【2026年版】ロンドンの家賃相場はいくら?平均£2,338!駐在員の住居費と賃貸契約
どうも、ロンドン駐在員のぷーたです。
ロンドンへの海外赴任が決まったとき、特に気になるのが住居費ではないでしょうか。
この記事では下記のような疑問に回答しています。
- ロンドンの家賃はいくらなの?
- 家族4人で住むなら、月いくらくらい必要?
- 日本人駐在員はロンドンのどこに住んでいるの?
私もロンドンで生活していますが、日本と比較して家賃の高さには驚かされます。
これまで当ブログでは、日本人に人気の居住エリアや、Rightmoveに掲載された賃貸物件をポストコード別に集計した独自調査を紹介してきました。
今回は、それらの過去記事も踏まえながら、2026年10月に発表された最新の家賃統計、家族帯同の駐在員に必要な住居費、賃貸契約の注意点をまとめます。
- 2026年のロンドン平均家賃と募集家賃の違い
- 日本人駐在員に人気の6エリア
- ポストコード別の独自家賃調査
- 家族4人で暮らす場合の年間住居費
- 家賃以外に必要な費用
- 2026年の英国賃貸制度変更
- ロンドンで家探しをする際のチェックポイント
これからロンドンへ赴任する方、ロンドン市内で引っ越しを検討している方の参考になれば嬉しいです。
【2026年最新】ロンドンの平均家賃は月£2,338
英国国家統計局(ONS)が2026年10月21日に公表した統計によると、2026年9月のロンドンの平均家賃は月額£2,338でした。
英国全体の平均家賃£1,406と比較すると、約1.66倍という高い水準です。
| 地域 | 平均月額家賃 | 前年比 |
|---|---|---|
| ロンドン | £2,338 | +3.5% |
| イングランド | £1,466 | +4.0% |
| 英国全体 | £1,406 | +3.8% |
出典:ONS:Private rent and house prices, UK(October 2026)
ロンドンの家賃上昇率は英国のほかの地域と比較すると低めですが、そもそもの家賃水準が非常に高いのが特徴です。
例えば、家賃が月£2,338の場合、年間では£28,056になります。
1ポンド200円で計算すると、年間約561万円です。これはあくまで為替を固定した比較用の金額ですが、ロンドンの住宅費の大きさが分かります。
これから借りる人は平均募集家賃£2,825にも注目
ここで注意したいのが、ONSの平均家賃と、これから新しく物件を借りる場合の募集家賃は異なることです。
Rightmoveの2026年第3四半期の調査によると、ロンドンの平均募集家賃は月額£2,825でした。
| 調査 | 月額家賃 | 調査対象 |
|---|---|---|
| ONS | £2,338 | 既存・新規契約を含む平均家賃 |
| Rightmove | £2,825 | 新たに募集される物件の平均家賃 |
出典:Rightmove Rental Price Tracker(Q3 2026)
両者は調査方法や対象物件が異なるため、単純に差額を比較することはできません。
ただし、これから赴任して住まいを探す場合、ONSの平均家賃だけで予算を組むのではなく、実際に募集されている物件の家賃を確認することが大切です。
また、上記の平均家賃にはさまざまな間取りの物件が含まれています。家族4人で2ベッドルームや3ベッドルームを探す場合は、平均より高い物件も多くなります。
日本人駐在員に人気のロンドン居住エリア6選
ロンドンで住む場所を選ぶ際には、家賃だけでなく、通勤時間、学校、日本食材店、医療機関、周辺環境なども重要です。
特に初めて海外赴任する場合、近くに日本人が暮らしていることは安心材料になると思います。
当ブログでは以前、日本人に人気のある次の6エリアについて、家賃相場や生活環境を詳しく紹介しました。
- Ealing・Acton(イーリング・アクトン)
- Chiswick(チズウィック)
- St John’s Wood・Swiss Cottage(セントジョンズウッド・スイスコテージ)
- Wimbledon・Richmond(ウィンブルドン・リッチモンド)
- Finchley(フィンチリー)
- Kensington・Chelsea(ケンジントン・チェルシー)
各地域の詳しい特徴、学校や日本食材店へのアクセス、間取り別の家賃目安については、以下の記事で紹介しています。
イーリング・アクトンは家族帯同の駐在員に人気
私が住んでいるイーリング・アクトン地域は、日本人の家族帯同駐在員にも人気のエリアです。
日本食材店や日本語対応のサービスを利用しやすく、Elizabeth lineなどを使ってロンドン中心部へアクセスできることも魅力です。
また、公園や住宅街が広がっており、家族で生活する環境を重視する方にも向いていると思います。
ただし、同じイーリングでもEaling Broadway周辺と、駅から離れた住宅街では家賃や利便性が異なります。
チズウィックは落ち着いた住宅街が魅力
Chiswickはロンドン西部の落ち着いた住宅エリアです。
Chiswick High Roadにはカフェやレストランが並び、周辺には公園や緑地もあります。
街の雰囲気を重視する方には魅力的ですが、人気の高い住宅街では家賃も高くなりがちです。
セントジョンズウッド・ケンジントンは家賃が高額
ロンドン中心部に比較的近いSt John’s WoodやKensington、Chelseaなどは、高級住宅地として知られています。
通勤や買い物の利便性が高い一方、広い住宅を借りる場合には相当な予算が必要になることがあります。
特に会社の住宅手当に上限がある場合、住居費と通勤・生活環境のバランスを考える必要があります。
ポストコード別の家賃相場|過去の独自調査を紹介
ロンドンの家賃を調べる際、当ブログではポストコード別の比較も行っています。
