【2026年版】ロンドンの治安は良い?悪い?~日本人駐在員がイーリングで感じたリアルな注意点~
どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
この記事では、次のような疑問を解決します。
- ロンドンって実際どのくらい危険なの?
- 日本人が多いと言われるイーリング周辺は安全なの?
- 日本人駐在員が特に注意すべき犯罪って何?
結論から言っておきます。
- ロンドンは「危険都市」というより、“日本と感覚が違う街”
- イーリングは比較的住みやすいが、油断すると普通に被害に遭う
- 特にスマホ盗難・スリ・空き巣は駐在員でもかなり身近
ロンドンは「危なくて歩けない街」ではありません。ただ、日本の感覚のままで生活すると、思わぬトラブルに巻き込まれやすい街でもあります。実際、私の周りでも
- スマホのひったくり
- 地下鉄でのスリ
- 空き巣被害(未遂含む)
の話は珍しくありません。多くの被害情報が聞かれており、思ったよりも被害は身近で起きています。
私自身、日本にいた頃の感覚のままで生活してしまい、「これは危なかったな……」と思う場面が何度かありました。
この記事では、ロンドン駐在員家族が実際に注意すべき犯罪や、イーリング周辺のリアルな治安感覚について詳しくまとめています。
ロンドンは出歩けないほどの「危険都市」ではない
まず最初に伝えたいのは、ロンドンは「歩けないほど危険な街」ではありません。普通に家族連れも多いですし、放課後や週末には子どもが公園で遊んでいます(もちろん親同伴ですが)。
私の住むロンドン西部のイーリングには日本人駐在員ファミリーも非常に多く、日常生活そのものは十分可能です。
ですが、日本と決定的に違うのは、「油断している人」が狙われやすいという点です。
日本だと、
- カフェでスマホを机に置く
- バッグを椅子にかける
- バッグを車道側で持って歩く
- 電車で寝る
といった行動をしても、そこまで問題にならないことが多いです。ですが、ロンドンではその感覚のまま生活するとかなり危険です。
特に駐在員およびその家族は、
- iPhoneを持っている
- ブランド物を身につけている
- 日本では普通だった行動が、こちらでは隙になりやすい
という理由から、ターゲットにされやすい印象があります。
イーリングは安全?実際に住んで感じる治安
イーリングは、昔から日本人駐在員が多いことで有名なエリアです。
特に、
- Ealing Broadway
- West Acton
- North Ealing
周辺には日本人学校関係者やファミリー層も多く、比較的落ち着いた住宅街が広がっています。実際、ロンドン中心部と比べると、
- 酔っ払い
- ドラッグ系トラブル
- 夜中の騒音
などは少なめです。
一方で、「日本人が多い=安全」というわけではありません。
むしろ日本人が多いエリアだからこそ、日本人が狙われやすい、高価な持ち物を持っていると思われやすいという側面もあります。
また、Ealing Broadway駅周辺は人通りが多いため安心してしまいそうですが、
- スリ
- スマホ盗難
- 自転車窃盗
などは普通に発生しています。
さらに、Ealing BroadwayからWest Ealingにかけては夜になると雰囲気がかなり変わる場所もあります。
日本感覚で深夜に歩くと、「あれ、ちょっと雰囲気違うな……」と感じることもあると思います。
ロンドンで多い犯罪を体験談で紹介
ロンドンで特に多い犯罪① スマホひったくり
最近のロンドンで、多いと感じるのがスマホ盗難です。
特に怖いのが、“一瞬で終わる”ということ。
例えば、
- 道路脇でGoogle Mapsを見る
- Tube出口でスマホ確認
- Uber待ち中にスマホを持つ
こうした瞬間を狙われます。しかも最近は、
- 自転車
- e-bike(Limeなど)
- 電動スクーター(Limeなど)
を使った犯行がかなり多いです。後ろから高速で近づき、スマホだけ奪ってそのまま逃走します。ロンドンでは、スマホは「高額商品」で、特にiPhone Pro系は狙われやすいと言われています。
こちらはカナダCBCのYoutube動画ですが、ロンドンで多発しているスマートフォンのひったくり被害を紹介しています。
ロンドンで生活していて、「これは危ないな」と感じる日本人特有の行動があります。
よくあるのが、
Airpodsなど音楽を聞きながら、道路側にスマホを持って歩きスマホする
です。これはかなり危険です。歩きスマホだけでも危険ですが、それを道路側で持っていると盗んでくれと言っているようなものです。耳が塞がっているので近づいてくるのに気づけません。
