【2026年版】ロンドン4人家族の生活費は月74万円!家賃を除くリアルな支出内訳を公開
どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
「ロンドンに家族4人で住むと、毎月いくらかかるの?」
「海外駐在員は家賃を会社が負担してくれるから、生活費はそれほど高くないのでは?」
これからイギリスに赴任する方にとって、現地の生活費は気になるところではないでしょうか。
私は家族4人でロンドン生活を経験してきましたが、生活費の高さには何度も驚かされました。特に食費・日用品・光熱費は、日本にいた頃よりも負担が大きいと感じています。
我が家の場合、家賃を除き、教育費や旅行費などを除外した日常生活費は、集計期間や費目の分け方によって異なりますが、月40万程度になっています(1ポンド=200円で換算)。
しかも、これには高額なロンドンの家賃が含まれていません。では、海外駐在員の家計は実際にどうなっているのでしょうか。
今回は、家族4人のロンドン生活を振り返りながら、毎月の生活費、会社負担と自己負担の違い、教育費・旅行費を含めた家計の考え方を紹介します。
この記事は下記のような方の疑問に回答しています。
- 家族帯同でロンドン赴任を予定している方
- 4人家族のイギリス生活費を知りたい方
- 海外駐在員の家賃補助や自己負担について知りたい方
- ロンドン生活で貯金ができるのか気になる方
※本記事は筆者の家計と過去の公開情報をもとにしています。金額は当時の支出や参考例であり、すべての家庭に当てはまるものではありません。また、円換算額は為替の影響を受けます。
ロンドン4人家族の生活費は月平均約74万円【2026年最新実績】
我が家の2026年4月〜9月の生活費は、月平均で74万円でした(1ポンド=200円で換算)。
この金額には食費、日用品、光熱費、教育費、家族旅行などが含まれますが、会社の補助を受けている家賃は含まれていません。
ただし、毎月の日常生活に約74万円かかっているわけではありません。
教育費(月約13.9万円)と旅行代(月約20.2万円)を除くと、生活費は月約40.3万円となります。
過去の家計と比較しても、教育費・旅行代を除いた支出は、ここ数年間おおむね月37万〜42万円で推移しています。
つまり、我が家の場合、日常生活費は月40万円前後で比較的安定しており、教育費と旅行代によって年間の支出が大きく変わるという特徴があります。
海外駐在員の生活費を比較するときは、家賃の会社負担だけでなく、教育費や旅行代を含めているかにも注意が必要です。
ロンドン4人家族の生活費は月40万でも足りない?
最初に結論からお伝えすると、ロンドンの4人家族の生活費を考える場合、どこまでを生活費に含めるのかが非常に重要です。
我が家の家計データでは、教育費・旅行費を除いた生活費は月40万円程度となっています。
例えば、普段の食費や光熱費だけを集計する場合と、家族旅行や子どもの教育費を含める場合では、当然ながら家計の総額が大きく変わります。
ロンドン4人家族の生活費を考える3つの区分
- 日常生活費:食費・日用品・光熱費・通信費・交通費など
- 特別費用:教育費・家族旅行・一時帰国・大きな買い物など
- 住居費:家賃・住宅関連費用など
我が家の場合、住居費は会社の補助を受けていました。そのため、自分の給与から実際に支払う生活費と、家族4人がロンドンで生活するために必要な総費用は同じではありません。
生活費を円グラフで見てみましょう。まずは会社負担となる家賃以外の生活費です。こちらは教育費や旅行代を含んでいます。
教育費・旅行代を除くとこちらのようになります。
この違いを理解しておかないと、駐在員の生活費が実際より安く見えてしまうことがあります。
会社負担の有無でロンドン駐在員の家計は大きく変わる
ロンドンで家族4人が暮らす場合、最も大きな支出の一つが住居費です。
私が生活しているロンドン西部のイーリングでも、家族向けの物件を探すと家賃は決して安くありません。例えば、月3,300ポンドの住居に住む場合、家賃だけで年間39,600ポンドになります。
仮に1ポンド=200円で換算すると、月66万円、年間792万円です。
※為替レートは計算用の仮定であり、現在の実勢レートではありません。
| 項目 | 参考金額 |
|---|---|
| 月額家賃の例 | 3,300ポンド |
| 円換算(月額) | 66万円 |
| 円換算(年間) | 792万円 |
駐在員の場合は、こうした家賃の全部または一部を会社が負担してくれることがあります。我が家でも、会社の住居費補助は家計を支える大きな要素でした。
ただし、会社によって家賃の上限、自己負担額、光熱費やCouncil Taxの扱いなどは異なります。