ポストコードとは英国の郵便番号で、例えばEaling Broadway周辺はW5、ChiswickはW4、ActonはW3といったコードが使われています。
以前、Rightmoveに掲載されていた物件を対象に、ポストコード・住宅タイプ・ベッドルーム数別の家賃を集計しました。
調査では、極端に掲載件数が少ない区分を避けるため、原則として5件以上のデータがある区分を対象にしています。
2025年のロンドン西部3ベッドルーム家賃調査
以下は、過去の独自調査で確認した3ベッドルーム物件の平均家賃と中央値です。
| ポストコード | エリア | 平均家賃 | 中央値 |
|---|---|---|---|
| W3 | Acton | £3,250 | £3,260 |
| W4 | Chiswick | £4,252 | £3,549 |
| W5 | Ealing | £3,815 | £2,999 |
| W6 | Hammersmith | £7,170 | £8,385 |
| W12 | Shepherd’s Bush | £3,853 | £3,146 |
※2025年に実施した当ブログ独自調査の結果です。2026年10月現在の募集家賃ではありません。また、サンプル数や物件構成によって平均値が大きく変動する場合があります。
この結果を見ると、同じロンドン西部でも地域によって大きな差があります。
特にW6のHammersmithは高額な物件の影響もあり、非常に高い結果になりました。
一方、W5のEalingでは平均値が£3,815であるのに対し、中央値は£2,999です。
このように、高額物件が平均値を押し上げている場合があるため、家賃相場を調べる際は平均値だけでなく中央値も参考にするとよいと思います。
詳しい調査方法や住宅タイプ別のデータは、以下の記事をご覧ください。


2026年の家賃相場と正確に比較するためには、同じポストコード、住宅タイプ、ベッドルーム数、集計条件で再調査する必要があります。
今後、同じ方法で最新データを集めることで、家賃がどの程度変化したのかを比較できればと考えています。
家族4人でロンドンに住む場合の年間家賃
夫婦と子ども2人の家族4人で暮らす場合、2ベッドルームまたは3ベッドルームの住宅を検討することが多いと思います。
子どもの年齢や部屋の使い方によって必要な間取りは変わりますが、家賃は毎月の支出に大きく影響します。
例えば、月額家賃が£2,500、£3,000、£3,500の場合、年間の家賃は次のとおりです。
| 月額家賃 | 年間家賃 | 円換算 |
|---|---|---|
| £2,500 | £30,000 | 600万円 |
| £3,000 | £36,000 | 720万円 |
| £3,500 | £42,000 | 840万円 |
※円換算は比較用に1ポンド=200円で計算しています。特定エリアの平均家賃ではなく、家賃別の試算です。
月額家賃が£500違うだけで、年間では£6,000もの差になります。
駐在員の場合は会社から住宅手当が支給されることもありますが、会社負担の範囲や上限額は事前に確認しておきたいところです。
家賃以外に必要な費用も忘れずに
ロンドンの住居費を考える際には、家賃以外の費用にも注意が必要です。
① Council Tax(カウンシルタックス)
Council Taxは、地方自治体に支払う税金です。
金額は物件の課税バンドや自治体によって異なり、賃貸住宅でも入居者が支払うケースが一般的です。
家賃に含まれているかどうかを契約前に確認しましょう。
② 電気・ガス・水道料金
英国の住宅は物件によって断熱性能が大きく異なります。
家賃が安くても、冬の暖房費が高額になる場合があります。
物件情報に掲載されるEPC(Energy Performance Certificate)の評価も確認しておくとよいでしょう。
③ インターネット・駐車場など
インターネット回線、駐車場、住民用駐車許可証などが必要になる場合があります。
また、通勤先から離れた場所に住む場合、交通費も考慮する必要があります。
家賃だけでなく、住居に関連する支出をまとめて比較することをおすすめします。
【2026年重要】英国の賃貸契約制度が変更
2026年5月1日、イングランドではRenters’ Rights Act 2025に基づく賃貸制度の大きな変更が実施されました。
これからロンドンで家を借りる方は、以前のAST契約を前提とした情報だけで判断しないよう注意が必要です。
ASTからAssured Periodic Tenancyへ
以前の一般的な民間賃貸契約では、Assured Shorthold Tenancy(AST)が広く利用されていました。
2026年5月1日以降、対象となる契約はAssured Periodic Tenancy(APT)へ移行し、原則として定期的に継続する契約形態となっています。
ただし、会社名義の賃貸契約など、契約の種類によって適用される制度が異なる場合があります。
駐在員の場合は、会社の人事担当者や不動産会社に契約形態を確認することが大切です。
家賃の前払いルールにも変更
2026年5月以降、対象となる新しいAPT契約では、契約締結前に家賃の前払いを要求・受領することが禁止されています。
また、契約締結後から入居開始前に請求できる家賃は、原則として最大1か月分です。
この新しいルールは、2026年5月1日より前に締結された契約には同じ形では適用されません。
海外赴任直後は英国の信用履歴がなく、入居審査に不安を感じる方もいると思います。
以前は多額の前払いを求められるケースもありましたが、現在は契約形態と適用されるルールを確認したうえで対応することが重要です。
出典:GOV.UK:Assured periodic tenancies – Rent in advance and deposits
デポジットはいくら必要?