ロンドンでは「周囲を警戒している感」がかなり重要です。
他にも、カフェなどでテーブルにスマホを置いている人がいますが、これも突然盗られて逃げられてしまったら追いかけることもできませんので、置かないか、置くにしても通路側に置かない等の予防をしておきましょう。
ロンドンで特に多い犯罪② スリ
ロンドンではスリもかなり多いです。
特に危険なのは、
- Oxford Circus、Piccadilly Circus、Leicester Squareのような観光客の多い場所
- 地下鉄の車内
です。
混雑していると、
- 財布
- スマートフォン
- Airpodsのようなイヤホン
- 社員証
などを抜かれるケースがあります。
特に地下鉄ではスリ被害が多く聞かれるため、ロンドンの地下鉄に乗車する際は、バッグはしっかりと閉めて、後ろではなく体の前に持つようにすることが重要です。
ロンドンで特に多い犯罪③ 空き巣
日本人駐在員が意外と驚く被害にあっているのが空き巣です。
イギリスによく見られるセミデタッチトハウスは住居の広さがあり、間口も広く庭もついているので人気の物件ですが、フラットタイプと異なり共同の入口がないため、住居のセキュリティという面では若干劣るというデメリットがあります。
私が日本人駐在員の方に聞いた話では、
- 夜間裏口の扉がガタガタ鳴るので見に行ったら誰かが扉を開けようとしていた
- 庭に怪しい人影を見かけた
- 窓ガラスを割られて家の中を荒らされた
といったケースがありました。
また、日本人は旅行時にSNS投稿しがちです。
例えば、
「パリ旅行来ました!」
「日本帰国中!」
などをリアルタイムで投稿すると、“今家にいません”と言っているようなものになってしまいます。日本人コミュニティでのこうした投稿が空き巣被害の原因になるとは考えられないかも知れませんが、何があるかわからないのが海外生活ですので、十分に注意することをおすすめします。
驚きの体験談
実際にロンドンに住んでいると、周囲の方からいろいろな体験談を聞きます。私も含め、何らかの経験はしているというのがあると思います。
- 朝車を止めてある場所に行ったらナンバープレート以外すべてなくなっていた
- ホテルの駐車場に止めてある車から部品が盗まれて車が動かなくなった
- 家の勝手口(正面玄関ではなく庭側の出口)でなにか音がすると思ったら泥棒がいた
- 駅前でナイフを持った人にお金を出せと言われた
- 小学生が帰りに公園で遊んでいたら(親同伴)、中高校生の集団に絡まれた
- 電車の中でナイフを突きつけられて、つけていたワイヤレスイヤホンを寄越せと言われた
- 近所から大麻の匂いが漂ってくる(イギリスでは大麻の所持は禁止)
- 会社で一人で残業していたら強盗が入ってきた
これらは私の友人・知人の体験した実話です。
他にもフラフラ歩いている人に声を掛けられるような事案はしょっちゅう起きています。心配しすぎても仕方がありませんので、警戒心は常にもっておいて、いざとなったら危険から離れる準備をしておくことが重要です。
駐在員が気をつけたい夜の感覚
ロンドンでは、昼と夜で雰囲気がかなり変わります。昼はファミリー層が多いエリアでも、夜になると急に人が減ることがあります。
特に冬は注意が必要で、イギリスの冬は暗くなるのが非常に早く、夕方4時台には真っ暗ということもあります。しかも晴れる日が少なく、ロンドンの街灯はどこも暗いのが通常ですので、日本では普通の夕方の時間でもロンドンではかなり夜寄りの空気感になることがあります。
冬の暗い時間帯は、できるだけ一人で出歩かないようにすることが推奨されます。
実際にロンドンでは、犯罪の種類によって傾向は違いますが、ロンドンでは冬は暗い時間が長くなるため
- 帰宅時のひったくり
- 空き巣
にはより注意したいと感じます。
冬の期間は犯罪は減少傾向になるということですが、強盗や空き巣は暗い時間が長い冬のほうが多いということです。
実際にやってよかった防犯対策
ここからは、実際に生活していて役立った対策を紹介します。
スマホのひったくり対策をする
これは本当に重要です。スマホは高価なだけでなく、個人の重要な情報が入ったツールですので、盗まれたときの被害は甚大です。
被害金額は保険でカバーされるかも知れませんが、ただでさえ大変な海外生活の中でスマホの情報のリカバリーをするのは大変です。
バックアップを取っておくことも重要ですが、ひったくりで盗られないような工夫も重要です。
- スマホを車道側の手に持たない
- 指で引っ掛けられるケースを使用する
- 首からストラップでスマホを下げる
