が可能で、最速ルート、バスのみのルート、バリアフリールート(段差のないルート)の選択が可能
- 駅の混雑時間帯やトイレなどの施設情報の確認が可能
- オフラインでもロンドン地下鉄の路線図の確認が可能
私としてはオフラインでも路線図が確認できる点だけでもかなり役立つアプリだと考えています。
ロンドンバス(London Bus)
ロンドンバスのルート:数が多くすべてを把握するのは不可能
ロンドンのバスと言えば、赤い二階建てバスが有名ですね。バスの路線数は非常に多く、観光地を巡るのにも有効です。地下鉄駅を起点にして近距離の移動や景色を楽しみながらの移動にバスを利用する観光客も多いです。
2025年現在、ロンドンバスのルートは675あり、8,700台以上のバスが運用されているということです。あまりにバスルートが多いため、すべてを把握するのは不可能と言っても過言ではありません。
たとえばこちらはロンドンの中心地ピカデリーサービスからのバスルートですが、21もの行き先があります。このような場所がロンドンには無数にありますので利用する際には行き先をよく見てバスを探す必要があることがおわかりいただけると思います。
ロンドンバスの乗り方
ロンドンバスに乗車するには、オイスターカードやコンタクトレス決済で乗車する必要があり、現金では乗車できないことに注意が必要です。
バスには前から乗って、運転手のすぐそばにある下のようなリーダーにカードをタッチすることで乗車できます。同じバスであればどこまで乗っても同じ料金で、降りる際にはブザーを押して運転手に降りることを伝え、バスが停車してドアが開いたらそのまま出てしまって問題ありません。
The Hopper Fare
ロンドンバスやトラムでは、1時間以内の乗り換えであれば追加料金がかからないThe Hopper Fareという制度が導入されています。これは、一度カードをタッチしてバスやトラムに乗車して降りた後、次にバスやトラムに乗車する際、最初のタッチから1時間以内であれば追加料金を支払う必要がない、という制度です。
このThe Hopper Fareの判定は前にタッチしてから次のタッチが1時間以内かどうかで判定していますので、一度バスに乗ってしまえば、その後1時間を超えてしまっても料金は同じです。
同じ名前の停留所がたくさんある
ロンドンバスの停留所は同じ名前でも複数の場所に分かれていることがあります。たとえばこちらはHammersmith駅のバス乗り場を示した地図ですが、アルファベットでAからZまで多数のバス停があることがわかります。正しい乗り場にいるのかをしっかりと確認しておかないと、いつまでも目的のバスが来ない、ということになってしまいます。
バス停の上にはこちらにあるようなバス停の名前(アルファベットまでがバス停の名前になります)・路線番号・目的地が表示されていますので、目的地に行くバスの番号が書かれていることを確認しましょう。

2階建てバスの最前列に乗ればいつでも観光気分
バスは1階の方が混雑している傾向にありますので、ある程度の時間バスに乗るのであれば2階に行きましょう。バスの2階ではもし可能であれば最前列または最後列に乗ってみてください。
2階建てバスからの眺めは良く、ロンドン中心地であればそれだけで観光気分を味わうことができます。こちらはクリスマスイルミネーションの時期のリージェントストリートですが、ロンドンバスに乗るとたったの1.75ポンドでじっくりと観光が楽しめます。
ロンドンバス利用時の注意点
ロンドンバスは乗り場のチェックが大事
ロンドンバスを利用する際の注意点は下記のとおりです。
- 同じバス停でも乗車場所が異なることがあるので、バス停に書かれているアルファベット(バス停の名前)や路線番号が正しいか要確認
- バスでは現金が使えないため、オイスターカードやコンタクトレス決済の可能なデビットカード・クレジットカードを持っておく
- 突然バスが停まって降ろされたり、運転手の交代のために長時間待たされるなどのトラブルが割と多く起こる
- 整列乗車はほとんど機能しておらず、ぼーっとしていると次々と割り込まれるので、無理しない範囲で割り込んでいくくらいの覚悟が必要