海外駐在員は生活費が安いというより、高額な住居費の一部を会社が負担してくれているケースがあると考える方が実態に近いと思います。
住宅事情やエリア別の家賃については、別の記事で詳しく紹介しています。
ロンドン4人家族の生活費で負担が大きい項目
ここからは、私がロンドン生活で特に負担を感じてきた費目を紹介します。
食費・日用品:自炊中心でもかなりかかる
ロンドンでは、普段のスーパーでの買い物でも、日本にいた頃より負担が大きいと感じます。特に2022~2023年あたりは毎月のように食品・日用品が値上げされる時期があり、生活費が上昇していく時期がありました。
我が家は高級レストランで頻繁に食事をする生活ではなく、普段の食事は自炊が中心です。それでも、過去の家計データでは、月平均で次のような支出となっています。
| 費目 | 月平均 |
|---|---|
| 食費 | 約10万円 |
| 外食費 | 約4万円 |
| 日用品 | 約11万円 |
この数字だけを見ると、かなり贅沢をしているように思われるかもしれません。
しかし、我が家ではASDAやLidl、Aldiなど価格の安いスーパーを利用し、外食もマクドナルドやIKEA、Costcoなどを選ぶなど費用を抑えています。
特に日本食を頻繁に外食で楽しもうとすると費用がかさむため、自宅で調理することがほとんどです。
イギリスで外食費を抑える工夫については、次の記事でも紹介しています。
光熱費:冬の負担が日本より大きい
食費と並んで驚いたのが、電気・ガス・水道などの光熱費です。我が家の平均的な光熱費は、次のとおりです。
| 項目 | 月額の例 |
|---|---|
| 電気代 | 100ポンド(2万円) |
| ガス代 | 140ポンド(2.8万円) |
| 水道代 | 40ポンド(0.8万円) |
| 合計 | 280ポンド(5.6万円) |
※季節や契約条件により金額は変わります。
ロンドンの住宅は、建物によって断熱性能が異なります。冬場はセントラルヒーティングを使用するため、ガス代が高くなることもあります。
上記は年間平均ですが、実際は冬場の光熱費は400ポンド(8万円)ほど、夏場は200ポンド(4万円)以下になることもあります。
冬場の暖房費をいかに抑えるかが重要で、我が家でも室温を調整しています。ですが、無理に暖房を控えると健康面にも影響するため、節約だけでなく快適さや安全性も大切にする必要があります。
通信費:比較的節約しやすい項目
ロンドンの支出がすべて高いかというと、そうとは限りません。
例えば、携帯電話はSIMのみの契約を選ぶことで、比較的費用を抑えられる場合があります。インターネット回線も、契約先やキャンペーンを比較することで費用を見直せます。
ただし、通信費は家計全体に占める割合が比較的小さいため、通信費だけを削っても大幅な貯蓄増加にはつながりにくいと感じています。
まずは高額な支出を把握し、そのうえで毎月の固定費を見直す方が効率的です。
通信費節約には、Quidcoを利用してサービスを乗り換えていくことも有効です。Quidcoについてはこちらの記事で解説しています。

家族4人の生活費を大きく左右するのは教育費と旅行費
日常生活費に加えて、ロンドン駐在で家計に大きな影響を与えるのが教育費と旅行費です。
特に子どもがいる家庭では、教育方針や年齢によって支出が大きく変わります。
教育費:現地校に通っていても負担はゼロではない
子どもが現地校に通う場合でも、教育関連の支出がすべて無料になるわけではありません。
例えば、次のような費用が考えられます。
- 日本語補習校や日本の学習塾
- 英語学習や日本の受験に向けた学習
- スポーツや音楽などの習い事
- 教材、学校行事、校外活動に関する費用
我が家でも、日本語と英語の両立や、子どもの教育に関する支出は大切にしてきました。
過去の家計では、教育費が月平均で約14万円となっています。
もちろん、これは我が家の当時の事情によるもので、ロンドンの4人家族すべてに必要な金額ではありません。
また、授業料などを会社が負担してくれるケースもあるため、赴任条件によって自己負担は大きく異なります。
教育費は単純に安く抑えることだけを目的とせず、家族にとって何が必要かを考えたいところです。
旅行費:海外駐在だからこそ増えやすい支出
もう一つ、大きな支出となるのが家族旅行です。
ロンドンに住んでいると、日本からはなかなか行けないヨーロッパの国々を訪れる機会があります。
せっかくの海外駐在なので、家族でいろいろな国を旅行したいと考える方も多いのではないでしょうか。
我が家も旅行には比較的お金を使ってきました。
実際、過去の家計では、2023年4月から2024年3月の旅行費が月平均で約30万円になったこともあります。