といった対策が必要です。車道側に物を持たない、というのは海外生活の基本ですが、ついつい忘れてしまうこともありますので、盗難防止用のスマホケースを持つのも一つの方法です。
女性の場合はこちらのようなネックストラップ型のスマホケースを使用している方が多いです。
![]() |
Crossbody Phone Lanyard w/ 2 Tether Tabs | Adjustable 150cm Phone Strap | Anti-Theft Phone Strap without Cases | Compatible with iPhone/Samsung/Huawei/Most Smartphones
|
また、男性でもクリップで指に引っ掛けておくだけでも盗まれにくくなるため、こうしたタイプのスマホケースもおすすめです。
![]() |
Case Screen Protector for HONOR 400 Smart Phone Case with Camera Cover Slider, 360 Full Body Armour Protective Tough Cover Ring Stand Holder Military Grade Protective Cover Tempered Glass
|
こうした防犯意識を見せるだけでも、ひったくりに狙われる可能性を下げますので、是非利用することをお勧めします。
道でそのまま立ち止まらない
道で突然立ち止まってスマホで調べものをすることはないでしょうか?この瞬間は隙が大きく、突然スマホや荷物を奪われて逃げられるケースがあります。
特に危険なのが、地下鉄の出口で方向が分からず、Google mapsなどで道を調べようとする瞬間です。
周囲の状況が分からない状況が明らかですので、ひったくりをしても追いかけてこないだろう、と狙いをつけられてしまいます。
バッグは必ず閉める
バッグの開けっぱなしはかなり危険です。特にトートバッグは注意が必要で、手を突っ込まれて財布やスマホを盗られるケースがあります。
地下鉄に乗ったときにカバンが空いていて、周囲の方に「バッグ空いてるよ」と注意された経験のある方は多いのではないでしょうか。ロンドン地下鉄はスリが多く、空いているカバンからは物が盗られて危険、という意識を持っておくことが重要です。
周囲を見ている感を出す
防犯対策として最も重要なのは、周囲を気にして見ている感じを出しておくことです。
盗みを働くほうは、ターゲットのことをよく見ています。ひったくりをしようとしても、ターゲットが突然振り向く可能性があると、大きなリスクです。
私はイギリスや他のヨーロッパの国にいる時は、意味もなく振り返ったり、見回したりすることを意識しています。実際に見ているかはあまり重要ではなく、突然振り返る可能性があることを示しておくことは安全のために大切なことだと思います。
混雑している場所では難しいかもしれませんが、距離の近い人を警戒しておくのも、トラブルを避けるためには大事です。
要は狙われにくくする、というのがベストな防犯対策です。
イギリス生活は「慣れ」が危ない
イギリス生活が始まると、最初はみなさん警戒心が強い状態だと思います。
ですが、数ヶ月も経つと意外と何も起こらないので慣れてきて、「大丈夫じゃない?」と思うようになってきます。
そうすると、
- スマホを適当に持つ
- 荷物管理が雑になる
- 夜道を油断して歩く
という状態になりやすいです。周囲を警戒しているうちは、それが狙う側にもわかりますので狙われませんが、その警戒心が無くなってしまうと危険です。
実際、長く住んでいる人ほど、「慣れた頃に被害に遭った」という話をよく聞きます。
まとめ
ロンドンは、出歩けないほど危険な街ではありません。イーリング周辺も日本人駐在員ファミリーが多く、日常生活を送るうえでは比較的住みやすいエリアだと感じます。
ただし、日本と同じ感覚で生活していると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
- スマホを道路側で持って歩かない
- バッグは必ず閉めて体の前で持つ
- 夜道や人通りの少ない場所では油断しない
- 旅行中のリアルタイムSNS投稿は控える
- 常に周囲を見ている感を出す
特に、スマホひったくり、スリ、空き巣は日本人駐在員にとってもかなり身近なリスクです。
大切なのは、必要以上に怖がることではなく、「ここは日本ではない」という前提で行動することです。
ロンドン生活は、少し警戒心を持つだけでかなり安全に過ごしやすくなります。イーリング周辺に住む方、これからロンドン駐在を始める方は、ぜひ今回紹介したポイントを意識して、安全にロンドン生活を楽しんでください。