- 1階は混雑することが多いため、2階に行くことを推奨
- バスの遅れが頻繁にあり、またリアルタイム情報で突然バスがいなくなることもあるので、余裕をもったスケジュールを立てる必要あり
- 道路の閉鎖などもありバスがルート通りに走るとは限らないのでGoogleマップやBus Checkerなどのアプリで走行位置を確認しておくと慌てずに済む
Bus Checkerなどのアプリを使えば間違えにくい
TfL Goアプリはルート情報が表示されない
ロンドンバスを使うに当たっては、リアルタイムの到着情報や正しいバス停かどうかのを確認することは必須です。TfLの公式アプリTfL Goだと、下記の画面のようにバス停にどのルートのバスがいつ到着するか、という情報は表示されるのですが、バスのルート情報が表示されないため、別のアプリを使用することを推奨します。

Googleマップはリアルタイム情報が弱い
Googleマップは現在地から目的地までのルート提案が強いため、ルート選択は任せても良いのですが、リアルタイムのバス情報が弱いと感じています。そのため、Googleマップに書かれている時刻に合わせて行動してもバスが来ないといった自体が考えられるため、Googleマップだけに頼ることはできないのが実情です。 

Bus Checkerなどのバス専用アプリの利用が便利
そこで、ロンドンバスのリアルタイム情報を確認できるアプリが便利です。たとえば、Bus Checkerというアプリを使用すると、バスの到着予測時間やバスの現在の走行位置などが確認でき、さらにそのバスがどのルートを通るかまで確認することができます。


ロンドンだけの話ではありませんが、欧州ではバスがルート通りに走るとは限らず、交通事情によって別のルートを走ることもありますので正規ルートをよく確認しておいて、ずれるようなことがあれば状況を運転手に確認するなど臨機応変な対応が必要となります。
オーバーグラウンド(Overground)
ロンドン・オーバーグラウンドは地下鉄よりも広い範囲をカバーする地上の鉄道です。ロンドン市内およびロンドン近郊区間を結んでいます。
オーバーグラウンドの路線図
オーバーグラウンドの路線図は下記のようになっています。ゾーン1にはほとんど駅がなく、ゾーン1よりも外側の区域をカバーしていることがわかります。
オーバーグラウンドは2024年に各路線に名前がつきました。それぞれの路線のイメージカラーと、名前の由来は下記のとおりです。
ロンドン地下鉄同様、イメージカラーはありますが電車の色自体が変わっているわけではありませんのでご注意ください。
オーバーグラウンドの乗り方
オーバーグラウンドはロンドン地下鉄と同じくゾーン制の料金となっており、どのゾーンを利用したかで料金が変わってきます。
オーバーグラウンドはロンドン地下鉄と同様、下記の3つの方法で乗車することができます。
- コンタクトレス決済(デビットカードやクレジットカード)
- オイスターカード
- 紙の切符
改札もロンドン地下鉄と同じようにコンタクトレス決済やオイスターカードであればタッチで、紙の切符であれば切符の挿入口に入れて入場します。出場時にタッチを忘れると最大料金を請求されることがありますので注意してタッチしましょう。
オーバーグラウンド利用時の注意点
オーバーグラウンドを利用する際の注意点は下記のとおりです。
- 路線図や案内図では路線が色分けされていてわかりやすいが、実際の電車は色分けされていないので乗る時に注意が必要
- 地下鉄に比べて本数はかなり少ないため、余裕を持って行動する
- 自動改札の扉がすぐに閉まるので挟まれないように注意(子供連れは広い出入り口を使用することを推奨)
- コンタクトレス決済を使う場合(クレジットカード、デビットカード)は請求ミスが起こるので利用明細を要チェック
- 路線が終日クローズされることもある(特に週末)ので事前情報を要チェック
エリザベスライン(Elizabeth Line)

2022年にロンドン市内の地下運行を開始したエリザベスラインは、今ではロンドン市内の交通に欠かせない存在となっています。地下鉄では停車駅が多く移動に時間のかかる場合でも、エリザベスラインは停車駅が少ないことから速く移動することが可能です。