年間で考えると約360万円ですから、家計に与える影響は非常に大きいものです。最近では月平均20万円となっていますが、それでも大きいです。
ただ、旅行をすべて無駄遣いだとは思っていません。
海外駐在中にしかできない体験や家族との思い出には、お金を使う価値があると感じています。
大切なのは、旅行にお金を使うこと自体ではなく、年間でどれくらい使うのかを把握しておくことではないでしょうか。
家賃補助があっても、ロンドン駐在で貯金できるとは限らない
ここまで見ると、海外駐在員は家賃を会社に負担してもらえるため、かなり有利な環境にあると感じられるかもしれません。
私自身、家賃補助が資産形成を支えてくれたことは間違いありません。
しかし、日常生活費に加えて教育費や旅行費が増えれば、収入が高くても思ったほどお金が残らないことがあります。
実際、過去には旅行や教育に多くのお金を使い、ほとんど貯蓄できなかった年度もありました。
ここで大切なのは、海外駐在中の家計を次の3つに分けて考えることです。
- 会社が負担してくれるお金:家賃、対象となる教育費など
- 毎月の生活に必要なお金:食費、光熱費、日用品、交通費など
- 自分たちで使い道を決めるお金:旅行、娯楽、追加の教育費、貯蓄など
会社の補助によって生活費が抑えられているからこそ、自由に使えるお金の使い道が重要になると感じています。
我が家の家計管理の考え方については、次の記事で詳しく紹介しています。
これからロンドンへ赴任する4人家族が確認したいこと
これから家族帯同でロンドンに赴任する方は、生活費の目安だけでなく、会社の赴任条件を確認することが重要です。
特に次の5つは、赴任前に確認しておくと安心だと思います。
- 住居費:会社負担の上限と自己負担の有無
- 光熱費:電気・ガス・水道・Council Taxなどの負担範囲
- 教育費:学校・補習校・学習塾などの補助対象
- 給与・手当:日本とイギリスで実際に受け取る金額
- 一時帰国:航空券などの会社負担の有無と回数
例えば、同じ月収であっても、家賃や教育費をどこまで会社が負担してくれるかによって、生活費に回せる金額は大きく変わります。
また、日本に持ち家がある場合は、住宅ローンや固定資産税など、日本側の支出が続く可能性もあります。
ロンドンの生活費だけで判断せず、日本とイギリスの家計を合わせて考えることが重要です。
私のロンドン駐在での給与や手当については、別の記事で詳しく紹介しています。
ロンドン生活費についてよくある質問
Q. ロンドン4人家族の生活費は月40万円あれば足りる?
家賃を会社が負担し、教育費や旅行費などの特別費用を除けば、我が家の過去の家計では月40万円程度となっています。
ただし、家族構成や生活スタイルによって金額は変わります。家賃・教育費・旅行費まで含めて月40万円で生活できるという意味ではありません。
Q. 海外駐在員の家賃はすべて会社負担?
会社の規程によって異なります。上限付きの補助や自己負担がある場合もあるため、赴任前に確認する必要があります。
Q. ロンドンでは自炊すれば食費を安くできる?
外食回数を減らすことで支出を抑えやすくなります。ただし、スーパーの選び方や日本食材の購入頻度などによっても食費は変わります。
Q. ロンドン駐在で貯金するには何が重要?
収入の高さだけでなく、会社補助を含めた家計全体を把握し、教育費や旅行費など大きな支出に予算を設けることが重要だと思います。
まとめ:ロンドン4人家族の生活費は「何を含めるか」で大きく変わる
今回は、我が家のロンドン駐在生活をもとに、4人家族の生活費について紹介しました。
この記事のまとめ
- 我が家の過去の家計では、家賃や一部の特別費用を除いた生活費が月40万〜50万円程度だった時期がある
- ロンドンの家賃は非常に高く、会社の住居費補助の有無が家計に大きく影響する
- 食費・日用品・光熱費は、日本にいた頃より負担が大きいと感じる
- 教育費や家族旅行によって、年間支出は大きく変わる
- 駐在員の家計を考える際は、会社負担と自己負担を分けることが大切
海外駐在は、会社からの補助を受けながら生活できるという意味で、資産形成に有利な環境になる場合があります。
一方で、ロンドンの物価の高さや、子どもの教育費、家族旅行などによって、想像以上に支出が増えることもあります。
私自身、ロンドン駐在を通じて、単に生活費を削るのではなく、家族にとって価値のあることにお金を使いながら、将来のためにもお金を残すことが大切だと感じてきました。
これからロンドンに赴任する方は、まず会社の補助内容を確認し、毎月の生活費に加えて、教育費や旅行費を含めた年間の予算を考えてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。