英国で賃貸契約を結ぶ際には、通常デポジット(保証金)が必要です。
対象となる契約では、年間家賃が£50,000未満の場合、デポジットの上限は原則5週間分です。
年間家賃が£50,000以上の場合は、原則6週間分が上限となります。
例えば、月額家賃£3,000の場合、年間家賃は£36,000なので、5週間分のデポジット上限は約£3,462です。
計算式:£3,000 × 12か月 ÷ 52週 × 5週 = 約£3,462
また、物件を仮押さえするHolding Depositは、原則として最大1週間分です。
デポジットの返還条件や、政府承認の保護制度に登録されるかどうかも確認しておきましょう。
出典:GOV.UK:Tenancy deposit protection
ロンドンで家探しをする際のチェックポイント
ロンドンでの家探しでは、物件の写真や家賃だけで決めないことをおすすめします。
私自身、ロンドンで生活していて、住居の立地や周辺環境が日々の暮らしやすさに大きく影響すると感じています。
① 通勤時間を確認する
地図上では近くても、乗り換えが多いと通勤に時間がかかる場合があります。
また、ロンドンの地下鉄や鉄道では週末に工事が行われることもあります。
実際に通勤する時間帯で経路を確認しましょう。
② 子どもの学校へのアクセス
家族帯同の場合、学校までの距離や通学方法は重要です。
現地校、日本人学校、補習校など、利用する教育機関によって住みやすいエリアが変わります。
学校へのアクセスを優先して住居を決める家庭もあると思います。
③ 家具付き・家具なし
英国の賃貸物件にはFurnished(家具付き)とUnfurnished(家具なし)があります。
家具付きと書かれていても、含まれる家具や家電は物件によって異なります。
ベッド、ソファ、ダイニングテーブル、洗濯機などの有無を確認しましょう。
④ 湿気・カビ・暖房設備
英国では、冬の結露や湿気が気になる物件もあります。
内見時には、壁や窓の状態、カビ、換気設備、暖房設備などを確認することをおすすめします。
⑤ 退去時の条件
海外駐在では、本帰国や転勤によって退去時期が変わる可能性があります。
解約通知期間や退去時の手続き、会社名義契約の場合の条件を事前に確認しておくと安心です。
ロンドンの家賃相場を調べるおすすめサイト
実際に物件を探す際には、以下のサイトが便利です。
特にRightmoveでは、希望するポストコード、ベッドルーム数、住宅タイプ、予算などを指定して検索できます。
過去の当ブログの家賃調査でもRightmoveを利用しています。
同じ条件で定期的に検索すると、地域ごとの家賃の変化を把握しやすくなります。
まとめ|ロンドンの家賃は高い!最新統計と地域別の相場を確認しよう
2026年9月のロンドン平均家賃は月額£2,338で、英国全体の約1.66倍でした。
さらに、Rightmoveの2026年第3四半期の平均募集家賃は月額£2,825となっており、これから家を借りる方は実際の募集価格を確認する必要があります。
家族帯同の駐在員の場合は、家賃だけでなく、学校、通勤、生活環境、日本語対応サービスなども含めて住むエリアを選ぶことが大切です。
また、2026年5月には賃貸制度が変更されました。契約時には最新のルールを確認しておきましょう。
当ブログでは、日本人に人気の居住エリアやポストコード別の家賃調査も紹介しています。
詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。


これからロンドンに赴任する方が、ご家族に合った住まいを見つけられることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事は2026年10月21日時点の情報をもとに作成しています。家賃相場や賃貸制度は変わる可能性があるため、最新情報をご確認ください。