エリザベスラインの路線図
エリザベスラインの路線図は下記のとおりです。全長118Kmを走り、西の終点のレディングや東の終点シェンフィールドなどロンドンの9まであるゾーンを越えて走っています。
ロンドン中心部となるパディトン駅からストラトフォード駅までは地下を走ります。地下鉄やバスは空調が効いていないことがありますが、エリザベスラインでは地下駅や車内が空調完備のため、快適な移動ができます。
エリザベスラインの乗り方
エリザベスラインの乗車方法は地下鉄と同じように下記の方法が利用可能です。
- コンタクトレス決済(デビットカードやクレジットカード)
- オイスターカード
- 紙の切符
ですが、先ほどご説明したようにロンドンのゾーンを越えて運行している関係から、オイスターカードを使用できない場所があります。ウェストドレイトンより西ではオイスターカードが使用できないため、ウェストドレイトンより先に行ってしまった場合は駅で精算が必要であり、お金が余計にかかってしまいますので注意が必要です。
エリザベスライン利用時の注意点
エリザベスライン利用時の注意点は下記のとおりです。
- 地下鉄ではほとんど乗車券の車内チェックはないが、エリザベスラインではおこなわれており、乗車・降車時のタッチを忘れていると不正乗車とみなされて100ポンドの罰金が課せられる可能性あり
- ウェストドレイトンより西ではオイスターカードが使用できず、駅で精算が必要
- コンタクトレス決済を使う場合(クレジットカード、デビットカード)は請求ミスが起こるので利用明細を要チェック
- 移動距離が長いことから遅延が発生することも多く、余裕を持ったスケジュールが必要
- 車内は広いが朝夕のラッシュ時にはかなり混雑するためスリなどに注意
DLR(Docklands Light Railway)
DLRは正式名称をDocklands Light Railwayという名称のライトレールです。イギリスの電車では珍しく前面展望が楽しめる電車になっています。走行する場所がロンドン東部のカナリーワーフ付近ということもあり、高層ビル群の間を進むDLRの車窓から観光気分で景色を見ることも可能です。
DLRの路線図
DLRの路線図は下記のとおりです。ロンドンの金融街バンクやロンドンシティ空港、ストラトフォード、グリニッジなどを結んでおり、ロンドン東部のを訪れる際の主要な交通機関の一つとなります。
DLR自体は1987年に開業した路線ですが、2012年のロンドンオリンピックに向けてオリンピックスタジアムのあるストラトフォードへの路線拡張がおこなわれ、オリンピック時の各会場の移動に大きな役割を果たしました。
DLRの乗り方
DLRは現金で紙の切符を購入して乗車することはできません。そのため、オイスターカードかコンタクトレス決済でデビットカード・クレジットカードで乗車することになります。
バンク駅やストラトフォード駅など主要駅では地下鉄と同じ自動改札を通って乗車することになりますが、それ以外の駅では下記のようなタッチ用の端末がありますので、入場・出場時に忘れずにタッチしておきましょう。
自動改札の場合、タッチをしないと入場・出場できないため忘れることはありませんが、DLRではタッチを忘れてしまうことがあり得ます。
タッチ忘れの場合、通常最大料金(ゾーン1~9の最大で10.4ポンド)が請求されてしまいますし、もし車掌が車内にチェックに来てきちんとタッチをしていないことが見つかってしまうと不正乗車とみなされて100ポンド(21日以内に支払うと50ポンドに減額されます)の罰金が請求されることがありますのでご注意ください。
私は一度タッチを忘れていてチェックされたことがありますが、その際には最大料金が請求されていましたので必ず100ポンドが請求されるわけではないようですが、請求されても文句は言えませんので気をつけましょう。
DLR利用時の注意点
DLRを利用する際の注意点は下記のとおりです。
- 編成(4両編成・6両編成)によってストラトフォード行き、ウィンブルドン行きの行き先が異なるので電車の長さに注意
- 駅によってはドアカット(先頭車両などがホームをオーバーしてしまいその車両からは降車できない)されることがあるので降りる前には真ん中の車両に移動しておく
- 現金が使えないため、オイスターカードやコンタクトレス決済の可能なデビットカード・クレジットカードを持っておく
- 一番前の座席は係員が使用するために座席を移動するように言われることがある
- 乗車・降車時のタッチを忘れると最大料金が請求される。係員に抜き打ちチェックで見つかると罰金100ポンド
トラム(Tram)
多くのヨーロッパの大都市ではトラムが主要交通機関になっていますが、ロンドンのトラムは南部に走っているのみで、中心部では走っていません。
トラムの路線図
トラムの路線図はこちらになります。ウィンブルドンからクロイドンを経由して、ニューアディントンやベッケンハムジャンクションを結ぶルートとなっています。地下鉄やオーバーグラウンドと比べるとかなりシンプルな路線図なのがわかります。
トラムの乗り方
トラムの乗車方法について解説します。トラムはバスやDLRと同じく現金で紙の切符を購入して乗車することはできず、オイスターカードやコンタクトレス決済で乗車することになります。
トラムの駅には地下鉄のような自動改札はないため、DLRでも紹介した下記のような端末が置いてあります。乗車・降車時にタッチを忘れると最大料金の請求や車内で係員に不正乗車が見つかってしまうと罰金100ポンドが課せられるため注意しましょう。
DLR利用時の注意点
DLRを利用する際の注意点は下記のとおりです。
- トラムは道路を走る部分があり、駅で降りた後道路を渡る必要がある場合は他の車などの交通に注意
- 現金が使えないため、オイスターカードやコンタクトレス決済の可能なデビットカード・クレジットカードを持っておく
- 乗車・降車時のタッチを忘れると最大料金が請求される。係員に抜き打ちチェックで見つかると罰金100ポンド
水上バス(River Bus)
ロンドンはテムズ川が中心部を流れていることから、川を進む水上バスも公共交通機関として機能しています。
水上バスの路線図
こちらが水上バスの路線図となります。水上バスが地下鉄よりも早く移動できるというケースはあまりないと考えますが、時間がある場合はリバーサイドの観光を含めて水上バスを利用するのも1つのアイディアと言えるでしょう。
水上バスの問題点として、移動が遅い割に料金が高い点が挙げられます。これは水上バスの運営をUber Boatが担うようになって顕著になった印象ですが、地下鉄では3ポンド程度で移動できる距離を水上バスを利用すると9ポンド位かかります。
観光要素を含めないと少しもったいない気がしますね。
水上バスの乗り方
水上バスでは現金が使えず、オイスターカードやコンタクトレス決済を利用することになります。他の交通機関同様カードリーダーにタッチすることで乗り降りします。
水上バス利用時の注意点
水上バスを利用する際の注意点は下記のとおりです。
- 船の最大乗員数が決まっており、混雑時には乗船を断られることがあるため早めに到着して並んでおく
- 現金が使えないため、オイスターカードやコンタクトレス決済の可能なデビットカード・クレジットカードを持っておく
- 乗車・降車時のタッチを忘れると最大料金が請求されるので注意
ケーブルカー(IFS Cloud Cable Car)
ロンドンにはケーブルカー(ロープウェイ)も公共交通機関の1つとして数えられています。テムズ川の南北にあるIFS Cloud Royal Docksと IFS Cloud Greenwich Peninsulaの駅を結ぶ1.1Kmのルートです。
交通機関というよりは景色を楽しむための観光施設という感はありますが、移動にも便利ではあるため交通機関としての役割も担っています。
ケーブルカーの乗り方

ケーブルカーの乗車には、オイスターカード、コンタクトレス決済が利用できますが、チケットオフィスでチケットを現金で購入することも可能です。
料金は、
- 片道:大人7ポンド、子ども3.5ポンド
- 往復:大人16ポンド、子ども6.5ポンド
となっています。列に並ばずに乗れるファストトラック(往復大人25ポンド、子ども12.5ポンド)チケットも発売されています。
ケーブルカー利用時の注意点
ケーブルカーを利用する際の注意点は下記のとおりです。
- 公共交通機関というよりは観光施設のため行列が絶えず、待ち時間が30分以上になることも多い
- 片道チケットを購入して乗った後に帰りも乗りたい、となることも考えられるため、あらかじめ往復チケットの購入を推奨(筆者の体験談です)
まとめ
以上、ロンドン交通機関のご紹介と利用時の注意点について説明しました。まとめます。
- ロンドンの公共交通機関には地下鉄・バス・オーバーグラウンド・エリザベスライン・DLR・トラム・水上バス・ケーブルカーがある
- ロンドンの交通機関はオイスターカードやコンタクトレス決済(デビットカード・クレジットカード)に対応している。現金はバスやDLR、トラムでは使用できない
- ロンドン地下鉄(Underground、Tube)利用時の注意点
ー路線図や案内図では路線が色分けされていてわかりやすいが、実際の電車は色分けされていないので乗る時に注意が必要
ー携帯電話が通じない場所があるので地下に入る前に乗り換え情報などチェックしておくことを推奨(Wi-Fiも使えない)
ーコンタクトレス決済を使う場合(クレジットカード、デビットカード)は請求ミスが起こるので利用明細を要チェック
ー路線が終日クローズされることもある(特に週末)ので事前情報を要チェック - ロンドンバス(London Bus)ロンドンバス利用時の注意点
ー同じバス停でも乗車場所が異なることがあるので、バス停に書かれているアルファベット(バス停の名前)や路線番号が正しいか要確認
ーバスの遅れが頻繁にあり、またリアルタイム情報で突然バスがいなくなることもあるので、余裕をもったスケジュールを立てる必要あり - オーバーグラウンド(Overground)利用時の注意点
ー路線図や案内図では路線が色分けされていてわかりやすいが、実際の電車は色分けされていないので乗る時に注意が必要
ー地下鉄に比べて本数はかなり少ないため、余裕を持って行動する - エリザベスライン(Elizabeth Line)利用時の注意点
ーウェストドレイトンより西ではオイスターカードが使用できず、駅で精算が必要
ー移動距離が長いことから遅延が発生することも多く、余裕を持ったスケジュールが必要 - DLR(Docklands Light Railway)利用時の注意点
ー駅によってはドアカット(先頭車両などがホームをオーバーしてしまいその車両からは降車できない)されることがあるので降りる前には真ん中の車両に移動しておく
ー乗車・降車時のタッチを忘れると最大料金が請求される。係員に抜き打ちチェックで見つかると罰金100ポンド - トラム(Tram)利用時の注意点
ー乗車・降車時のタッチを忘れると最大料金が請求される。係員に抜き打ちチェックで見つかると罰金100ポンド - 水上バス(River Bus)利用時の注意点
ー船の最大乗員数が決まっており、混雑時には乗船を断られることがあるため早めに到着して並んでおく - ケーブルカー(IFS Cloud Cable Car)利用時の注意点
ー公共交通機関というよりは観光施設のため行列が絶えず、待ち時間が30分以上になることも多い
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筆者のぷーたはイギリス駐在員を始めとする海外で生活する方にWiseのアカウントを作成することをおすすめしています。
Wiseのアカウント登録は、下にあるボタンから簡単にできます。日本にいる時からWiseアカウントは作成できますので、いざという時の安心のために、海外へ行く前に作っておくことをおすすめしますが、すでに海外に到着していても、住所が定まっていればイギリスをはじめ多くの国でアカウント登録が可能です。
こちらのボタンからWiseに登録すると、通常発行手数料が1,200円かかるWiseデビットカード、または最大75,000円までの送金に使えるクーポンのどちらかが無料でもらえます。
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